ロジック・アナライザ(ロジアナ)はArduino専用というわけではなく、電子回路共通で使える電気の見える化ができるハードウェア及びソフトウェアでオシロスコープと使い分けられ、主に電気回路のデバッグに使われるものらしい。
Saleae Logic互換 8ch 24MHz ロジックアナライザでもマルチプラットフォームなSaleae Logicオリジナルソフトウェアも使えてしまうものの、その使用は認められていない模様。
ただ、オープンソース、フリーで同じくマルチプラットフォームのsigrok/PulseViewがあり、これを使わせて頂くことができます。
これを使うにあたって必要なのは、ハードウェアとしてのロジアナ、PCとの接続用USBケーブル、チャンネル、GND接続用ジャンパワイヤ、それと先のソフトウェア、これを入手・実行可能なパソコン及びOSがあればよいでしょう。
と言っても多機能・フルスペックのロジアナは数万〜数百万と高いので安価なSaleae Logicよりも激安な互換機をチョイスすることにしましたが、それでも少なくとも2つはあるようで今回買って使ったのは基板むき出しではなく、ケースに入っていてUSBケーブル(USB Aオス-Mini USBオス)とジャンパワイヤ メス-メス 10本(1ch〜8chとGNDx2ポート分)がセットになったもの。
動作確認については、8ch 24MHzロジック・アナライザ、導入については、Debianでロジアナに書いた通り。
Linuxでも手順さえわかれば、簡単は簡単ですが、WindowsやmacOSなら、おそらく、もっと手軽に導入できるでしょう。
詳細な使用方法や設定方法については、まだ、自身が、ロジアナ自体よくわかっていないので逐一、覚えていこうと考えていますが、このSaleae Logic互換 8ch 24MHz ロジックアナライザについては、とりあえず、PCのUSBポートに挿し、PulseViewなどソフトを起動(順番は逆でも可)、必要に応じて1〜8本、ジャンパワイアを介して1ch〜8chの入力として接続、[Start]ボタンをクリックするだけでキャプチャされたデジタル波形が表示されます。
尚、Saleae Logicオリジナルソフトウェアでは、[Start]ボタンの横の矢印マークをクリックすると性能の異なるLogic 4/Logic 8/Logic Pro 8/Logic 16(数値はチャンネル数の模様)などスペックを選ぶことが可能、それぞれ相応の設定ができ、相応の時間でキャプチャが実行されます。
そのうち、Logic4以外は(たぶん1chだけ接続)、キャプチャすると多少時間はかかりますが、デジタルな矩形波だけでなく、アナログそのままなのか、デジタルから換算した擬似的なものなのかはわかりませんが、正弦波や三角波なども表示されました。