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OCN ADSLからOCN光に契約変更

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OCN ADSLからOCN光に契約変更

OCN ADSLからOCN光に契約変更

2016/07/19

 ADSLサービス終了間近と各社からアナウンスが相次ぐ中、現在契約中のOCN ADSL 12Mも2017/03/末で終了する旨の通知があり、直前だと工事日程の関係でネットが使えなくなる期間が生じる可能性もあり、現状で十分満足であるものの、仕方がないという消極的な理由で渋々、通信回線の変更を検討することにしました。

 選択肢としては、光回線の他にCATV・ケーブルテレビ回線、Wimax、LTEなどの高速モバイル回線もありますが、ケーブルテレビを契約する予定はありませんし、NTT加入電話の電話番号や契約上、そしてネットと電話の合算による料金の関係、また、ブリッジ(アクセスポイント)モードで無線LANルータを接続するにしても宅内の元になる回線は、無線であるモバイル回線より有線の光回線の方が安定した通信ができるだろうということで各種光サービスを検討、結果、OCN光 1Gに移行することにしました。

あえて50Mから12MにしたADSL回線契約

 ISDNから引越しを機にADSL契約したのは、au one ADSL 50M、ADSLはベストエフォート(実際どのくらいの速度が出るかは環境次第)サービスなので実質もっと遅いにしても利用状況からして50M契約していても意味なさそうと感じつつも面倒で乗り換えずに10年前後そのままだったのですが、更なる引越しを機に、気づけば、ADSL各社のプランが絞られ、12Mというプランも少ない中、OCN ADSLセット 12Mにすることにしました。

 50M(50Mbps=6.25MB/s)の時は、Winマシンばかり複数台あってパソコンは特定の1台しか使うことはなく、タイミング的には12M(12Mbps=1.5MB/s)にしてから*BSD/UNIX/Linuxに入れ替えを思い立ち、これなら複数台併用や使い分けるにも意味があるかとLAN構成にして3〜4台使う気になったという、期せずして、なんとも、あべこべ感のある運用となりました。

 それでも、予想通り、変更後も何ら困ることもなく、1人で使う分にはスイッチングハブを介してPC3~4台接続、速度はそれなりにしても1台でコンパイル、他1台でアップデートしつつ、1台でネットなど併用するにしても、また、この場合、併用は試したこともありませんが、アクセスポイント(ブリッジ)モードの無線LANルータを介した無線通信でもPCスペックがそこそこなら動画や音楽サービスなどの視聴も十分、それに引越しに伴ってプロバイダを移行したばかりということもあって一時期のうざったいほどの光回線の勧誘にも屈することなく?ADSLを使いつづけていました。

唯一継続されるYahoo!BB ADSL 12Mと各社光サービスで一瞬迷った

 以前、e-access(旧アッカネットワークス)を買収、各社のADSLサービス終了以後、実質唯一のADSLプロバイダとなるSoftBank/Yahoo!BB ADSLは、今尚、サービス継続中(終了時期未定)も日本では固定電話のIP化計画と並んでADSLサービスは2025年には完全終了が予定されているので、このままいくと最長でもその時点で光かWimax、LTEなどの高速モバイル回線への契約変更を余儀なくされることになります。

 Yahoo!BB ADSL 12Mでも十分なはずなので若干迷ったものの、通常プランだと現状のOCN ADSLよりも高くなる、2年縛りで安い価格設定のプランを選んでも固定電話の基本料金含め、現状のOCN ADSL 12Mとほぼ同じくらい、まして競合もなく実質1社しかなさそうなADSLサービス、なんらかの都合で2025年以前にもっと早く終了してしまう可能性もないとは言えない。。。

 そこでプロバイダなどにもよりますが、光にした場合を、ざっと試算してみると(モバイルなしで)光回線+ひかり電話+番号ポータビリティ(この場合、NTT加入電話を休止しつつ、当該番号をひかり電話で使う)、他オプションは一切なしとすると現状のOCN ADSLにNTT加入電話(固定電話)の基本料金を加えるとトントンか若干高いくらい。

