XPを例外としてサポート継続が10年とすれば、Vistaも2017年、7だって2020年、そして8だって2023年がリミット。。。と考えると最初からLinux、BSD、PC-UNIXだっていいじゃんって気にさえなってきます。
というわけで次の予定は、そのdynabookと同時に買ったVistaがプリインストールされていたHP Pavilion Slimline s3140jp(32ビットCPU:Intel Core 2 4300 1.8GHz/RAM:1GB/HDD:160GB)。
e-oneやFMVのOSをNetBSDに入れ替え終わってdynabookは何にしようなんて悠長に構えていたら、なんと購入して7年、Vistaのセキュリティサポート期限切れを迎える迎えない以前にHP Pavillion Slimelineのハードディスクが寿命を迎えてしまった模様。
Phoenix BIOSによるバックアップとHDD交換を促すメッセージが表示され、Vistaが起動せず、しかたがない、取りあえず購入後15年、バリバリ使っていた8年、一度もHDDが破損したことのないSOTEC e-oneで作業すればいっかなんて思って起動してみたら、続けば続くもので驚くことにe-oneの動作が不安定、キーボードを認識したりしなかったり、電源自体も怪しげ。。。
数日前、このSlimelineで作業中、ん?これって異音?もしかして、そろそろ。。。?なんて思ってたら案の定でした。
直前にローカル上でようやく仕上げた『いろいろなOSでプリンタを使う』のHTMLドキュメントが全滅してしまったり、Vistaが、ごにょごにょする前にポシャったのは、ちょっとだけ残念ですが、先の記事で使う予定だった画像やそれ以前のHTMLドキュメントはサーバにアップ済みでしたし、仮想マシンも数ヶ月前にすべて外付けHDDに移動、その他作業ファイルも事前に外付けHDDにバックアップをとっていたので仮にこのままファイルを取り出せなかったとしても、まぁ、被害を最小限に留めることができたといえるでしょう。
e-oneもOSを入れ替えた後でしたし、常用するわけでもないものの、手持ちの『デジカメ』や『スキャナ』、『プリンタ』の検証も終わり、(一番手のかかったプリンタ編の記事は消滅してしまったものの、)これらが使えることもわかった後だったこと、さらには、先送りしていたdynabookに手をつけざるを得なくなったこと、Slimlineは少スペース型で入れ替えが難儀そうですが、初のHDD入れ替えもできることなどからして、これもむしろラッキーだったと言っていいでしょう。
結局、何にしようか迷っていたdynabookのOSを急遽、入れ替えて使うことになり、おお、Nautilus(ファイルマネージャ)いいじゃんなんて思いながら、今もdynabookに入れたNetBSD上で編集中。
Windowsにそれほど思い入れもないものの、さすがにWindowsが1台もないのは不便かも?なんて以前からうすらぼんやり思っていたものの、なんのことはない、すごく快適、それより何よりデスクトップとノートPCの使い勝手、特に[HOME]/[END]などを利用するのに機能キーを同時押ししないといけなかったりといったキーボードのキーの数が少ないことなどの方が少々不便。
というわけでVistaのセキュリティサポート期限切れまで。。。と思っていたものが、OS入れ替えが、3年も早まってしまいました。。。一貫校じゃない普通科中高生なら入学から卒業、桃栗なら種植えてから食べ頃になるまで。。。なんて考えたら結構な時間軸。。。
きっとVista自体の復旧は無理でしょうから、HDDの換装(入れ替え)をしようと思います。
作業用マシンとして使えるマシンの中で仮想マシンの検証にも使っていたWindowsマシンがなくなってしまったわけでHDD換装後も仮想マシンの環境は作りたい、Windowsという選択肢はないのでBSD/PC-UNIX/Linux上で考慮するとKVM/QEMU、Xen、QEMU、Bochs、VMware、VirtualBox。。。と選択肢はむしろ増え、仮想化ソフトウェアにどれを使うかが、Slimlineに入れるOSの決め手となりそうです。
RAMは現状1GB(512MBx2枚)、Slimline s3140jpについては、RAMは最大2GB、2GBあれば、1GBでは厳しかったOSも仮想マシンで検証できるし、難儀そうな位置にあるHDDを換装するなら、同じく交換しづらい場所にありつつ、HDDを外せるほど解体すれば、RAMも交換しやすくなるはずだし、ついでに。。。とも思わなくもないものの、PAE付きで4GBのせられるなら積極的に考えたいところだけどなんて思うと微妙で悩ましいところでもありますが、RAMの増強は今のところ考えていません。