W3C勧告XSLTバージョンXSLT 2.0の「Introduction / XSLT概要」
XSL Transformations (XSLT) Version 2.0 / W3C Recommendation 23 January 2007の目次に沿った日本語訳です。
当サイト管理人が2009年03月、意訳したものですが、構文解釈の違いや翻訳の違いが含まれるかもしれません。正式文書はW3C 各種仕様書(英語版)である事を予めご了承ください。
1.1 XSLTとは? 1.2 XSLT 2.0は何が新しいのか? |
この仕様は、XSLT 2.0言語のシンタックスとセマンティクスを定義します。
[定義: XSLT言語内での変換は、シンタックスがXML勧告 [XML1.0における名前空間]にある名前空間に従う整形式XML [XML 1.0]スタイルシートの形式の中で示されます。 ]
スタイルシートは、概してXSLTで定義した要素と同様にXSLTで定義されていない要素を含みます。
XSLT定義された要素は、名前空間の利用によって識別されます。
http://www.w3.org/1999/XSL/Transform
(参照先: 3.1 XSLT名前空間)、それは、XSLT名前空間として、この仕様の中を参照されます。
このようにこの仕様は、XSLT名前空間のシンタックスとセマンティクスの定義をします。
用語スタイルシートが反映するXSLTの重要な役割の一つは、 XSLフォーマット化オブジェクトの含まれる文書にあるそれを変換する事によって (参照: [拡張可能なスタイルシート言語 (XSL)])または、 HTML、XHTML、または、SVGようなその他の presentation-oriented フォーマットにあるXMLソース文書に装飾情報を追加する為という事実です。 しかしながら、変換処理の大幅な範囲においてXSLTが利用されるのは、フォーマット化と表示アプリケーションの為の排他的なものではありません。
XSLTの中で示された変換は、 1つ以上の結果ツリーにあるゼロ以上のソースツリーを変換する為の規則を記述します。これらのツリーの構築については、[データモデル]に記述されます。その変換は、テンプレート規則のセットによって達成されます。 テンプレート規則は、シーケンスコンストラクタを持つソース文書の中で合致するノードとパターンを結びつけます。 多くのケースでは、評価するシーケンスコンストラクタは、 構造化する為に新しいノードをもたらされ(る事が期待され)、結果ツリーの一部を創出する為に利用される事ができます。 結果ツリーの構造は、ソースツリーの構造と全く違うものにする事が可能です。結果ツリー構造で、フィルターされ、再命令される事ができるソースツリーからのノードと任意の構造が追加される事が可能です。このメカニズムは、身近なソースツリー構造を持つ文書のクラスを幅広く適用するようにする為にスタイルシートを許容します。
[定義:
スタイルシートは、異なるXML文書に含まれた、いくつかのスタイルシートモジュールで構成される場合があります。
与えられる変換というのは、主要なスタイルシートモジュールとしてのこれらの関数の一つです。
完全なスタイルシートは、直接参照されたスタイルシートモジュールを探す事によって、または、xsl:include
とxsl:import
要素を利用して間接的な主要なスタイルシートモジュールから探す事によって組み立てられます。
:参照 3.10.2 スタイルシート含有 と 3.10.3 スタイルシート取り込み
]
XSLT 1.0は、1999年11月に作成され、バージョン 2.0は、その言語の許容性に更なる重要性を増し、その代わりを務めます。詳細な変更リストは、J XSLT 1.0からの変更点に含まれます。XSLT 2.0は、XPath 2.0と並行して開発されています (参照: [XPath 2.0])、従って、XPathの為のその変更は、XSLTの為のその変更に沿って考慮されなければいけません。