前回スライスとBSDパーティションについて見たので順調にいけば、インストールも終わっていることでしょう。
NetBSDや一部のUNIXライクなシステムでは、pkgsrcプロジェクトによるサードパーティ製のソフトウェア管理用のパッケージマネージャが採用されています。
pkgsrcは、makeによるインストールとバイナリによるインストールの大きく2つのインストール方法が用意されています。
makeによるインストールは、予めソースの取得場所などを含むMakefileやパッチ情報等々が一式となったpkgsrcをダウンロードしてローカルに展開しておき、カテゴリ別、更にパッケージ別のディレクトリに移動し、make installします。
バイナリによるインストールは、pkg_addやpkgin install(pkgin in)を使います。
尚、make installしたか、pkg_add/pkgin installしたかに関わらず、削除には、pkg_delete、インストール済みパッケージの情報表示には、pkg_infoといったコマンドを使います。
また、pkg_addやpkginは、インストールに伴い、極力依存関係を解決してくれますが、オプションなしでパッケージだけ指定したpkg_deleteでは、当該パッケージのみ、rやRスイッチを付けると依存関係を含めて削除してくれますが、詳細についてはmanページなどを参照下さい。
より詳細な過程は、QEMUにNetBSD、ソフトウェアの選定にあたってはVMware PlayerにNetBSDであれこれやっています。