 仮に意外と早く終了した場合、また、回線契約をし直す必要があり、面倒、他方、光にするならSoftBankと決めているなら別ですが、以後、ADSLについては唯一の選択肢となるYahoo!BB ADSL 12Mで2年縛り途中だった場合、先方都合だからそんなことはないとは思いますが、SoftBank光への移行なら解約金は不要だけどそうじゃなかったら支払ってねなんて万が一にもそんなことになったら、また、ちょうど2年区切りだったとしても、その通知がいつくるか定かでない中、終了となると移行期間は限られ、悠長に選んでいられる時間があるかどうかもわからないとなると微妙。。。

光プロバイダの選択

 そんなことを考えつつ、事前に比較してみると光にする場合、なんだかんだでフレッツ光やSoftBank光以外の光サービスを選択するのが良さそうだと思ったので、いわゆる光コラボ(光コラボレーション/NTT光回線卸売りによるプロバイダ各社が提供する光サービス)プロバイダから選択してみることにしました。

 いろいろ見比べた結果、ネガティブ情報が結構あることが気になったものの、よく読むとどれもベストエフォートサービスに対する理解不足(かそれを利用して足を引っ張るステマ)にしか見えなかったので無視することにし、現状のADSLプロバイダと同じOCNで、フレッツ光ではなく光コラボの方がコスパも高そうで手っ取り早そうということでOCN光にすることに。

プラン・回線選択

 今回の契約はマンションタイプ、このタイプにはNTT東日本エリアでは、100M、200M、1Gと選択肢がありますが、これはおそらく建物自体に設備する場合の選択肢であって、家の場合、既に敷設されていたからでしょう、実際は、選択の余地はなく、1G一択でした。

 人が認識できないほど光の速度が速いからなのか、データが劣化しにくいからなのか、光はADSLのように基地局からの距離に影響を受けないと言われています。

 ただ、そんな光もベストエフォートサービスでかつ、建物全体で1Gbps(125MB/s)なのでマンションタイプなら同一建物内における同一の光プロバイダ契約世帯数の利用状況によって、また、マンションタイプ、ファミリータイプ(戸建て)に関わらず、当然ながら、同居家族の利用状況によっては、建物内・宅内回線を分け合い、速度に影響する為、それによって速かったり遅かったりすることもあるということになります。

ひかり電話と1G対応無線LANルータ

 ということでOCN光/マンションタイプ1G (この場合、NTT加入電話の番号をひかり電話で使うことにし、加入電話を休止状態にする)『番号ポータビリティ/NTT加入電話休止』+『ひかり電話』でWeb申し込みをすることに。

 必要情報を入力、『ひかり電話』サービス(月額500円)にチェックを入れると、なぜか確認画面で『1G対応無線LANルータ』(これも紛らわしく一貫して『ホームゲートウェイ』とした方が無難と思われる)において『無線LANカード』(月額レンタル料300円)オプションも自動的に付随する仕様になっている。。。

 そこでOCNのサイトなどを確認してみると『ひかり電話サービスを利用する場合には、無線LANカード(月額300円)オプションが必要』という旨の注意書きが、そこかしこに書いてある。。。

 なんでなんで?ひかり電話と無線LANって何の関係が。。。?

 現状、ADSL有線LANルータ(無線LANカードオプションなし)に自身で調達した無線LANルータをアクセスポイント(ブリッジ)モードで接続して無線通信できているから不要なのに。。。

 無線LANカードなしで現行の『ADSL』+『NTT契約回線』と同額程度だからまぁいいかと思っていたのですが、必須なら仕方ないかと、そのまま申し込むことにしました。

 番号ポータビリティを利用して既存のNTT加入電話の番号を休止した上、その電話番号をひかり電話で使う場合、NTT加入電話休止(5年間)手続きもしてくれ、現行では、5年後、契約者に変更がなく、連絡がなければ、自動継続、つまり、むこう10年間は休止継続されることになっています。

