W3C勧告XSLTバージョンXSLT2.0の「Abstract / 概要」
XSLT2.0は『Extensible Stylesheet Language Transformations Version2』の略で、XSLT1.0の後継改訂版であり、拡張可能なスタイルシート変換言語です。
XSLTスタイルシート変換言語は、XML文書を他のXML文書に変換する機能、元のXML文書にツリーを追加する機能などを持っています。
XSLT2.0(W3C勧告2007年01月23日)は、XSLT1.0勧告(1999年11月16日)の改訂版です。
XSLT2.0はXPath2.0と連携して利用されるものとしてデザインされ、XSLTはXPathと同じデータモデルと機能と演算子を共有しており、これらを利用します。
XSLT2.0は、XQueryのコンポーネントのインタフェースによって変換の結果をシリアライズする便利さをも兼ね備えています。
XSLT2.0仕様では、ハイパーリンクについての記述を特別な表記で書いてある場合があります。
例)XPathをXP、拡張可能なデータモデルXDMをDM、機能と演算子(Functions and Operators)をFOなど。