Androidでは、Google Play以外からのアプリの配布を認めており、オープンソースアプリに特化したF-Droidからアプリをダウンロードすることもできます。
例えば、Google Playの類似サービスにあるようにAndroid端末メーカーによるものなど複数の配布サイトが知られています。
F-DroidをAndroidにインストールすれば、Google Playだけでなく、F-DroidからAndroid用のアプリをインストールすることができるようなります。
そのためにAndroidには、「提供元不明のアプリをインストールする」という設定があり、Android 8含む以降のバージョンでは、アプリごとに、それ以前のバージョンでは、端末ベースで[設定]から有効/無効にすることができます。
つまり、Android 8含む以降のバージョンなら、F-Droidアプリに対して、これを有効・無効にすることができます。
尚、Android 8含む以降のバージョンでは、F-Droidをインストールしさえすれば、その後は、(ブラウザ)アプリの「提供元不明のアプリをインストールする」をオフにしておくことができますが、それ以前のバージョンでは、これをオフにするとF-Droidからアプリをインストールすることができなくなるのでオンのままにしておく必要がある点は、要注意。
F-Droidには、起動後の[設定]から[アプリの互換性]と題して(端末と)[互換性の無いバージョン](を表示するか否か)、[好ましくない機能の使用が必要なアプリ](を表示するか否か)のオプションもあります。
後者をOFFにしておけば、必然的に利用可能なアプリの総数は減りますが、例えば、広告やトラッキング、既知の脆弱性のない、全てにおいてフリーなアプリだけを使うことができます。
また、同様にリポジトリを追加することもできます。
ここでは、AndroidにF-Droidをインストール、更にF-DroidからAndroidにアプリをインストールしてみます。
その前に、そもそも、Androidでは、Googleが、iPhoneでは、Appleが、位置情報などを収集しており、Googleにおいては、これらの設定をOFFにしてさえ 取得しているとも言われており、どこまでを安全とするかは、難しい部分があります。
自分のみならず、電話帳へのアクセスなどは、他人をも巻き込む可能性があるので慎重を期すに越したことはないでしょう。
それを含め、残念ながら、この世に完全に安全ということはなく、Google Playやそこで配布されるアプリも例外ではなく、他を使う場合には、尚の事、自己責任となるので必要に応じて配布元のセキュリティポリシーなど確認できることは確認しておくとよいでしょう。
Google Playなりにセキュリティポリシーはあるも位置情報を始めとする個人情報を抜くことを目的とするなど悪用目的のアプリも存在すると言われています。
Androidもオープンソースであり、オープンソースソフトウェアは、全てがオープンなだけに不正をすれば、活発なほど、利用者が多いほど、早期の内に発見されるので安全と言われていますが、それでも警戒する人はいるでしょう。
よって何が安全かを判断するのは、利用者一人ひとりであり、利用に当たっては、自己責任という言葉が、つきまとうのも致し方ないところ。
ちなみに消滅する可能性は、何れもあるので、どっちもどっち。
BSD*/UNIX/Linuxを常用していてオープンソースがより安全と考えている自身は、既にGoogle Playから厳選し、インストールしたAndroidお気に入りのアプリ達があり、Avastスマホセキュリティでも全て安全とされてはいますが、新たなアプリのインストールはもちろん、F-Droidにあるアプリで代用できるものは、順次、置き換えていこうと思っています。
F-Droidには、数少なそうながらGoogle Playと被るものも含め、現時点で、ざっと3679個ほどのアプリがあるようで減もあるにせよ、今後、増えていく可能性は充分にあるでしょう。
F-Droidのインストールは、あっけないほどに簡単です。
あとは、F-Droidを起動して好みの設定をしつつ、好きなアプリを見つけてインストールするだけ。
尚、一部、英語表記もありますが、F-Droidは、基本的には、日本語対応しており、アプリも対応しているものが多いものと思います。
ここでは、サンプルとしてFeederをインストールしてみることにします。
F-Droidからのアプリのインストールも基本3ステップと実に簡単です。
尚、初めてF-Droidからアプリをインストールする際には、以下のように[セキュリティ状の理由から、...]とF-Droidからの不明なアプリのインストールを許可する設定を求められますが、この設定をオフにしない限り、以後は、表示されません。
しばらく使っていてPC版F-Droidにはあるアプリが、スマホ版F-Droidに表示されないことがあることに気づきました。
そんな時は、スマホ版F-Droidをアンインストールして、改めてAndroidにF-Droidをインストールする方法にあるようにブラウザからF-Droidにアクセス、ダウンロード、そして再度インストールし直しましょう。
すると新しいアプリも見つかるようになります...って、これってバグですよね...。
更に更に、[更新]も常に最新になってましたが、非rootだと更新パッケージをダウンロードして自分でインストールする必要があるのですが、更新をインストールしたこともないので、って今回再インストールしたら20数個は更新があったので...これもバグですよね...。
結構前から、うーんと思いつつも放置していたのですが、やはり、再インストールで解決しました。
って今後もF-Droidごと再インストールしないとダメなのでしょうか...?