今回は、とてもシンプルで比較的ポピュラーな街路灯や常夜灯の仕組みでもある暗くなると自動的に明かりが点く簡易回路をブレッドボードを使って自作してみます。(100円じゃないまでも常夜灯は今時100均にも売ってたりします。)
ちなみに写って(映って)はいませんが、周囲の明かりに使っているライトは、100均ダイソーの100円の電球型USB接続ランプで、やはり、ダイソーにあった200円商品Android用ACコンセント接続充電器につないでいます。
なんとこの光センサ、Arduinoボードやマイコンなしで機能してしまう。(ただし、明るくなると点灯するタイプの光センサを、このように機能させるには、マイコンやArduinoボードでスケッチ書いて逆に機能するようにする必要があります。)
自作鳥よけ装置でも使っていますが、ここで作る簡易装置は、周囲が明るくなったり、暗くなったりすると機能する光センサの内、暗くなるとON(回路が閉)になり、明るくなるとOFF(回路が開)になる感光センサモジュールのセンサ入力をLEDが点灯する回路のLEDのアノードにつないでいるだけ。
この回路に使ったのは、5色x20個=100個250円の白色LED 5mmを1個2.5円、2000円の37センサーキットに入っていたフォトレジスタ(CdS)1個、仮に55円、抵抗値各種820本で410円の220Ω金属皮膜抵抗(諸般の事情でカーボン抵抗を使ってる)1本0.5円、118円の400穴ブレッドボード1個、ブレッドボード用電源1個120円、1個120円(今は3個200円)の9V/006P電池ボックス1個、アルカリ9V乾電池1個(と言っても残量6Vちょい、しかも電源モジュールで5V/3.3Vに降圧して使用)、仮に108円、40本120円のジャンパワイヤ4本で約12円で計約538円。
尤も金額合わせとはいえ先日買ったばかりということもあって使ってみたブレッドボード用電源は不要、ブレッドボードも5個200円のミニで十分であり、多少配線ケーブルが増えるにしても少なくとも200円前後は省けるので約338円。
このジャンパワイヤ、いつも買ってるオス-オス 40ピンではなく、より格安な65ピンを買ってみたら、短いのと長いのが入っており、よりコンパクトに収まる短いものを使ってみました。(ピンはいっぱいまで入りませんが...逆に細芯のテストリードやICテストクリップでチェックするには便利かも!?)
LEDテープによる誘導イルミの方法を流用すれば、この街路灯回路では、PIRセンサーも不要だし、LEDテープ(ストリップ)ライトとアルミフレームを使った実用品でも1000円ちょっとできそうです。