 が、ここで注意すべきは、10年後には、NTTからの通知はなく、休止手続きを延長したい場合には、NTTに電話するなり、NTTの窓口に赴くなりして明示的に意思表示して手続きをする必要があることです。

 もし、これをしないでいるとNTT加入固定電話としてその電話番号を戻すことができなくなってしまう(加入権という権利が自動的に消失してしまう)というのです。

 通知もないわけですから、10年も先のその日を自身や家族でしっかり覚えておいて自発的にNTTに申し出ないといけないわけです。

 ここで、ひかり電話にNTT加入電話の番号を移しつつ、NTT加入電話を休止して、10年後、休止継続を申し出るか、それ以前にNTT加入固定電話を利用するかしなかった場合に起こる・起こり得る状況としては、すぐに思いつくだけでも2つほど考えられます。

 1つは、今の家に住み続ける、もしくは電話番号が変わらない同地域内に引っ越す場合でもNTTと新たに契約して電話番号を新たに取得する必要がある(電話番号が変わってしまう)こと。

 もう1つは、もし、NTT加入電話の権利の有無に差がある場合、新たな契約の際、加入権が有償の場合、工事料金に加え、加入権料がかかる可能性。

 一方、ひかり電話を継続して契約している場合や他の光サービスに乗り換える場合にはその番号を移行する(番号ポータビリティサービスを利用する)なりすれば、何ら届け出ることなく、10年以上経過しても、その電話番号を(ひかり電話としては)使いつづけることはでき、当該電話番号の提供エリア内であれば、仮に移転しても利用することができます。

 それならいいじゃないかと思う人もいるかもしれませんが、なにせ10年ですから、縁起でもないことはさておくにしても家人の生活状況に何らかの変化があってもおかしくありませんし、場合によっては、自身の意思のみで決められず、受動的に受け入れるしかない変化だってあるかもしれません。

 例えば、10年以上、今の家に住みつづけるケース、住み続け、家族の誰かしらは残る一方、インターネットを使う人は転出してしまうが、ビデオ電話や電話料金、遠隔操作による見守りなど何らかの理由でインターネット回線契約はそのまま継続するケース、誰かしら残るが、インターネットを使う人が転出した後は、ネット回線を継続することなく、解約したり、モバイル回線に変更したりして、NTTの加入電話に戻すケース、今の家を引き払って家族共々転居し、ひかり電話を使って休止にするにしても転居先でもNTT加入電話を利用するケース、家族共々転居はするが、今の家は残しておき、NTTの加入固定電話回線は継続して休止状態にしておきたいケース。。。等々。

 何れにしても10年後のその期日をしっかり覚えておく算段をしておいて、いざその時が来たら自発的・明示的にNTTに加入電話の休止継続の意思を伝える必要があるわけです。

 もちろん、10年以内にNTT加入電話に戻す世帯や今の家を引き払って家族共々引っ越し、ひかり電話を使って休止にするにしても転居先(既存の電話番号の域外)でもNTT加入電話を利用するケースでは、転居時にNTT加入固定電話の契約も変更することになるでしょうから、その時はよいにしても、光回線を使う場合でここで想定しているようなケースに合致するなら、NTTの対応が今と同じであれば、その時から10年後も状況は同様ということになります。

 忘れたり、当事者不在で認識すらしていないなどで休止を届け出ないケースが多発するのは、目に見えているのに、なんだってこんなこと。。。

 休止を自動更新しても契約者自身には、何の不都合もないわけだから、それこそ意思表示がなければ10年後も、それに限らず、ずっと自動更新が妥当だと思いますが。。。

 敢えてそうしないってことは、理由は定かではないものの、意図的にやってるわけですよね。。。例えば、さり気なく加入権をなくしたい思惑が働いているとか、IP化されたら電話加入がタダになる???からそもそも加入権が要らなくなる?が、仮に権利を主張するような人がいると対応に困るからとか。。。何れにしても散々電話の加入権で儲けておいて、なかったことにしようとは。。。と見るべきか、時代の変化に合わせた収束の図り方と見るべきか。。。

