Android Studioのインストールと日本語対応について。
もう、だいぶ前の話ですが、ホームページの体裁確認の為にAndroidエミュレータ(確かEclipseのプラグインADT/Android Development Tools)を使おうと思ったら、あまりの遅さに呆れ返った日のことを思い出します。
あの頃も確かそうでしたが、少し前までも同様にIDEやSDK、Javaのインストールや環境設定があってめんどくさいことこの上ないものだったようです。
が、今は、公式のAndroid Studio のインストールの通り、DOWNLOAD ANDROID STUDIOから、WindowsやmacOSならインストーラをダウンロードして実行するだけ、Chrome OSもそこにある通り、Linuxでも圧縮ファイルをダウンロードして展開、必要ならPATHを通すだけです。
Linuxについては、手順はその通りですが、必要なライブラリの準備としてUbuntuとFedoraの例があり、Debianを使っている自身もUbuntu同様かと思いきや、なぜか、準備する必要がありませんでした。
Android Studioを起動すると[設定] => [plugin]に日本語の他、中国語や韓国語など、それらしいEPAがありました(Pleiades導入後、今見たらない...)が、インストールして再起動してみても何事もなかったように[Install]ボタンが表示されており、インストールできませんでした。
また、Android Studioは、IntelliJ IDEAベースということもあり、最近では、IntelliJ IDEA:日本語、中国語、韓国語のローカライゼーションEAPを紹介で日本語化できるようですが、これまたできませんでした。
今、思えば、これらは同じもの?
何れにせよ、JetBrains 製品の日本語化マニュアルの通り、それ以前の定番?だった模様のPleiadesプラグインを使う必要がありました。
Android Studioの日本語化もWindowsやmacOSならウィザードに沿ってできるようなので簡単です。
Debianな自身も、圧縮ファイルをダウンロード、展開、VMオプションファイルを編集して完了。
ちなみに「カスタム VM オプションファイル」は、Android Studioの[Help/ヘルプ(H)] => [Edit custom VM option/カスタム VM オプションの編集...]から設定・編集できます。
Linuxの場合、.config/Google/AndroidStudio4.1(4.1は当該バージョン)ディレクトリにstudio64.vmoptionsがなければ、作成するもよし、あれば、編集することもできます。
自身は、基本、基本システムは少容量のSSD 128GB、その他は、大容量HDD 2TB(の一部)に分けているのでホームディレクトリが膨れ上がるのを好みません。
そんな時に便利なのが、.config/Google/AndroidStudio4.1(4.1は当該バージョン)ディレクトリに置くと効く、.idea.propertiesとvmoptions(Linux x86_64だとstudio64.vmoptions)ファイル。
これらは、それぞれ、Android Studioの[Help/ヘルプ(H)]の[Edit custom properties/カスタム プロパティーの編集...]、[Edit custom VM option/カスタム VM オプションの編集...]からも設定・編集できます。
中身は、こんな風にしています。
idea.propertiesのidea.log.pathとidea.plugins.pathについては、Android Studioを起動したところ、吹き出しで、それを設定するなら、これらも設定してよとあったので追記。
ここで編集することもできますが、studio64.vmoptionsの-Xmx2048mには、Android Studioに割り当てた最大メモリ(RAM 2048MB/2GB)が反映されるようです。