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古いパソコンの再利用/dynabook Satellite T30 160C/5WにNetBSD/i386をインストール

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古いパソコンの再利用/dynabook Satellite T30 160C/5WにNetBSD/i386をインストール

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dynabook Satellite T30 160C/5WにNetBSD/i386をインストール

NetBSD/dynabook Satellite t30
dynabook Satellite T30 160C/5W
CPU:Intel Celeron M 520 1.60GHz
RAM:512MB
HDD:80GB
OS:Windows XP => NetBSD

 XPのサポート期限が切れたノートPC、dynabook Satellite T30 160C/5WにLinux/*BSD/PC-UNIXの中から何を入れようかと迷っていて決めかねていたわけですが、なんと作業用と成り得る3台の内、日常的にに使っていたWindows Vistaの入ったHP Pavilion Slimline s3140jpのHDDが、作業中に突如再起動状態となり、起動するのかと思いきや、Phoenix BIOSからバックアップとHDDの交換を促すメッセージにより、終焉を告げられ、起動できなくなったので、とりあえず、既にWindows 98 SEからNetBSDに入れ替えていたSOTEC e-one 500Aを使おうと思ったら、一時的ではあったものの、なんとe-oneも電源や動作が不安定、キーボードの認識も怪しくなったことからdynabookを使う必要に迫られました。

 前に使ったUSBメモリスティックなどが既にあり、環境的には、NetBSDが、最も手っ取り早かったこともあり、e-one、FUJITSU FMV C6320に続いてdynabookにもNetBSD/i386を入れることに。

 若干迷いましたが、ブートメニューとしてGRUB、第1基本パーティションにFreeDOS、第2基本パーティション(BSD的にはスライス)にNetBSD/i386、スライス内のBSDパーティションは、最適に小分けにできるほどの経験値を積んでいないのでラベルaをルート、bをスワップとしてディスク全体を割り当て、スワップ領域は、適当に1GBとることにしました。

 すぐに[sudo]をインストール、[visudo]で編集、[useradd]で一般ユーザーなど必要なユーザーを追加、ウィンドウマネージャにJWM/Joe's Window Manager、ブラウザにMidori、ファイルマネージャにNautilus、Nautilusのゴミ箱(Trash)機能などの連携のためにgvfs(Sambaを使ったネットワーク上のWindowsフォルダへのアクセスも可能となる)、画像処理用にGIMP、GPicView、GQView、FTPにFileZilla、ホームページ・テキスト編集にLeafpad、メーラにClaws-Mail、ウィルスチェックにClamAntiVirus/ClamAV、スキャナ用にSANE、印刷用にLPRng、CUPS、Ghostscript、xpdf、mupdf、foomatic関連、hpijs、日本語変換にSCIMとAnthyをインストール。

$ sudo find start_dir -type f -name "*.html~" -delete

 Webサイトの編集に当たってはshellやfind/grep/awk/perlなどによるワンライナーやスクリプト、関数といったコマンドラインベースではなく、やはり、GUIでファイルの横断検索や一括置換できるツール、できれば正規表現も使えるとなお便利で重宝しますが、これまでWindowsマシンで行っていたことからBSD/PC-UNIX/Linux用には探したことがなく、あえて作ってくれている人がいるかどうか。。。と思っていたら案の定、情報が少ない模様、その中でホームページエディタBlueFishにはそうした機能も含まれているらしいということで使ってみるととりあえず目的は達し、機能的にはすごく満足、ただ、操作の手数が多くなることもあり、専用ツールがあればと思わなくもありませんが、とりあえず助かりました。

 サーバにアップしてみると、あれ?ファイル数が倍増してる・・・と思ったら、ファイルを[xxx.html~]といったネーミングで自動バックアップしてくれていたようで[find]コマンドでサーバとローカルの対象ファイルを削除。

 そんなこんなでrootをログアウト。

 一般アカウントでログインし、[sudo]して[/etc/rc.d]に必要なデーモンをコピー、[/etc/rc.conf]を編集、一般アカウントで[~/.profile]を編集、[~/.xinitrc]、[~/.jwmrc]をコピー、[sudo]して一般アカウントに[chown]して編集、[/usr/pkg/etc/freshclam.conf]、[/usr/pkg/etc/clamd.conf]、[/usr/pkg/etc/clamav-milter.conf]を確認、必要に応じて編集、日本語キーボード設定、スタートメニュー、(Nautilusメニューが右クリックとなった関係で)マウスホイールクリックメニュー、デスクトップ用トレイを設定、Claws-Mailに必要な受信フォルダを作成、振り分け設定、FileZillaでWebサーバ上のHTMLドキュメントや画像ファイルをローカル編集用にダウンロードするなどし、2〜3時間後には、HP PavilionのVistaからdynabookのNetBSDにメインマシンを切り替え、メールチェックやWeb編集など仕掛かりの作業を継続しました。

 dynabookでは、このままNetBSDを継続利用することにし、後々、音量調整含む音源関連や、dynabookでは、CD/DVDドライブも健在なのでインターネットラジオ等々含め、VLCやXineあたりもインストールする予定です。