 あれこれ思ってみてもひかり電話は月額約500円、通話料が格安、NTTの加入電話は月額基本料金約1800円+通話料、現行のADSLにおいては、電話線の空き領域を使うIP電話だけでは通話・接続品質上、不安もあってNTT加入電話も休止せずに使っていますが、光ファイバーを使ったひかり電話なら安定している(はずな)のでNTT加入電話は休止しても大丈夫そうと考えれば、基本料金だけでも差額1300円、通話料の差を考慮すれば、光回線+ひかり電話+NTT加入電話休止(NTT料金ゼロ円)とするのが最もコストパフォーマンスが高い(金額的にお得な)のは間違いない。(というか、そう思えるような料金設定にしているともとれる。)

 だからと言ってNTT加入電話を休止して『光回線』+『ひかり電話』(月額500円)を契約し、更にオプションで『マイナンバー』を仮に1つ(100円くらい?)契約、これを常用するとなると『マイナンバー』分の月額オプション料金もさることながら、他地域に引越したわけでもないのに親類・知人・友人、勤務先、役所や保険会社等々方々に電話番号の変更を伝える必要があり、料金云々以前に面倒極まりない。。。

 (複数番号を持ちたい場合は、NTT加入電話とひかり電話のマイナンバーを1つ以上併用できることには魅力を感じるでしょうが。)

 これらを避けたいとなるとNTTの思惑を感じ、してやられた感が残るにしても、まぁいいかと先のような選択をする。。。と『合意の上』ということになってしまうわけですが、それでも他の選択肢を選ぶ気にもならないということにもなるわけです。

 その後、1週間ほどするとOCNから契約内容を記載した封書が届き、更に1週間ほどするとOCNから契約確認と2週間程度先の工事手配の電話があり、更に1週間ほどするとNTTから契約確認の封書が届き、工事日の2日ほど前にはNTTから工事日時(時間は13〜17時頃)の確認、工事日当日には、5〜10分後には工事要員が到着するが、予定どおり行ってよいか電話オペレータらしき方から確認がありました。

 その契約確認の電話の際にオペレータから「無線LANオプションはお付けしたままでよろしいですか?」と問われ、「ホントは要らないんだけど、ひかり電話サービス選んだら勝手に付いてきてOCNのサイトを確認すると至るところにそうした注意書きが書いてある」旨を話すと「いいえ、無線LANオプションは外すことができます」という。

 「え?どういうことですか?」と尋ねると「(オペレータ)自身はWeb申し込みを利用したことがないのでわかりませんが、結構、そのようになっていて戸惑ったとおっしゃる申込者がいらっしゃるんです。。。そうだとすると確かに混乱しますよね。。。ですが、ひかり電話を申し込んでも無線LANカードは必須ではありませんから不要なら外すことができます」と。。。

 それは願ったり叶ったりというか、そもそも必須なわけないよねって話で実際不要なので無線LANカードオプションを外してもらうことにし、工事を依頼。

 NTTから(プロバイダ料金に含まれ実質無償)レンタルされることになるホームゲートウェイはひかり電話なしだと(加入者側用)ONU単体のみ、ひかり電話ありだとONU一体型ひかり電話ルータとなるようで前者は忘れましたが、後者をオペレータは、『PR』と説明していました。

 PRってなんだろ?専門用語の略称?ルータの機種名の一部?と思ったものの、聞きそびれたので後で調べたらどうも後者の、しかもNEC製のルータの機種名の一部である模様も、あまりにありふれたアルファベットの並びなので特定できず、当日わかればいいかと放置。

 なお、前者の場合でインターネットに接続したい場合には、別途、購入するなどして自分でルータを用意する必要があり、後者だとONU+ルーター一体型なのでその必要はありません(後述の今回レンタルされる『PR』なるホームゲートウェイ(ONU一体型ルータ)は、スイッチングハブとして機能するLANポートが4つあるタイプでした)。

