Fedora 20以降のアップグレードについて。
気づけば、7/24にFedora 26がリリースされていたようでアップグレードを試みると何やらエラーが。
ちょっと間をおくと何事もなかったように実行できるFedoraのこと、今回もそうだろうとたかをくくったものの、どうも違う模様。
エラーをよくみると
Cannot download 'http://download.fedoraproject.org/pub/fedora/linux/releases/26/Everything/i386/os/': Cannot download repomd.xml: Cannot download repodata/repomd.xml: All mirrors were tried.
Cannot download 'http://download.fedoraproject.org/pub/fedora/linux/updates/26/i386/': Cannot download repomd.xml: Cannot download repodata/repomd.xml: All mirrors were tried.
まさか、Fedoraとうとう32ビットをサポートしなくなったのか!?と思い調べてみるとF26 release announcementに「基本Intel 64ビットとARM 32ビットをサポート、スピンプロジェクトによってはx86 32ビットもサポートしている場合がある」旨の以下の一文が書いてある。
As always, Fedora is available for 32-bit ARM and 64-bit Intel architecture systems, and select Spins are also available for 32-bit x86. We're also simultaneously releasing for 64-bit ARM, Power (including a little endian variant), and s390x. For these, see: Fedora Alternate Architectures
リンク先を見るとARM® aarch64も追加された模様。
先のエラーになったリンクを探してみると26以下にi386は存在しない模様。
よってエラー内容と併せて見るに、Fedora Spinには、Fedora 26のx86 32ビット版インストールイメージは(今尚、)あるが、Workstation/Server/Cloudには既に存在せず、アップグレードについてもi386用のリポジトリがない為、25止まりで26へのアップグレードはできないようだ...。
Spinをクリーンインストールするという手もあるが、既に2ヶ月経過、あと4ヶ月ほどで次のリリース、そこでまたクリーンインストールか、i386が見捨てられるのかと考えると...残念だが...さよならFedora。
ACPIに起因して起動不能となったメインマシンdynabook Stellite T30は買い換えることにし、新たに64bit CPUのdynabook B45/Bを買ったが、いろいろな事情から、少なくとも今のところ、このメインマシンにFedoraを入れるつもりはない。
こんなリンクがあった...。
Fedoraも27ではi686はサポートされず、というか26でも25からのアップグレードが出来ず、2つ先のバージョンがリリースされると当該バージョンはサポート切れのため、26のサポート期限満了、27がリリーサスされたら、よって数カ月後には、i686は完全にサポート終了となるということか...。
まだ猶予はあるもDebianもi386は見限ったみたいだし...いよいよ終わりか...x86...。