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Orange Pi Zero 3でHDMI接続7inchタッチパネルを使う

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Orange Piって?

Orange Pi Zero 3でHDMI接続7inchタッチパネルを使う

Orange Pi Zero 3でHDMI接続7inchタッチパネルを使う

2024/05/08

 Orange Pi Zero 3で7インチHDMI接続の静電容量式IPSタッチスクリーン付きTFT液晶モニタでタッチ操作できた話。

 検証においては、Raspberry Pi 400で先に利用可能なことを確認できたのですが、購入した目的は、自作中のテレビドアホン親機モニタとしてOrange Pi Zero 3 RAM4GBで使うこと。

 よってOrange Pi Zero 3でHDMIタッチディスプレイを使えないと意味がないわけです。

 ただ、中国語はさっぱりであることもあり、英語圏含め、ネットで探してもZero 3でタッチパネルでの利用を模索中な人々ばかり、Orange Pi本家通販サイトでもRock chip用のタッチディスプレイはある模様もH618というかAllwinner用はなさ気。

 そんな中、唯一の希望となっていたのは、当該タッチディスプレイを買ったAliExpressのセラーの商品ページにおいてレビューに1つだけ「Orange Pi Zero 3で使えた」の一言があったこと(自身も書いたので現時点では2件はありますが。)。

 このレビューがなくても買う気は満々だったとは言え、心強い後押しになったのは間違いありません。

2024/05/14

 先日までは、raspberry-pi-osでしか確認できなかったタッチパネル操作、LXDE-piに限らず、Kali Linux/デスクトップMATEでも起動直後からできることを確認。

7インチHDMIタッチスクリーン

AliExpressで買ったHDMI接続7インチIPSタッチスクリーン

 今回使ったのは、AliExpressで買ったHDMI接続の7インチIPSタッチスクリーン、[7 Inch HDMI Display]、[CE]、[RoHS]、[1024x600 Pixel]、[USB Touch]の印字しかなく、メーカーは不明。

 と思いきや、デスクトップ環境の[ディスプレイ/Displays]には、[Daewoo Electronics Company Ltd 21]とあり、これがメーカーのようです。

7インチIPSタッチスクリーンのインタフェース

 表面はスクリーンのみ、回路のある背面には、HDMIポート、TOUCH(用microUSB)ポート、POWER(用microUSB)ポートとバックライト用ON/OFFスライドスイッチがあります。

HDMI接続7インチIPSタッチスクリーンとノートパソコンの15インチディスプレイを並べてみた

 ノートパソコンの15インチディスプレイと比べてみるとこんな感じ。

 同じサイズや違うサイズ、タッチありだったりタッチなしだったり、同じ系譜のものと思われるスクリーンを多数のセラーが販売しており、他方のmicroUSBポートの印字もPOWERでなく、(結果2ポートとも)TOUCHとなっているものもあるようです。

 尤もどうやら、これらmicroUSBの2ポートは、共に電源を備えたタッチ用ポートであり、同じ機能で何れか一方のみ使えばよさ気少なくともこのタッチスクリーンについては、POWERは単に電源供給で表示専用モニタとして、TOUCHにつなぐことで初めてタッチ操作できました

 スクリーンの4隅には、留め穴があり、付属スペーサとビスは、平置き時の脚とすることを想定している模様。

7インチIPSタッチモニタ用にAliExpressで買ったパンチルト自由自在なスタンド

 ちなみに自身は、これ用にパン360度、銀色のアームはある程度の重さのものを載せて角度を変えても安定感のあるヒンジが底板設置部と中央部の2箇所にあって自由度も高くチルトも180度以上とちょっとイケてる白いスタンドを買いました。

OS選定の経緯

 RAM4GBの1台めこそArmbianを入れられず、公式Orange Pi OSの1つDebian Bookwormサーバ版としたものの、2台めこそとばかりにOrange Pi(ベンダー)提供のArmbianとArmbianコミュニティ版双方のBookworm CLIをインストールしてみました。

