シングルボードコンピュータとは、アーキテクチャごとの各種チップを搭載、一定の動作を可能とする、多くの場合、むき出しのコンピューター基板であり、評価ボード、更に組み込み機器開発用として、はたまたUSBなどのより標準的なインタフェースを備え、OSを搭載し、PC用途としてさえ使えるものまで様々です。
製造前の大型コンピュータなどにおいて事前に性能評価を行なう為などに用いられるものは、評価ボード、組み込み機器PC登場前から存在し、愛好家など個人でもマイコン(マイコンピューター)などと呼ばれ、ホビー用途として電子工作などに利用されていたりもしましたが、これらや組み込み機器開発用のものは、シングルボードコンピューターと言うよりは、ワンボードマイコンと呼ばれることの方が多いかもしれません。
近年、電子工作や組み込み系開発用などに人気のあるArduinoの他、PCというか、サーバー用途などに人気のあるシングルボードコンピュータにRaspberry Pi、これを模したBanana Pi、これら以外にもBeagleBoard、BeagleBone、PandaBoardなどがあるようです。