ダイヤルアップ回線とは電話をかけるのと同じで電話回線をそのまま利用したデータ通信の形態でインターネットが始まった当初は、インターネットに接続するためにはこのダイヤルアップしか利用できませんでした。
それまでのインターネットプロバイダは、各地域にアクセスポイントと呼ばれる基地局を設置して利用者は電話料金の兼ね合いからも極力近いアクセスポイントに用意された回線番号(電話番号)にモデム経由で接続していました。
ただ電話回線では特にデータ転送の時間がかかる上、接続時間による従量課金制だった事もあり、つなげばつなぐほど通信料がかかっていました。
電話回線2回線を利用する(基本料金は倍になる)事でデータ転送量を増やす事ができるようになったISDNも当初は従量課金制でしたが、のちにINS64などの定額制への流れができてきます。
その後インターネットの利用者の急増に伴いADSLやCATV回線そして光ファイバ回線を使ったFTTHによる大容量の転送が可能で且つ定額制というスタイルが一般的となってきました。