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サーバ / SERVERの種類

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必要なサーバの種類

サーバの種類

サーバの種類には

 システム構成上必要となるサーバにはいろいろな種類があります。

 これはサーバのハード的な違いではなく用途に応じての種類です。

◆主な用途別サーバ

などがあり、これらを単一または複数のハードで実装する場合、有事の際を考慮して通常稼働させるプライマリサーバとバックアップとしての補助サーバが必要になるでしょう。

 ハードとしてのサーバには数種類ありますが、基本的には収納しやすいスタックできるタイプ(棚上に積み重ねる等)で、スペック的には安定が最優先であるため、最新技術にすぐさま乗り換えるという性質のものでもありませんが、CPUキャッシュメモリ、ハードディスクについては歴史的に不安定要素が少ないことも手伝い、また後述の理由から最先端の技術が搭載される事も少なくありません。

 UNIXやLinuxといったOSは、CPUが1つでありながら、巧みに並列処理を行っていましたが、昨今CPUのデュアル化が進み、実質のマルチタスク環境が整ってきましたのでサーバCPUをデュアルにする傾向はあるようですし、キャッシュとメモリについては、複数の端末からの処理要求を迅速に行う必要性から大容量のものを、ハードディスクについては、容量もさることながら読み出し書き込み速度やコンパクトさは今後とも追及される重要なポイントとなりそうです。

 サーバ需要としてのOSは、今のところUNIXLinuxを採用したサーバが安定性とハードスペックをそれほど要さない点、設定方法の細やかさから柔軟で堅牢なシステムを必要とする場合に好まれて採用されるケースが多いようです。

 Windows系OSWindowsOSでもNTや2000、2003などがサーバ用OSとしてクライアント用OSと共に利用されてきた変遷があります。

 DB・データベースサーバはUNIX/Linux系OSその他はWindows系OSというケースもあるようです。

 用途によりPC(端末)に要求されるスペック(仕様)は異なりますが、映像や音楽がインターネット上を飛び交う今日、市販の個人向けPC(PCはパーソナルコンピュータの事なので個人向けPCというのも変ですが)でさえもCPU(Central Processor Unit/中央演算処理装置)はIntelやAMDなどが主流で、Pentium、Celeron、シングルタスク500MHz(メガヘルツ)の時代を過ぎ、からマルチタスクCore2DuoといったCPUを2個搭載したタイプなど2GHz(ギガヘルツ)以上といったスペックは普通になってきました。

 メモリも256MB(メガバイト)から512MB、主に画像処理や閲覧用途が増加するに伴い1GBや2GBのメモリを搭載したものもでてきています。

 ハードディスク容量も40GB(ギガバイト)から160GB以上とTB(テラバイト)が視野に入ってきました。

 これらは、サーバ需要としてというばかりでなく、クライアント端末も同様に高スペックになってきています。

 競争原理が働き、価格も数年前とは比較にならない程下がっています。

 PCという計算機としての箱が今後も存続するとすれば、現在ハイスペックなものも需要が多ければ価格も下落していく事でしょう。

 ギガの上の単位はテラですが、そこまで充分な需要があるかどうかなど微妙な点もあり、科学技術計算などの天文学数字を扱う際には、グリッドコンピューティングという考え方も生まれてきています。

 これは世の中の遊休PCまたはPCがその時点で処理に使用していない領域をネットワーク経由で利用することにより、膨大な処理を行うことができるという考え方です。

 ウェブサーバやファイルサーバはハードディスク容量は必要になるかもしれませんが、その他のスペックはそれほど必要ないでしょうし、プリンタサーバも空いている端末があればそれで充分だったりしますし、以前ほどサーバ構築にお金がかかる状況ではなくなってきています。

 こうした背景もあって業界ではアプリケーションやデータを仮想空間におくことで通信環境さえあれば、どこからでもアクセス可能、初期投資抑制やインストール/アンインストール、アップデートなどから解放されメンテナンスフリーになることによるランニングコストメリット等を打ち出しクラウドコンピューティングへの移行を促していますが、一方でこれまで以上のセキュリティ面への配慮が必要となってきています。

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