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自作テレビドアホン親機の構成

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Orange Piって?

自作テレビドアホン親機の構成

自作テレビドアホン親機の構成

2025/02/11

 自作テレビドアホン親機の構成は以下の通り。

  1. 7インチIPSタッチスクリーン x1
  2. HDMI-HDMI UPアダプタ x2
  3. HDMI-microHDMIケーブル x1
  4. microUSBプラグ-TypeCコネクタアダプタ x1
  5. スクリーン用架台 x1
  6. Orange Pi Zero 3 RAM4GB x1
  7. Orange Pi Zero用拡張ボード/microSDカードほか x1
  8. SSD 512GB x1
  9. SSD/HDDケース 2.5インチ x1
  10. USBスピーカー x1
  11. USBマイク x1
  12. バスパワーUSBハブ4ポート x1
  13. PoE+スプリッタ microUSB x1
  14. microUSB Type-C変換アダプタ x1
  15. LANケーブル CAT6(CAT5e以上) x1
  16. 充電・通信対応USB A-Type C 5V 3A丸ケーブル 被覆含む外径3mm〜3mmちょい(出所・詳細仕様失念も当該仕様なはず) x1

 親機は、壁に設置する余地はあるも、とりあえず、ダイニングテーブル上に配置。

 1のタッチスクリーンのHDMIポートに2のHDMI UPアダプタを2個連結及び3のHDMI-microHDMIケーブルを6のOrange Pi Zero 3本体のmicroHDMIポートに接続。

 タッチパネルのTouchとPower、2つのUSBポートの内、Touch側に4のmicroUSB-Type Cアダプタ+16のType CなUSBケーブルを6のOrange Pi Zero 3本体唯一のUSBポートに接続(他のUSBデバイスは拡張ボード上のUSBポートに接続する12のUSBハブに接続)。

 3のHDMI-microHDMIケーブルについては、1のタッチスクリーンに付属のアダプタケーブルもあったものの、HDMI-HDMIだったため、6のOrange Pi Zero 3のmicroHDMIコネクタと合致させるために用意。

 更に今回は、ディスプレイからの突起を極力減らしつつ、コンパクトに収めるべく、ケーブルの向きを変えるために2のHDMIアダプタUPタイプを連結させる恰好で2つ、その先に3のHDMI-microHDMIケーブル、そして6のOrange Pi Zero 3本体のmicroHDMIポートに接続。

 また、USBも4のmicroUSB-Type C180度転換アダプタを介して手持ちで充電・通信可能で5V 3A対応なはずのmicroUSB Type-Cケーブルを6のOrange Pi Zero 3本体のUSBポートへ接続。

 HDMIアダプタUPタイプを連結させたのは、180度転換タイプの出口がminiHDMIのものを間違えて購入してしまったのに加え、それよりも試しに買ってあったダイソーで90度タイプを追加して2個買った方が即入手でき微妙に安い上、架台との兼ね合いからも大ぶりな方が都合が良かったため。

 USBの方は、当初、microUSB-Type Cの市販品が豊富なのに比し、microUSB-microUSB180度転換アダプタが見つからなかったことから12のmicroUSB Type-C変換アダプタで1のタッチスクリーン付属のノイズ減衰目的なフェライトコア付きUSB A-microUSBケーブルを使用していました。

 が、さすがにアダプタ+アダプタ+USBケーブルだからでしょう、稀に接触不良が発生することがあってモニタ表示やタッチ操作ができなくなったりし、180度転換アダプタに直接USB A-Type Cケーブルをと(フェライトコアはないながら)同ケーブルを手持ちの中からチョイス。

 尚、この手持ちのUSB Type Cケーブル、100均のものと思い込んでいましたが、100均もそれ以外も履歴を探してもない、唯一、黒の丸ケーブルで履歴があったのはiPhone/Android両用とあり、Type Cではないはずなので該当せず、何かの機器に付属していたものかも。

 ちなみに種類の違いは少ない中、100均の通信もでき5V 3AなType Cケーブル 1種を試してみたところ、何度やってみても表示はされてもタッチ操作はできませんでした。

 5のスクリーン架台は、360度水平回転、チルト範囲も180度と広く、高さ調整可のそこそこ重量のあるもので安定性と柔軟性を兼ね備え、1のタッチスクリーン用としてテーブル上での使い勝手が良いと判断。

 6のOrange Pi Zero 3は、8のSSDを直接駆動できないため、ブート用にmicroSDカードも併用したチェーンブート、OSは、リポジトリをdebian.orgとしたDebian BookwormベースのOrange Pi OS。

 7のOrange Pi Zero用セットは、ACアダプタ、拡張ボード、アルミケース、microSDカード、ヒートシンクなど必要に応じてチョイスして使用。

 8のSSDと9のSSDケースは、システム及び一時的なストレージ用。

 12のバスパワーUSBハブは、8、9のSSD+ケース、10のUSBスピーカー、11のUSBマイク用で7のセットの内、7の内、拡張ボード上のUSBポートに接続。

 拡張ボードのみならず、USBハブもUSBポートが1ポート余る、ならば、この構成で、もしくは、4のSBC本体のUSBポートにUSBハブを...という話もあるものの、何れにせよ、バスパワーなUSBハブに、加えてタッチディスプレイ用電源を持たせるには心もとないので。

 13の通信のみならず、給電もできるPoEスプリッタと14のmicroUSB-Type Cアダプタは、SBCを予定していたラズパイ3B+から6のOrange Pi Zero 3への変更に伴う選定。

 PoEスプリッタの上流は、PoEエクステンダ-PoEスイッチングハブ-ルーター(アクセスポイント用も可)。

 PoEスプリッタで代替できるため、6のOrange Pi Zero 3に7にあるACアダプタは不要。

 15のLANケーブルは、PoEエクステンダ-PoEスプリッタ間用、LAN環境がMax1Gbpsなので、これに対応のCAT5e以上のLANケーブル要、今回使用したのはCAT6。

 今回は間に合っているものの、親機の構成によっては、加えてPoEスプリッタ-SBC間にCAT5e以上対応のLAN延長アダプタ+LANケーブルが必要となる可能性も。

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