ここでは、仮想マシンを作成・実行可能な仮想化ソフトウェアの1つであるVirtualBoxのゲストOSとしてWindows Server 2008をインストールする方法について記します。
今回は、Microsoft社のサイトから下記のWindows Server 2008 32bit日本語評価版ISOディスクイメージをダウンロード、使用させていただきました。
このISOディスクイメージは、ブータブルディスクイメージである為、そのまま利用するなら仮想CD/DVDディスクドライブ、物理DVDに焼いた場合には、物理CD/DVDドライブにセットして起動すれば、インストーラが表示され、いくつか設定すれば、あとはほぼ自動で再起動したりしつつ、インストールが完了するので簡単です。
尚、Windows Server 2008 32bit/日本語評価版では、[オンラインになったときに、自動的にWindowsのライセンス認証を行う(A)]のチェックを外し、プロダクトキーの入力をせずに[次へ]ボタンをクリックしてインストールを進めることから、途中、インストールするバージョンを選択する必要があり、今回は、Windows Server 2008 Enterprise版としてみました。
ちなみに評価版なので一定期間経過後には、利用できなくなります。
正確に計測していなかったので曖昧ではありますが、インストール時間は、15分前後だったように思われます。
初回起動時にパスワード設定を要し、割と複雑なものでないと通らない場合があります。
尚、デフォルトの解像度を800x600から1024x768に変更してみました。
この範囲の解像度の変更と反映だけなら[Guest Additions]のインストールは不要です。
ただ、マウス統合したいとか、シームレスモードやゲストOSの画面を自動リサイズしたい、共有フォルダを設定したい場合などには、[デバイス]から[Guest Additions のCDイメージを挿入 HOST+D]を選択、エクスプローラで[CDドライブ(D:)]を参照すると[Guest Additions]が追加されているはずなのでダブルクリックでインストールを開始しますが、ここでインストールが始まらず、ディスク内のファイルが表示される場合には、該当する[VBoxWindowsAdditions*](ここでは、[VBoxWindowsAdditions-x86])をダブルクリックしてインストールを開始、終了したら再起動します。