ギリDebianくくりできそうなUbuntuにおいてapt-keyが使えなくなってから初となるWineの導入と文字化け対策を100%先人達の知恵に依存してやってみた話。
Debian系で公式リポジトリ以外のリポジトリを登録する際に使われるapt-keyが非推奨となり、DebianでもクリーンインストールのBookwormでは、いよいよ公式リポジトリから消えたらしく、本来は、代わりとしてgpgコマンドを使うことになるらしい。
が、自身は上手く扱えなかったため、即方針転換(実はできてたけど~/.wineを削除してリセットしなかったのが原因だっただけかも)、他の方法を探した結果、原始的でシンプルな方法にたどり着きました。
更に以前できていた文字化け対策では太刀打ちできなかったため、新たに方法を探したところ、有志が公開してくれた多くの文字化けに効果があるフォント集をregeditで登録する方法にめぐりあいました。
とあるインストーラでほんのわずかに文字化けは残っており、更にフォントが必要そうですが、自身の作業には支障ない程度で、事なきを得ました。
途中、遭遇するかもしれない事態にも対処法があって何から何まで100%助けられました。
その一連のコマンドがこれ。
教えてくれた先人たちのサイトは次の通り。
数日前に買ったAMD Ryzen AIを積んだRyzen 8845HS搭載ミニPCAOOSTAR GEM12 Pro MAXでAMD Ryzen AIを試すにあたり、Linuxカーネル6.10以上が必要そうでした。
自身が普段、複数台のデバイスで使っているDebianより、Ubuntuの方が最新カーネルに近いだろうし、カーネルのアップデートが簡単そうと思ったら、デフォルトで6.11.0-19-genericでアップデートすら不要ということで運用という意味では初となるUbuntuに決定。
更にAOOSTAR GEM12 Pro MAXは、本体にモニタを備えており、そこにリアルタイムシステム監視モニタも表示でき、Windows( 11 Pro)ならWindows上で各種設定を変更できるMicrosoft製だというソフトをダウンロード・インストールできます。
もう10年以上UNIX/BSD*/Linux erな自身は、これら設定変更できることに惹かれて[Pro MAX]を選択したのですが、Windowsでしか使えないとは、それがMicrosoft製だとは、(事前情報もなく、)届いて同梱の説明書を読むまで知らず、Linuxでも使えないものか、まずはWineでと試すに至った次第。
そもそも届くやいなやプリインストール済みなWindows 11 ProにDebianを上書きインストールする気満々だったので。
が、インストーラも起動、インストールも完了したものの、管理者権限を要するソフトでWineはroot実行非推奨な上、Wine公式でも、そうしたソフトでroot実行したとしても解決にはならないだろうという記述があり、rootで無理やりやってみたものの、Wineデバッガに致命的なエラーを告げられ、結果、少なくともWineでの実行については断念することに。
また、エッジAI機能確認できるアプリも未だ少ない中、Windows 11が、一歩リードな感もあって当面、内蔵SSDのWindows 11 ProとUSBブートで2.5インチSSD Ubuntuをデュアルブートすることに。
まぁ、やってみるたびに何かしら、つまづきがちなWineのインストール方法というか、リポジトリ登録方法、文字化け対策方法があることがわかっただけでも収穫ということで。