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DIYハンディドリル/ペットボトル編

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電子工作って?

DIYハンディドリル/ペットボトル編

DIYハンディドリル/ペットボトル編

ペットボトル製電動ドリル
2018/04/10

 手のひらに収まるくらいのハンディドリル(小型ドリル・ミニドリル)をDCモータと小型ペットボトルとガラス瓶のプラスチックキャップを使って自作してみました。

 作った目的は、片手で持つタイプながら、でっかく重量のある既存の電動ドリルと手回しの精密ドリルの間くらいで手軽に使えるドリルがあると良いなと思ったから。

 動機は、去年、電子工作を始めた当初から、常々、DCモータ、ステッピングモータ、サーボモータなどで何かツールを自作したいと思っていたこと。

 実際には、ツールとしては、最初に作る予定が、諸事情から3番めとなりました。

 参考にしたのは、各種YouTube動画。

 詳細については、いろいろなタイプの自作ドリルが、YouTubeに複数投稿されているので、それを参照すると良いですが、一応書いておくことにします。

必要なもの

ペットボトル製電動ドリル材料

 材料は、ミニペットボトル1本、ガラス瓶などの中蓋とキャップ(今回はプラスチック製)、ゴム板、DCモータ(今回使ったのは、操作電圧6V〜24V/15000〜18000rpm/シャフト径2.3mm)、ドリルビットセット(モータシャフト径2.3mm対応2.35mm)、ドリル刃(電動ドリル用)、スライドスイッチ、9V/006P電池ケース、9V/006P電池、プラスアルファ。

 今回は、プラスアルファとしては、丸く切り抜いたプラスチック1個。

 ちなみに100均で買ったゴム板も丸く切り抜いたものを1個使用するだけ。

 写真右にある透明のものは、緩衝材のプチプチですが、結果的に使いませんでした。

 より費用を抑えるには、DCモータを、もう少しスペックダウンするか、それに加え、ドリルビットセットではなく、カップリング継手(カプラー)を使い、ドリル刃を付ける方法もあります。

 ただし、複数の径に対応したドリルビットのセットと違い、カップリング継手は同じ径のものや別の径のものを接続するのに使える一方、モータシャフト径・ドリルシャフト径ともに固定となります。

作り方

DIY電動ドリルに使ったペットボトルとゴム板を丸く切り抜いたもの

 ペットボトルについては、小型ペットボトルのキャップ部を切断、DCモータがするりと抜け落ちない径のボトルのネック(首)部分からDCモータの長手方向に合わせ60mm(6cm)くらいを切断して使いました(後述の通り、もう少し、小さくてもよかったかも)。

 上がボトルの首の部分、下が胴部分で丸く切り抜いたプラスチックは、ドリルビット固定カバーを取った状態で入る程度の穴を中央に空け、グルーガンで固定。

 丸く切り抜いたゴムも中央に穴を空け、下(内)側からそこに入れるが、固定はしない(なんとなくクッションがあった方が良いかなと思った)。

DIY電動ドリル完成品

 ペットボトル部内側に先の丸ゴムを入れ、DCモータのシャフトにドリルビットをイモネジで固定したものを差し込んで先端を突き出させる。

 ただ、先のボトル6cmだと今回使ったモータを入れても周囲、長さ(高さ)共に余裕があり、後者を埋めるべく、当初、最初の写真にあったプチプチの切れ端を入れたのですが、熱がこもった結果か、切れ端をモータに巻き込み気味になったのか、回転が止まったりと微妙な状態になったため、これの代わりに、ゴムの上に点付け感覚で間隔を空けながら数カ所グルーガンを盛った。

 実際には、後部のキャップも固定、完成してから気づいたため、ペットボトル部のゴムのちょっと上あたりの周囲数カ所をハンダゴテで細長く穴を空け、なんとかプチプチを引き出した後、同じ穴からグルーガンで注入することになりました...(ある意味グルーガンでの固定箇所が、がっつりくっついていることの確認になりました)。

 ペットボトル部には、これ以外にも熱がこもらないよう、数カ所、穴を空けた。

DIY電動ドリル組み立て

 今回は、最後部にフタのごとく取り付けたキャップに9V電池ボックスを、その付近にスライドスイッチをグルーガンで固定。

 使用したいドリルビットを取り付け、ドリル刃を挿入、固定カバーネジをセットしたことを確認の上、電池を入れる。

 出来上がったところで機能確認のための試運転してみました。

 最初は、スイッチ式電源タップを見せるための表側のプラスチックの梱包材に穴あけ。

 続いて100均で買った桐のスノコ板に穴あけ。

 プラスチックは余裕、桐は、軽いが木でも堅い方なこともあり、多少、時間がかかるが、むしろ、貫通させるだけでなく、穴を掘るのにも使えてよいかも。

備考

 DCモータとドリルビットについては、シャフト径が各種あることを知らないまま、後者を買い、前後していくつか買ったDCモータがシャフト径が合わなかったり、モータ自体が思いの外、小さかったり...ようやくドリルビットに合うシャフト径を探すに至りました。

 また、電池駆動、かつ、ある程度パワフルとなると9V、これに耐え得るDCモータ...をとAmazon及びAmazonマーケットプレイスで探した結果、後にもっと安いのを見つけたが、ちょっと高いなとは思ったものの、当時、他に選択肢がなさそうに見えたため、当該モータを買った経緯があります。

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