 現行の、あえてそうしたADSL 12Mに十分満足している自身にとって急いでやってほしいという気はさらさらないので全く構いませんでしたが、ある程度移行が進んだにしても、あの数年前の光勧誘の電話攻勢はなんだったんだっていうほど、申し込みから約1ヶ月って、やや悠長だなとふと思ってみたり。

 尤も当時は、強引な契約を迫ってかたっぱしから契約をとったらしく、工事が間に合わず、予定日にも来ない、連絡すらないというケースが多発したらしい(ですが、各プロバイダが一斉に耳障りの良いことを言いまくるなどして契約をとりまくった結果、ろくに日程調整もせずに押し付けた結果であって工事を請け負う側の責任じゃなかったでしょうし、その工事も何次請けまであるのかわかりませんが、下請け、孫請けで、一方的な指示系統だったんでしょうしね、きっと。。。)、そもそも勧誘時もうざすぎる、契約後もこんなはずじゃなかったと国民生活センター、消費生活センターなどに苦情が殺到するほどのようですが。。。

光回線の工事概要

 契約及び工事日確認の電話があってから2週間もあったはずなのに、あれやこれやと時は過ぎ、あっという間に工事の日がやってきました。(前述の通り2日前と当日5〜10分前に電話オペレータから確認の連絡あり。)

 マンションタイプなので共有スペースなど戸外から各戸にケーブルを引き込むことになるわけですが、今回は、室内の天井にある既存の電話線引き込み口から別途VDSL光ファイバーケーブルが1本引かれ、これを直接、ONU(Optical Network Unit/加入者側の光回線終端装置)内蔵ひかり電話ルータ一(ホームゲートウェイ)に接続するという方式でした。

 それほど距離がなかったからか、光ファイバーが折れる可能性が低いルートならという条件付きではありましたが、引き込み口の直近でなくても、その場でケーブルの引き回し、ルータの設置場所について相談にのってくれました。

 そこで引き込み口付近にあるテレビや電話のある場所から既に自前で壁伝いに這わしていたLANケーブルや電話線数本のルートに沿って配線、PC他機器類のある隣の部屋にホームゲートウェイを置いてもらうことにしました。

 このように宅内は簡単で実質5分、せいぜい10分程度、戸外の作業はほとんど確認しなかったものの、相当やり辛らかったらしくトータルの作業時間は1時間半くらいだったでしょうか。

 こうした方法の他に宅内において壁内配線し、光コンセントを設置の上、光ファイバケーブルをONUの接続口と接続するケースや戸外にONUを設置するのか?各戸にはLANケーブルを引き込むケースもあるようで建物などの状況によって引き込み方法は異なるようです。

 ファミリータイプ(戸建て)の場合には、近隣の電柱から家の外壁に穴を開け、宅内の適切な場所に設置するONUと接続、この場合、普通はルータとは別になっているでしょうから屋内配線をしてルータを設置する部屋の壁面などにLANポート差込口を設置するなりするようです。

光回線の通信確認

 業者は1人、作業後の確認は、ひかり電話のみ、(別に構いませんが、)そもそもPCは持ってきていないようでパソコンの通信チェックはありませんでした。

 今回、NTTからレンタルすることになった先の『PR』の正体であるホームゲートウェイは、ひかり電話オプション付きということでNEC GE-ONU PR-400KIでした。

 ひかり電話は、ADSLでもつないでいた電話に挿してあったLANケーブル両端プラグ付きの普通の電話線の一端をホームゲートウェイの『電話線』ポート(実際には、『電話線1』『電話線2』と2ポートある内の何れか)に挿しただけ(引き込み口から出ている電話線はNTT加入電話を休止していることもあり使用する必要はない)、業者がスマホで自宅に電話をしてみて終了。

