ミニPCとは、CPUやRAM、ストレージやOSのない自分好みに仕立てられる筐体としてのベアボーンをベースにメーカーアレンジのPC機能搭載済み小型PCであり、見た目はデスクトップPC小型版、中身は主に冷却面の制約から薄型ノートPC仕様となることが多い、小さな筐体にPC機能を収めたコンピューター本体のこと。
メーカーは、中国発が多く、TRIGKEY、GTKTec、MINISFORUM、Beelink、AOOSTAR等々があり、各社、幅広く、あらゆるスペックの製品群を揃え、ベアボーンとミニPCを共に販売していることも多いようです。
プロセッサもIntel Atom、CeleronやCore i、AMD Ryzenなど、CPUのみならず、GPUやNPU内蔵なものもあったり、AI対応や非対応なもの、4コア4スレッドから16コア32スレッドやそれ以上など、RAMも4GBあたりから8GB/16Gb/32GB/64GB、128GBまで拡張可能なもの、ストレージは基本、PCIe SSD、USBポートもUSB4/Type C/USB3.2/USB2.0など、電源もType Cもあれば、ACアダプタもあり、HDMI、DP、OCuLinkポートがあったり、4Kや8K対応、2画面、3画面、4画面同時に使えるもの、Wi-Fi/Bluetooth搭載が多く、LANポートは2.5Gが1ポートならず2ポートあったりなど様々。
価格帯は、同じようなスペックでもモニタやキーボード等がある分かノートPCより、小型であるということより、スペース的に格納可能な機能的制約や冷却効率の制約から搭載される薄型ノート|ラップトップPC性能とデスクトップPC性能の兼ね合いからかデスクトップより、ミニPCについては割安感のある安価な価格設定がなされることが多いようです。
なお、ミニPCは、PC機能搭載済みでも本体のみなので他マシンからSSH、VNCでリモート(遠隔)操作、そうでなければ、モニタ、キーボード、マウス、場合によってはタッチパネルなどが別途必要となります。
9年前にラズパイ2Bでサーバを建てたり、8年前に電子工作・IoTガジェット/スマートデバイス製作を始めたりした前後、ベアボーン界隈に目が向きつつも導入は至りませんでした。
時は流れ、今日、自身初となるミニPCを買ってみることにしました。
いずれも快調・現役なラズパイサーバ、9年落ちでサブなデュアルコア RAM4GBノートPC、今やメインで3年経過のクアッドコア RAM4GBのラズパイ400(OSは全てLinux)、今なお、快適で現役バリバリとは言え、ラズパイサーバやサブマシンはそろそろ...。
また、先月完成・運用中の自作テレビドアホン、親機専用機以外に親機としてパソコンも使えるようにしたのですが、スマホやタブレットも親機としてスマートに使えるように自身初となるモバイルアプリを作ろうと思い立ち、開発環境となり得るマシン、というだけならミニPCについては4〜5万円もあれば良さ気、でも他にアプリを作る予定はない...、その後の使いみちは...、AIくらいか?
ということで多少なりともAIに対応できるマシンをと選定した結果買ったのがAMD Ryzen AI内蔵Ryzen 7 8845HS搭載で多彩なスペックなAOOSTAR GEM12 MAX(クーポン値引き後75920円)...でも良かったものの、わずか2900円差で更に指紋認証によるロック解除や本体搭載画面に監視モニタ他を表示・電源を入れたままBIOS設定変更も可能っぽい選択肢があることに気づき、Amazonでクーポン値引きもあって78820円なこのAOOSTAR Pro MAXにすることに。