IoTや電子工作に取り組み始めて来月いっぱいで約1年、なかなか奥が深く、自身は、と言えば、まだまだ入口をうろうろしている状況といったところでしょうか。
電子部品の名前と機能の組み合わせや使い方を結構、覚えた気はするものの、難しいものからは、ついつい目を背けていますし、応用が効くほどでもありません。
回路図は簡単なものなら読むことができますが、まだまだ、電子部品のデータシートも必要最小限のことは確認しますが、隅々まで読んで把握できるには程遠いといったところ。
それでも、当初、1つ2つできれば...と思っていた実用品は、専用ボードやユニバーサルボードへのはんだ付けではなく、ブレッドボードベースですが、仕掛かりを含め、今時点で10種前後、ツールなどを含めれば30種弱にはなりました。
いきなりか!という感もありますが、必要になることもあるだろうと電子工作を始めた当時、ちょうどスクラップにせざるを得なくなったデスクトップPCの電源を安定化電源として流用もしました。
そんなこんなで、これまでにも汎用的に使えるものだけをザッと挙げても100個単位で3mmや5mmのLED、数十種数百本入ったカーボン抵抗や金属皮膜抵抗、各種パックになったセラミックコンデンサや電解コンデンサ、トランジスタ、トグルスイッチやロッカスイッチ、昇圧や降圧タイプのDC-DCコンバータ、バナナプラグ、バナナジャック、ワニグチクリップ、ICテストクリップ、熱収縮チューブやカプトンテープなどの絶縁テープ...等々、いろいろ調達してきました。
が、これだけあっても、既存の回路に更なる工夫を加えようと思ったり、いざ、アイデアが浮かび、何か作ろうと思うと手持ちのパーツだけでは足りないことも多く、改めて探すことになるんですよね。
そんな時、いろいろなショップを見て回ることになるわけですが、例えば、押しボタンスイッチだけでも圧倒的に種類が豊富なRSコンポーネンツで探すことも多いです。
種類が豊富ということは、往々にして新たな発見につながり、新たな発見は、新たなアイデアにつながると思うから。
こんな風に時を重ねた今も尚、IoT、電子工作への熱は冷めるどころか、どんどん熱くなるばかりで放熱対策が必要なほど!?
アイデアの源泉は、やはり、先人たちの足跡...ということでinstructables.comやhackster.ioなどを眺めては、真似てみたり、新たな創作のため、脳をリフレッシュさせてみたりしています。
今時点、近日中に作りたいと思っているのは、検証済みの100均のLEDストリングによる誘導イルミを元にLEDストリップを使ったべット下ランプ、デスク下ランプ、夜間誘導灯、更に無線モジュールを追加し、既に仕掛かり中のドアベル回路とタッチパネルリモコン、エアコンのオートメーション化の実用化、新たに水道からではなく容器からのポンプ汲み上げによる花壇やバルコニーの複数の鉢植え・プランターへの灌漑散水など。
形にはなっても、電池駆動なら、できる限りの省電力化や省エネ、ソーラー発電の採用検討など、課題が残ることも多いのですが、歩みを止めないためにも、これらについては、共通部分でもあるため、ある解を得たら、平行展開することもできるしくらいに軽く捉えるようにしています。
以上、とある電子工作・IoT初心者の1年の歩みでした。