Arduinoを使って『ソーラートラッカー(太陽光追尾/追従/追跡装置)』のデモンストレーションをやってみるページ。
今回は、Arduino Solar Tracker with ServoMotor(1軸)のスケッチをそのまま使わせて頂きました。
必要となるのは、Arduinoボード、サーボモータ、ブレッドボード各1個、光センサ(CdSセル)、抵抗10Kを各2個、ジャンパワイヤ適量。
金額的には、サーボやCdSセルは10個セットなどまとめ買い単価割りするとしてAmazonやAmazonマーケットプレイス価格で約700〜900円程度かと。
今回、サーボモータには、1.8kgf程度と思われるプラスチック製ギアのマイクロサーボモータSG90を使いましたが、パネルサイズや固定部の材料などにもよるにしても実際には、金属製ギアでもっとパワーのあるものが必要になるのではないかと思われます。
スケッチは、リンク先を参照。
サーボモータの上の造形物は、見ての通り、ダンボール(薄手のもの)。
アーム部分だけでもよくね?という気もしますが、ソーラーパネル風にそれっぽく!?プレート部もつけてみました。
アーム部分とプレート部分は両面テープ、アーム部分とサーボモータは、付属ホーンを取り付けたサーボ付属のビスで、サーボモータ自体は、100均のミニバイスで固定。
動作・挙動は、こんな感じ。
ソーラーパネルを載せているわけでもなく、太陽光での検証は、時間がかかり過ぎ、やったとしても定点観測後、数千、数万倍速再生...というのは現実的ではない。
よって、ここでは、一方のCdSセルにライトで光を当てたり、他方を手で覆ったりすることで30秒程度に収まるテストを行ないました。
Arduinoでの試作、デモ回路を模索する中で今回、ソーラートラッカーをチョイスしたまでであって現時点では、まだ、ソーラーシステムの自作は考えていません。
だいぶ前に検討、必要資材も見繕ってはみたのですが、必要なパネル容量・サイズ、バッテリサイズ、これに伴う設置場所...を決め兼ね、加えて試算上、費用対効果がイマイチというのが、未だ着手していない主な理由。
というか、以前、Arduino Solar Tracker(2軸)にチャレンジしてみたものの、テスト方法を誤って挫折したことがあります。
1軸がわかってしまえば、スケッチも構造も2軸はそれほど難しくなさそうですが、商用では、どうも1軸が主流らしいという噂も。
商用の場合、往々にしてパネルを敷き詰めて並べるから上下方向で角度変えても...、それか、太陽の高さが変わるのが、数カ月ごとというレベルだとコスパ面でも、その時に手動、もしくは、手作業を伴う電動でいっかという話に落ち着くとか、実は、黄金比があって一年中固定でベストな角度があるんだよねとかなのかな?