PCというか、OSを使っていれば、その種類を問わず、OS(カーネル)やアプリケーションのアップグレード/アップデートを自動または、手動で行う必要があります。
WindowsやMac OS X/OS Xでは、メジャーバージョンのアップグレード時は、PCごと買い換えたり、マシンスペック上対応可能であれば、CD/DVDなどの媒体を購入したり、なんらかの条件下でオンラインでアップグレード、LinuxディストリビューションにおいてはLinuxカーネルはモジュール化されており、パッケージソフトウェアのアップデートと同じ方法でLinuxカーネルもアップグレードされます。
*BSDやLinuxにおいては、メジャーバージョンのアップグレードであっても、そのためにPCを買い替える必要はなく、それらがフリーソフトウェアであれば、広く公開されているのでオンラインでアップグレードできます。
今回は、NetBSD/i386 6.1.3と6.1.4を入れたPCにおける6.1.5へのマイナーバージョンアップデートについて記します。
NetBSDのアップグレード方法は、1つや2つではなく、幾通りもあります。
すぐに思いつくのは、NetBSDのメニューベースのインストーラsysinstをブートできるLiveメディアがある、もしくは、改めて用意するなら、それを起動して、([a.Install...]ではなく、)[b:Upgrade NetBSD on a hard disk]メニューを選ぶという方法でしょう。
しかし、同じ[sysinst]を使うにしてもLiveメディアすら要らない、より簡単な方法もあります。