この内容は、無料で使えてインストールも設定も簡単で手持ちのPCの中に擬似的なパソコンをいくつも作れてしまう各種仮想化ソフトウェアを使ってMS-DOS/FreeDOS/Windwos/PC-UNIX/BSD/Linux...etc.といった各種OSについてRAMベースでどの程度あれば起動するのかに着目し、検証してみた結果です。
尚、当然のことながら、追加含むアプリケーションが必要とするシステム要件、もし、物理マシンへの導入にあたって参考にする場合は、仮想化ソフトウェア及び仮想マシンや当サイト検証環境との何らかの差が生じる可能性については、別途考慮が必要です。
例えば、ここで示すRAM容量は、各仮想化ソフトウェアの仮想マシンに割り当てた値ですが、それぞれある容量以上のRAM値を指定した場合は、ゲストOS起動時にVirtualBox 4.2.12では、約10MB、QEMU/QtEmu 1.0.5では、約14MB、VMware Player 3.1.6では、約17MBほど仮想マシンの指定RAM量からメモリを消費するようです。
ちなみにCUI(Command line based User Interface)は、shellベースのコマンドライン入力、GUI(Graphical User Interface)は、グラフィカルなウィンドウマネージャを含む、いわゆるデスクトップ環境を指します。
検証の詳細については、各OSのリンク先を参照下さい。
メモリ4MB~16MB未満 | |
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CUI | GUI |
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メモリ4MB~16MB未満では、こうしたメモリ環境が一般的で当時主流だったMS-DOSとその代替を目指したFreeDOSのバージョン1.1が、4MBで円滑に起動しました。
MS-DOSは、サポート期限が切れているので現役ではありません。
Red Hat Linux 7.1は、VMware Player 3.1.6では、12MB以上あれば、スムースに起動しますが、バージョン9を最後にFedora Core、更にFedoraに引き継がれ、既に現役ではありません。
よって当サイトで検証したものの内、継続して開発されている中では、FreeDOS 1.1が、唯一4MBで起動することになります。