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自作スマートスピーカでリモコン無サーキュレーターを音声操作

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Raspberry Piって?

自作スマートスピーカでリモコン無サーキュレーターを音声操作

自作スマートスピーカでリモコン無サーキュレーターを音声操作

2019/04/29

 以前、作って運用しつつもブラッシュアップ中のRaspberry Pi 3 Model B+とJuliusOpen JTalkベースの自作スマートスピーカーがあります。

 主な機能は、

 尚、ラズパイ用ACアダプタを挿したスイッチ付きコンセントでのON/OFFとは別にラズパイ用boot/reboot/shutdown物理ボタン付き。

 音声認識にJuliusを使った自作スマートスピーカーに伝言とメモの機能を実装するにあたり、マイクとスピーカーを専有してしまうOSSやALSAからPulseAudioに移行しました。

 ちなみに便利なのでラズパイだけでなく、PC/Debianにも自作スマートスピーカー機能を搭載しています。

 自ずとモニタ付きとなるPC版スマートスピーカーには、PC及びラズパイ双方のスマートスピーカー機能のデスクトップアプリとしてPyQt5/Qt Designerによる操作パネルも作成しました。

リモコン非対応のサーキュレーターを音声操作

自作ESP8266スマートプラグ/スマートコンセントでリモコン非対応サーキュレーターをブラウザから遠隔操作でON

 今回は、リモコンのないサーキュレーターを音声操作でON/OFFします。

 リモコンに対応していなくてもESP8266による自作スマートコンセントのようなスマートプラグにつなぐと非リモコン扇風機を遠隔操作できます。

概要

 詳細は、各リンク先に譲りますが、概要としては、次のようになります。

 何をどう操作するかイメージすべく、

$ pwd
/home/xxx/julius/path/to/dictation-kit
$ vi ./mydic.list
<sil> [] silB
<sil> [] silE
<sp> [] sp
スタンバイ [スタンバイ] s u t a N b a i
ニュートラル [ニュートラル] n u t o r a r u
...
サイドボードのサーキュレーターつけて [サイドサーキュ運転] s a i d o b o: d o n o s a: ky u r e: t a: t u k e t e
サイドボードのサーキュレーター消して [サイドサーキュ停止] s a i d o b o: d o n o s a: ky u r e: t a: k e s i t e
...
$ iconv -f utf8 -t eucjp mydic.list > mydic.eucjp
$

 数部屋に渡って数台ある場合、文言も工夫を要しますが、せめて同一フロアごとにスマートスピーカーを置いてそれぞれ操作した方が良いでしょう。

 音声認識ソフトウェアJulius用には、

 []内が応答スクリプトvoicerecieve.plに音声テキスト(条件分岐の条件)として渡される部分。

$ pwd
/home/xxx/sound/
$ vi ./voicerecieve.pl
#!/usr/bin/env perl
...
      # 【サーキュレーター】
      when("サイドサーキュ運転"){
       system("/home/xxx/sound/script/circulator_1_control.pl power &");
      }
 ...
      when("サイドサーキュ停止"){
       system("/home/xxx/sound/script/circulator_1_control.pl stop &");
      }
 ...
 

 Juliusから渡される音声テキストへの応答スクリプトvoicerecieve.plは、

 このようなPerlスクリプトの場合、system()を使って実際の家電操作スクリプトcirculator_1_control.plを呼ぶ。

$ pwd
/home/xxx/sound/script
$ vi ./circulator_1_control.pl
#!/usr/bin/env perl
use utf8;
#use strict;
use warnings;
 
use 5.10.0;
 
use Encode;
use IO::Socket;
 
use LWP::Simple;
use LWP::UserAgent;
use HTTP::Request::Common( "GET" );
 
# サーキュレーター用スマートリモコンサーバー
local $esp_circulator1_server='esp_circulator1.local';
 
if ($ARGV[0] eq "power"){
  print "$esp_circulator1_server/POWER ON\n";
 
  #### インスタンスの生成
  my $ua = new LWP::UserAgent;
  $ua->timeout( 10 );
  #### 要求条件を生成
  my $req = GET( "http://esp_circulator1.local/power" );
  my $res = $ua->request( $req );
  print $res->as_string;
}
...
elsif ($ARGV[0] eq "stop"){
  print "$esp_circulator1_server/POWER OFF\n";
  my $ua = new LWP::UserAgent;
  $ua->timeout( 10 );
  my $req = GET( "http://esp_circulator1.local/stop" );
  my $res = $ua->request( $req );
}
else {
  print "Argument Error!";
}

 サーキュレーター操作スクリプトcirculator_1_control.plは、

 ユーザーエージェントのインスタンス化、タイムアウト、リクエスト要求は、共用してもよいかも。

 また、use文は、要らないのもあるかも。

 自動起動時(や現在のログイン状態)に反映すべく、

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