 PCの通信確認というか使用は、ホームゲートウェイとPCの電源を落とした状態でひかり電話のLANポート(NEC GE-ONU PR-400KIには4ポートある)とPCを直接、もしくは、スイッチングハブを介してLANポート間にLANケーブルを挿し、ホームゲートウェイの電源を入れ、適宜ランプが正常に点灯したのを確認の上、PCの電源を入れたら、自動認識され、あっさり、インターネットにつながりました。(ホームゲートウェイやPCの電源が既に入っているならLANケーブルを接続後、ホームゲートウェイ、PCの順に再起動してもよいでしょう。)

 当然と言えば当然ですが、OSの種類は不問、実際、この時点でUSBメモリにCLIベースのLive版としても機能するFreeBSDやUbuntuもあったりもしつつ、家のPCには、Windowsが入ったものやMacもなく、NetBSDと各種Linux(Debian/Fedora/Mageia)のみでしたが、あっさり、つながりました。

 LAN内のIPアドレス他を変更したい場合は、今回のNEC GE-ONU PR-400KIの取説を見るとブラウザのURL入力・表示欄から『ntt.setup』か『192.168.1.1』にアクセス、アクセス時に求められる任意のパスワードを設定の後、『user』と先のパスワードでログインするとあり、それにより管理画面を開くことができました。

 今回、IPアドレスのネットワークアドレス部の変更を行いましたが、例えば、これを192.168.1.*/24から192.168.0.*/24とした場合、以降の管理画面アクセス先も『192.168.0.1』となります。

 そうした前提でADSLの際にもアクセスポイント(ブリッジ)モードで使用していた手持ちの無線LANルータも以前と同様スイッチングハブに挿してありますが、問題なくつながりました。

 LANケーブルを挿すポートが、前者はLANポート、後者は電話ポートという違いはあれど、要は、ADSL用ルータとONUに光ファイバーケーブルを挿したホームゲートウェイとを差し替えたのと同じ、しかも今回は電話線を挿す必要がなくなって(NTT加入電話を休止していない場合は挿す必要あり、また、この電話ポートを利用すれば、他の電話機と内線通話するのにも使える模様)、ONUには既に光ファイバーケーブルがつながっているので自分でやるとしてもAC電源アダプタと電話とつないだLANケーブルを挿すだけ。

 要は、ADSL用ルータとONUに光ファイバーケーブルを挿したホームゲートウェイとを差し替えたのと同じ。

回線速度の計測

2020/01/15

 大失態、これまで読んでしまった方々、関係各位、申し訳ありません、光の速度については、誤報でした...めちゃめちゃ勘違いしていました。

 googleスピードテストやFast.comで何度か計測してみたところ、その中で最も速いときで(マンションタイプゆえ)下り440MB/s、上り380MB/s程度と明らかに高速でした。

 とは言え、日常使用において、劇的な変化や感動するほどの実感を得られることはありませんが...。

 以前書いた速度については、光ONUに10BASE-T/100BASE-TXのスイッチングハブを介して接続した値でした...。

 また、直接関係はありませんが、ONU導入時、LANポートが4つあることを確認済みで各所に記載済みも、いざ、速度計測する際には、4ポートあることすら失念していました。

 このことは、これを書く直前(この記事を読み返す)までONUのLANポート装備数を忘れており、いま時点では4ポートでも十分なのにも関わらず、先日、8ポートのギガハブを買ってしまったことに今、あ!?まだ、要らなかったじゃないか...と思う始末。

 ADSLから渋々、光にしたこともあって回線速度にあまり興味もなかったものの、何も実感もないのもなんだな。。。ということで速度を計測してみることに。

 回線速度計測サイトもいくつかあるようですが、今回は、USENスピードテストFast.com、後者にリンクのあるSpeedTest.netを試してみました。

 立て続けにやってみたところ、USENスピードテストだと下り65Mbps〜86Mbps(約8MB/s〜10.7MB/s)前後、Fast.comだと下り40Mbps(約5MB/s)前後、SpeedTest.netだと下り96Mbps(約12MB/s)、上り1.6〜86Mbps(約2MB/s〜10.7MB/s)前後と差があります。

