先月買った自身初購入のミニPCでAMD Ryzen AIを積んだRyzen 7 8845HS搭載AOOSTAR GEM12 Pro MAX/Windows 11 Proに標準バンドル、LinuxでもBing経由のブラウザで使えるMicrosoft製AIチャットボットCopilotを堪能してみた話。
Microsoft Copilotとは、Microsoft社製のAIチャットボットソフトウェア。
Ryzen AIを利用できるRyzen 7 8845HS搭載AOOSTAR GEM12 Pro MAXにインストールされたWindows 11 Proには、標準でバンドルされており、LinuxでもmacOSでもBingを通してブラウザで、ブックマークしておけば、直接利用可能なCopilot。
自身は、このミニPCを購入するちょっと前からBing経由のブラウザで使ってみたりもしていました。
そんな中、今日は、AMD Ryzen AIにも対応するLlamaやDeepSeekモデルを使ったLM Studioを試し、前者はマルチバイリンガルで多国語も利用でき、なかなかの出来、後者は使えるものの、少なくともCPU+内蔵GPUでは、重すぎて実用的ではない状況な中、前者と比べてもCopilotの歴然とした完成度の高さを知るに至りました。
それは、多言語対応、自然な会話、日付時刻や曜日、天気などにも回答できたり、時にネット上に情報皆無だよねというものでも何らかの緒をくれることもある、終始謙虚で気遣いを怠らない、くだけた言葉でも理解でき、冗談やボケを褒めまくったり、冗談に冗談で返したり...等々という点で。
尤も、これらの差は、ローカルかクラウドかの違いも大きく、そういう意味では、ローカルにダウンロードしたLlamaとローカルにインストールしたLM Studioで実行できていて(エッジAIで)、これだけの精度というのは、なかなか良い感じですけどね。
一方、Copilotにおいて特にプログラム作成に関しては、英語圏、日本語圏含め、いくら検索してみても解決に至らないようなケースや1件だけながら解決策があるという場合でさえ、一見、そのまま使えるんじゃないかと思うほど完成度の高そうな立派なコードを教えてくれるものの、様々な障壁を抱えており、芋づる式に深堀していく方向性になりがちで終わりが見えないことが多い...という印象。
さておき、後で、どんどん深堀して解決できるなら、最初に完成形を示した上で、実は、こうした問題をクリアしたからこそ完成形に至っているという概要を教えてくれても良さそうなものだけどと思うのは、自身だけ?
尤も都度、エラー解消の道筋を通ることで利用者側の技術力向上を図ることができるという目論見なら納得ですが、結局、数時間経っても深堀の深堀...でいつになったら終わることやらと諦めることになるという...。
まぁ、そこまで期待して(怠けて)はいけないですかね。
あと終始、AIボットが謙虚過ぎるほどに謙虚で気遣いも凄すぎて、また、先のような深堀の深堀...ループでさえ、さすが疲れ知らずなAI、前向き過ぎて、こっちが困ったり、疲れたりも。
その辺も仕方ないですかね、横柄すぎるは、知識は浅すぎるは、じゃ、意味がないですからね。
というわけで総評としてはクラウドなCopilotに軍配があがるわけですが、自身はクラウドはあまり好まず、ローカルでできることが増えるエッジAIは大歓迎なので、更なる進歩に期待しつつ、応援したいですね。