 Xorgに依存しないCLIゆえでしょう実際のタッチ操作こそ確認はできませんでしたが、一応、タッチパネルも試したCLIのArmbian上でも/dev/input/evnet*に該当するものがあり、インストールしたevtestを実行するとテストはできてタッチごとに情報がズラッと表示されることは確認済みでした。

 ただ、自作中のテレビドアホン親機のみならず、子機用のマイク&スピーカー制御にもOrange Pi Zero 3を使用(よってRAM1GBか2GBをもう1台調達)予定な中、状況は少し違えど何れのArmbianもすんなりスピーカー出力ができない(コミュニティ版についてはダウンロードページにオーディオが不完全と明記あり)...、何とかなるさと入れてみたものの、自身では、なんともならず、ドアホン親機にせよ、子機にせよ、これは致命的なので断念。

 他方、サーバ版からデスクトップを入れた公式Orange Pi OS/Debian BookwormのUSBをどこにやったか失念、再度試すと一部aptパッケージにおいてIPが見つからず、デスクトップ環境をインストールできない...、続いてxfceデスクトップイメージをddするとUSBメモリだからか性能によるのかオレンジの断面とWindowsかのような複数の点が円状にくるくる回わり続けるも、数十分待っても起動できない...という状況に。

 そうなると残るは、Arch Linuxか、Ubuntuなど他の公式OSか、サードパーティのkali Linuxベースか、ラズパイOSベースraspberry-pi-osか。

 情報を探していた際、ラズパイでもRaspberry Pi OS公式デスクトップLXDE-piなら起動直後からタッチパネルが使えるらしき情報を見かけていた折、Orange Pi Zero 3用サードパーティOS raspberry-pi-osもLXDE-piであることを知るに至りました。

2024/05/14

 冒頭追記の通り、Orange Pi Zero 3サードパーティOSの1つKali Linux/デスクトップMATEでも起動直後から、あっさり、タッチパネルのタッチ操作ができ、試行錯誤の末、スピーカー出力もできるようになったので他のOSでもいける可能性も。

Orange Pi Zero 3/raspberry-pi-osで7インチHDMI IPSタッチパネル

 というわけでraspberry-pi-osイメージをddして、タッチパネルのHDMIポートとtouchポートをOrange Pi Zero 3のmicroHDMIポートと(拡張ボードやUSBハブの)USBポートそれぞれに接続、起動させてみると...

 モニタ回転時の挙動は未対応ながら、Orange Pi Zero 3のサードパーティ製OSであるraspberry-pi-osでも起動直後から、あっさり、この7インチHDMIタッチスクリーンのタッチ操作ができました。

 と言っても、この動画は、中国語のままじゃな...と、言語など、ある程度、設定してから撮ったものですが。

 解像度もSBC用を一通り網羅しているのか、このタッチスクリーンの1024x600にピッタリ。

 CLIでは、また、サードパーティOSの1つorange-pi-osのLXDE-piデスクトップでも文字やアイコンは、だいぶ小さいです(と思いきや、フォントが違うのか、kali LinuxのMATEデスクトップは、そうでもなく、さほど違和感はありませんでした。

 とは言え、指でもタッチ操作はできるにはできますが、このままだとスタイラスペンの方が無難な感じですけどね。

 ただ、先に利用できたラズパイ400/GNOME xorgデスクトップにおいては試行錯誤して/boot/config.txtの編集や/etc/modulesへの追記をした末であり、hdmi_group/hdmi_mode以外の設定が必要だったのか否かについては、未検証。

 よってLXDE-piだけが何らユーザーが設定することなく、タッチパネルを使えるものなのかどうかについては現時点では定かではありません。

2024/05/14

 前述の通り、同じくサードパーティなKali Linux/デスクトップMATEでもメニューから辿った[ディスプレイ]にタッチディスプレイが認識され、即、タッチ操作できることを確認済み。

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