 新品で買ったものの、わずか数回しか使用しないまま、XPのサポート期限切れを迎えてしまったdynabookが、一時的とはいえ、ここにきてメインマシンとなりました。

 本来のメインマシンHP Pavilion Slimlineは内蔵HDDを交換するつもりなのでそれからOSを考えることにします。

統合デスクトップ環境を試してみたら

 後日、何の気なしにdynabookのNetBSDにxfce4を入れてみたら軽快に動作、NetBSDのパッケージリストには、LXDEはなく、他方、更に欲張ってGNOME、KDEを入れてみたものの、結果Xfceに戻しましたが、FMVについても入れ替えてあげるのも良さげに思えてきました。

 ちなみにKDE(NetBSDのパッケージではKDE 3.5)はデフォルトの状態で使う分には、操作上、不都合はありませんが、パネルにウィジェットを追加するなどするとさすがにシングルコアCPU、RAM512MBのdynabookの許容範囲を超えたようでクラッシュ、GNOMEはデフォルトはシンプル過ぎるほどシンプルですが、相応に機能を追加していくとdynabookのスペックには厳しいだろうということでXfceに戻すことにしました。

Mozilla系ブラウザの日本語対応

 Xfce4も入れられたところでお気に入りなんだけどクラッシュの多いMidoriの代替としてFirefox、いや、Seamonkeyの方が軽いかもなんてなんの根拠もなく、Seamonkeyをインストールしてみることにしました。

 尚、少なくともNetBSD/i386上では、FirefoxやSeamonkeyなどMozilla系ブラウザで日本語対応するためには、ブラウザ自体のほか、[*-l10n-*]という言語パックを併せてインストールするわけですが、それでもメニューは英語表示のままであり、メニューも日本語表示させるためには、インストールしたブラウザを起動、アドレス入力欄に[about:config]と入れて[Enter]なり、アドレス入力欄右端にあるクルッと回った更新マークをクリックするなりしてブラウズ画面上に注意/警告が出たら内容を確認の上、[OK]、次画面で[general.useragent.locale]行を探し、ダブルクリック、表示されたポップアップ画面の[en-US]を[ja-JP]に変更して[OK]ボタンをクリック、ポップアップ画面を閉じたら、ブラウザを再起動させます。

root以外のユーザーアカウントでログインできなくなる現象

 ある日突然、いつも使っているユーザーアカウントでログインできなくなりました。

 rootではログインでき、[su user_account]とすれば、[user_account]で作業できますし、[su - user_account]とすると[user_account]で設定されている通りの挙動を示し、デスクトップ環境が起動します。

 試しにrootで新なユーザーアカウントを作成してログインを試してみるも新たに作ったアカウントでもログインできません。

 普通に検索してみても、なぜか、情報がなく、「("rootでしか"|"rootしか"|"root以外") "ログインできなくなった"」をキーワードにしてみたら、@ITの古い記事に辿り着きました。

 そこには、[/etc/nologin]というファイルについての記述があり、それによると、どうやらこれは、マルチユーザーで使用している環境において管理者などが、メンテナンス時などでユーザーにログインさせたくない場合に、このファイルを作成してメッセージを書き込んでおくことでユーザーがログインしようとした時に、そのファイルに書かれたメッセージが表示され、ログインが拒否されるようになるようです。

 「/etc/nologinがある場合は、これを削除することでほかのユーザーでもログインできるようになる。」とあり、確認してみると確かに/etc/nologinファイルがあったので念の為リネームしてログアウト後、再びログインしてみると、何事もなかったかのように、すんなり、一般ユーザーアカウントでログインすることができました。

 こんな体験は初めてで、なぜ、どのような状況下で、勝手にこのファイルが作成されたのか、記事冒頭に「root以外のユーザーでログインできなくなったときは、/etcディレクトリにnologinというファイルが作成されている可能性が高い。」とあるものの、これは管理者などが作成するからという意味なのか、なんらかの状況下で勝手に作られてしまうことがあるということなのか、はたまた、外部から侵入されているという可能性もあるのか?、何れにしても参照した記事は2002年に書かれたようですから結構昔から既知の事実だったようです。

 というわけで、どのような状況下で作成されるのか調べてみると(rootのみ実行可能な)shutdownコマンドに時間指定(nowや指定時間、遅延時間)した時に作成され、その際、ログイン中のユーザーは強制的にログアウトされ、以降、確実にシャットダウンされるまで他のユーザーがログインできないようにするために/etc/nologinファイルが作成され、正常にシャットダウンされる直前に削除されるはずのもののようです。

 当然、これには、これらが実装されるはずである統合デスクトップ環境やウィンドウマネージャによるシャットダウンも含まれます。

 この症状は、ノートPCに入れたNetBSD/i386上のxfce4から[ログアウト]ボタンをクリック、[シャットダウン]した後、電源が切れるのが遅く感じ、落ちているかどうかわかりにくかった為、PCの電源ボタンを押して強制的に電源を切った後に起こったという自覚症状があることから、確実にシャットダウンされるまで放置しておかないといけないということで納得です。

後日談

 その後は、半ばBGM用のオーディオプレーヤーと化していましたが、とある検証において好奇心からスペックアップしてみたくなり、それに合わせるかのようにHDDに若干の異変を感じたため、RAM増強とHDD交換を検討することに。

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