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何れにしても掃除は必須/古いパソコンの再利用

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古いパソコンの活用法は?

何れにしても掃除は必須/古いパソコンの再利用

何れにしても掃除は必須

 ただ、あげるにしても譲るにしても再利用するにしても、これを機に掃除はしておきましょう。

 廃棄、回収してもらうにしても自身または、業者の方の運搬時のことを考えたら、少なくともサッと表面くらいは拭いて、きれいにしておくとよいでしょう。

 それ以外の場合は、もっと念入りに掃除した方がよいでしょう。

 ノートパソコンにしてもデスクトップパソコンにしても多くの機種では、キーボードカバーでもしていない限り、キーボードの隙間などにホコリも溜まりますし、お茶やコーヒーのシミなどもあるかもしれませんしね。

 デスクトップパソコンならこれに加えてコンセントからはずのはもちろん、電源コード他、接続ケーブルを全て外して本体の中を覗いてみましょう。

 デスクトップパソコン本体のケースのカバーは、プラスドライバーで背面や底面などにある数本のビスを外せば、(ちょっとズラすとかスライドさせるとか、ちょっとしたコツが必要な場合もありますが、)簡単に外れます。

 一度もカバーを開けたことがないなら尚更、特に冷却ファン(扇風機と同じようなもの)に大量のホコリが詰まっている場合があります。

 そんな時は、手押しでシュッシュッと空気を送れるエアーブローやドライヤーの冷風でホコリを処理したり、すぐに乾くアルコールやベンジン、消毒液(オキシドールなど)などを浸した不織布、スポンジ、綿棒で拭いたりしておくとよいでしょう。

 というか、PCは熱を持つ(からこそ冷却ファンが付いている)のでホコリが詰まっていては、火災の原因にもなりかねませんから、作りにもよりますが、デスクトップPCならメインマシンとしてバリバリ利用中にも、たまにカバーを開けて掃除しておくのが賢明です。

 言うまでもないと思いますが、一応、精密機械ですので相応に慎重に。

 尤もホコリの溜まり具合は、PCの作りや高性能なほど、より高い冷却能力を求められると考えられる為、性能にもよります。

 例えば、後述のPCの内、CRTモニタ一体型デスクトップPCであるSOTEC e-one 500A(CPU:500MHz/RAM:128MB)は、10数年経って興味本位から最近になって初めて開けて一応掃除はしたものの、全くないと言っていいほどホコリがたまっている状況ではありませんでした。

 一方、小型・省スペース設計のHP Pavilion Slimline(CPU:Core2Duo 1.8GHz/RAM:1GB)は、買って数年で熱を持ったからか、動作が鈍くなったからかは、忘れたものの、開けてビックリ、ファン及び周辺のホコリの溜まり具合が、半端ではなく、それ以後、結構、頻繁にカバーを外して確認しますが、その度にホコリが溜まっているのでファン及びファン周辺のホコリ除去などを行っています。

 むしろ、HP Pavilionは、時の経過と技術の進歩でe-oneとは比較にならないほどのスペック、かつ、省スペース設計である割には、(排出はともかく、)外気をうまく取り込み、それを逃がさず、首尾よく、送風できているとも言えるのかもしれません。

 Compaq、いや、HPは、敢えて外部に排出させないことでPC利用者の鼻アレルギーを誘発する可能性を低減させている!?。。。なんてことは、あり得ない。。。

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