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GPT-3のExamples/Notes to summaryを試してみた

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GPT-3のExamples/Notes to summaryを試してみた

GPT-3のExamples/Notes to summaryを試してみた

2021/11/28

 OpenAIの自然言語処理モデルGPT-3のExamples/Notes to summaryを試してみました。

Notes to summary

debian:~$ python openai_examples_notes_summary.py
('井戸端会議の要約:\n\n渡辺: 3丁目の鈴木さんの息子さん結婚したんですって\n垣内 : あら、そうなの?私が本命だと思ってたのに!\n木村: おいおい!\n垣内: はいはい?\n渡辺: あんたの孫娘ならまだわかるけどさ。\n垣内: あーら今の時代、年の差なんて関係ないのよ、オホホホホ。\n\n要約:',)
 
 渡辺: 3丁目の鈴木さんの息子さん結婚したんですって
 
垣内 : あら、そうなの?私が
debian:~$ python openai_examples_notes_summary.py
('井戸端会議の要約:\n\n渡辺: 3丁目の鈴木さんの息子さん結婚したんですって\n垣内 : あら、そうなの?私が本命だと思ってたのに!\n木村: おいおい!\n垣内: はいはい?\n渡辺: あんたの孫娘ならまだわかるけどさ。\n垣内: あーら今の時代、年の差なんて関係ないのよ、オホホホホ。\n\n要約:',)
 
{
 "id": "cmpl-xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx",
 "object": "text_completion",
 "created": xxxxxxxx,
 "model": "davinci:2020-05-03",
 "choices": [
  {
   "text": " \n\n渡辺: 3丁目の鈴木さんの息子さん結婚したんですって\n\n垣内 : あら、そうなの?私が",
   "index": 0,
   "logprobs": null,
   "finish_reason": "length"
  }
 ]
}
debian:~$

 誰がなんと言ったと列挙した議事録から要約文に変換するNotes to summary

 議事録じゃなくて「会議の内容を」、要約文というより「短文に」ですね、まぁ、つまり、会議内容の要約で良いかなと。

 というか、オリジナルも含めて要約になっているのか、微妙...。

debian:~$ cat openai_examples_notes_summary.py
import openai
import os
import json
 
openai.api_key = os.getenv("OPENAI_API_KEY")
#prompt="Convert my short hand into a first-hand account of the meeting:\n\nTom: Profits up 50%\nJane: New servers are online\nKjel: Need more time to fix software\nJane: Happy to help\nParkman: Beta testing almost done\n\nSummary:",
prompt="井戸端会議の要約:\n\n渡辺: 3丁目の鈴木さんの息子さん結婚したんですって\n垣内 : あら、そうなの?私が本命だと思ってたのに!\n木村: おいおい!\n垣内: はいはい?\n渡辺: あんたの孫娘ならまだわかるけどさ。\n垣内: あーら今の時代、年の差なんて関係ないのよ、オホホホホ。\n\n要約:"
 
response = openai.Completion.create(
 engine="davinci-instruct-beta",
 prompt=prompt,
 temperature=0.7,
 max_tokens=64,
 top_p=1.0,
 frequency_penalty=0.0,
 presence_penalty=0.0,
)
#print(prompt)
print(str(prompt))
print(" ")
print(response['choices'][0]['text'])
#print(str(response['choices'][0]['text']))
#print(json.dumps(response, ensure_ascii=False, indent=2))
debian:~$

 ソースはこんな感じ、環境変数OPENAI_API_KEYに自分のAPIキーが入っている前提です。

 そのままでは想定通り機能しないので一部オリジナルソースから変更しています。

 print()、もしくは、json出力しないと実行しても何も表示されないので何れかを追加する必要があり、後者用にimport jsonを追加。

 が、応答内容によっては、何れか一方では表示できないことがあり、他方を使用せざるを得ないこともあります。

 表示できないのが、print文なら、response配列を文字列にキャストすれば、たいていは凌げますが。

 応答文だけだとチャット状態にならず、問いかけ文も表示したいところ。

 が、サンプル通りだとprintやjson形式で出力しようにも問いかけ用の変数promptがスコープの範囲になく、スコープに入るようPythonの場合だとインデント階層を相応に上げたところで変数が登場(変数宣言)するようにする必要があります。

 また、promptの中身によっては、文字列にキャストしないとエラーとなるケースもありました。

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