NetBSDは、有線LANはもちろん、無線LANも構成できるようになっています。
何れにせよ、同一ネットワークアドレスにあるPCなどの機器同士で更にデータ共有やデータの送受信をしたい場合には、NFS/Network File Systemや(Windowsの有無に関わらず)Sambaを使うとよいでしょう。
ネットワークデバイスの参照、設定などには、ifconfigコマンド、ネットワーク経路確認には、routeコマンドなどを利用することができます。
NetBSDで有線LANを構成する場合、DHCPを利用する(自動的にIPアドレスを配布してもらう)なら、マシンごとにDHCPクライアントの起動設定と自ホストのホスト名・ドメイン名を/etc/rc.confに設定するくらいでよいでしょう。
NetBSDにおいては、dhcpcd(DHCPサーバdhcpdではない)は、dhclientよりも新しいDHCPクライアントです。
各NetBSDマシンで各種ファイルにIPアドレスとホスト名の関連付け、必要ならネットワークアドレスのアクセス制限(許可/拒否)等々を行うこともできます。
設定したら各NetBSDマシンをLANケーブルでスイッチングハブにつなげてネットワークデーモンを再起動(/etc/rc.d/network onerestart/restart)するか、マシンを再起動するだけです。
これは、NetBSD 6.1.2(7.0.1も同様)にUSB有線LANアダプタBUFFALO LUA3-U2-ATXを装着した例ですが、USBポートに挿すだけで機能しました。
NetBSDでは、BUFFALO LUA3-U2-ATXのドライバ・チップセットASIX製AX88772には、ネットワークインタフェースaxe0が対応していました。
usbdevs(Linuxではlsusb)とifconfigを確認するとネットワークインタフェースaxe0が追加され、これとLUA3-U2-ATXが関連付けられていました。
[追記]
尚、LinuxではDebian 8 Jessie、Fedora 23、Mageia 5でもLUA3-U2-ATXを挿すだけで動作することを確認済みです。