自作テレビドアホン子機の構成は以下の通り。
自作するワイヤレスドアホン子機は、音声のみのインターホン子機の脇に設置。
1のESP32 S3カメラボードは、ドア外の映像取得のため。
1のESP32 S3カメラボード用で2のOV2640 75mm ナイトビジョンカメラは、組み込むにあたり、カメラ設置の柔軟性をあげるためフレキシブルケーブルを長めの75mm、曇天・夜間にも対応するためナイトビジョン。
3の赤外線LEDライトは、ドアホン親機からドア外を確認時、4のCOB LEDライトは、ドアホン子機ボタン押下時、それぞれ、かつ、周囲が暗い場合の補助灯として。
5のOrange Pi Zero 3は、スピーカー&マイク出力切り替え用SBCとして。
6は、5のSBC用オプションで必要なものをチョイス、尚、7で代替できるのでACアダプタ、また、今回は12のアンプ+13のスピーカーで使用のGPIOと被る、かつ、USBデバイスは、11のマイクのみのため、拡張ボードは使わない。
7のPoEスプリッターは、1のESP32カメラボード、3の赤外線LEDライト、4のCOB LEDライト、5のSBCへの給電、有線LAN接続するため。
8のLANケーブルは、PoE中継機から7のPoEスプリッターまでの通信・電源用。
9のDCコネクタケーブル、10の2P配線コネクタ、11の降圧モジュールは、7のPoEスプリッタのDCプラグ(12V)から降圧するため、9をDCコネクタアダプタとせず、ケーブルとしたのは筐体内で引き回しの自由度を上げるため。
12のUSBマイクは、当然、子機で音声を拾うため、6の内、拡張ボード上に2つあるUSBポート中1つに接続。
13のUSBスピーカーも当然、宅内からの音声を発するため、こぶりで安価なアンプ付きUSBスピーカーが見当たらず、モノラルで十分なので筐体収納スペース容量を抑えるため、分解し、基板+ケーブル+シングルホーン+USB&フォーンプラグケーブルを取り出し、6の内、拡張ボード上に2つあるUSBポート中1つに接続。
14のタッチセンサーは、既存で音声のみのインターホン子機ボタン上に配置、自作ドアホン連携のトリガーとするため。
(常に同時に押されることを意図しており、そのように実装してあるものの、仮に軽ーーーくタッチされ押下しきれなかったとしてもドアホン親機側では映像は表示され、通話可能状態とはなる、加えて適度に音を出すなりすれば外に聞こえるほどにするかは別として宅内では事足り問題なし)。
15のMOSFETリレーは、タッチセンサーON信号か、ドアホン親機からドア外映像確認の信号でON。
16のMOSFETは、3.3VのON/OFFで14のタッチセンサーON、かつ付属CDSが感知した暗い場合に12Vの3の赤外線LEDライト、ドアホン親機からドア外映像確認の信号かつ、17のCDSで4のLEDライトを制御するため。
17のLDR/CDSは、CDS付属の3の赤外線LEDライトとは異なり、CDSのない4のLEDライトの明暗時のOFF/ON用。
ドアホン子機としての制御については、親機側Orange Pi Zero 3のpython、bashやPulseAudio|PipeWireのpactlで。