YouTuberが人気の職業になって久しい中、ようやく動画編集っぽいことを始めた今日この頃。
自身は、HDDが壊れた関係で、まだ3年ほどサポート期限のあったWindows Vistaを最後にOSには、*BSD/PC-UNIX/Linuxを使い始め、今は、Debian GNU/Linuxに落ち着いています。
それまで動画の視聴すらしていなかったくらいで、編集には目が向くはずもなかった自身も3年ほど前に電子工作・IoTに目覚めてからサイト説明用に動画を撮り始め、つい、先日まで、できるだけ短くと30秒以内を目安にWEBM形式で保存されるCheeseで撮ったビデオをそのまま、YouTubeにアップしてサイトに掲載していました。
そんな折、自作スマートホーム系ガジェットの入口にArduinoとステップモータ28BYJ-48による自作電動ロールカーテンの動画を撮ってみると、小ぶりに収まるちょっとしたセンサーや回路の動画と違って、あれこれやっているとダラダラと長回しになってしまうのを極力抑えつつも、結局、映像を編集することはなく、webm形式の動画をアップ、初のYouTubeの動画編集機能を使って、ダラダラ感をごまかすかのようにBGMを入れてみました。
が、ローカルでできるのもあるよね?ということでDebianで使えるアプリを探すとPitivi、OpenShot Video Editor、LiVES、Flowblade、Kdenliveなどがありました。
OpenShot、LiVES、Flowbladeよりも.xgesという拡張子で動画が保存されるPitiviがお手軽に思えたので立て続けにアップしたESP8266・ESP32/MQTT版自作無線電動ロールスクリーン、ESP8266・ESP32/WebSocket版自作無線電動ロールスクリーン、無線/サーボでON/OFF壁面照明スイッチ、WiFi/サーボでペンダントライトON/OFF、Arduino/28BYJ-48/ラダーチェーン版既存カーテン電動化までは、Pitiviで不要な箇所をカットして編集したり、字幕を入れたりしつつ、MP4形式にレンダリング(≒変換)してアップすることにしました。
後になってWEBM形式でアップするとYouTubeの一部機能が使えないことを知り、今後も一般的っぽいMP4でアップしようと思うに至ります。
ただ、エフェクトライブラリの使い方がイマイチわかりにくかったり、タイトル・字幕の文字色を変える機能はあるのになぜか変更できなかったこともあり、GNOME/MATE/Cinnamonあたりを好む自身は、システム部分が膨らむのを回避する意味でも避けていた残るKDE系のKdenlive(ファイル拡張子.kdenlive)を使ってMP4にレンダリング、今日Arduino/ステッピングモータ28BYJ-48/プーリー製自作電動カーテンをアップしましたが、なかなか気に入ったので今後は、Kdenliveを使うことになりそうです。
どのソフトウェアも直感的でどう操作すればどうなるのか、比較的わかりやすいので使い始めるのは簡単ですが、編集、効果的な演出は奥が深そうでビデオとオーディオの結合や分割もうまく使えていない自身には、先が長そうです。
その他、Debianのリポジトリ(≒各種パッケージ専用置き場)には、ないものの、マルチプラットフォーム対応のShotcut、WindowsやmacOS用には、他にもあることでしょう。
それにしても、大多数のBSD*/PC-UNIX/Linuxでは尚更ですが、これだけ高機能なものがフリー(≒無料)で使えるなんて、なんとも、ありがたい話です。