 また、Linuxには、speedtest-cliというパッケージがあるのでこれで試してみたところ下り93Mbps(約11.5MB/s)程度、上り80Mbps(約10MB/s)程度とSpeedTest.netと近いな。。。と思ったら、それもそのはず、このコマンド、よく見るとspeedtest.netを利用した結果を表示するものでした。

 家は光でもマンションタイプなので利用世帯という点から時間帯の影響もあり一概には言えませんが、同じタイミングでの計測サイトやコマンドによる値の差異は、これらに起因するものではなさそう、とすると計測方法の違いなのでしょうか?とは言え、大きく異なるのはFast.comのみですが。

 1Gbpsの光回線、マンションタイプでVDSL方式だと最大32世帯で共用するらしいのでその場合、31.25Mbps(4MB/s弱)、世帯数が半分なら62.5Mbps(8MB/s弱)、これはその時点で利用中の世帯数なので、それにもよりますが、下り上り共に80〜96Mbps(約10〜12MB/s)程度というのは妥当な線、というか、これでも良い方なのかもしれませんね。

 元のADSLプラン 12Mbpsで、だいぶ前に計測した際には、伝送損失31dB、speedtest-cliによる計測値で下り4.3Mbps(約0.5MB/s)、上り0.75Mbps(約0.1MB/s)程度だった気がするので下り上り共に80〜96Mbps(約10〜12MB/s)だと下りは約20倍以上、上りは約100倍以上高速になっている計算になります。

[追記:2016/08/12]

 1ヶ月弱経った今日夕方、改めてやってみたら、なんと超遅い。。。

  • USENスピードテスト:下り4.968Mbps(約0.621MB/s)
  • Fast.com:下り1.4Mbps(約0.175MB/s)
  • Speedtest.net:下り4.45Mbps(約0.55625MB/s)、上り0.37Mbps(約0.04625MB/s)

 確かに事前に評判を調べた時にも、しばしば情報があった通り、これだとADSLと同じか、より遅い。。。ベストエフォートサービスだし、常にってわけじゃないからなんですが、あながちステマってわけでもなかったってことか。。。

 つまり、ただでさえ実感の少ないメリットも享受できるのは条件が良い時のみに限られるわけですね。。。ファミリー(戸建て)プランだと多少なりとも状況は違ってくるのかもしれませんが。

[訂正・追記:2016/08/15]

 あ、無線(のその時の状態)か有線かで大きく違う。。。?大きな勘違いをしていた模様。。。

 光回線変更直後に行った計測は、有線LAN、先日(08/12)の計測は、無線LANによるものでしたが、あまりに大きすぎる差のほとんどは、有線・無線の違いによるものでした。

 以下は、speedtest-cliの計測結果ですが、同じタイミングで有線と無線でspeedtest-cliやブラウザで各計測サイトによる結果を確認したら、全く違う結果となりました。

  • 有線LAN:下り60.43Mbps(約7.55375MB/s)、上り79.03Mbps(約9.87875MB/s)
  • 無線LAN:下り2.88Mbps(約0.36MB/s)、上り0.07Mbps(約0.00875MB/s)

 よって多少の波はあるものの、有線LANで接続している場合は、無線ほど環境にも左右されず、そこそこ高速なようです。

 ちなみに無線アクセスポイントと無線子機を付けたPCを密着させるほど近づけても大差なし。

[追記:2016/08/22]

 同じ無線LANアクセスポイント+無線LAN子機で、ほぼ同じ時点で計測するとPCやOSによってもspeedtest-cliの結果が異なることがわかりました。(有線には、この違いはありません。)

 遅いPC+OSだと下り3.93Mbps、上り1.18Mbps程度でも速いPC+OSだと下り22.29Mbps、上り19.37Mbps程度。(無線で遅いPCでも有線だと下り78.56Mbps、上り33.47Mbps、速いPCは有線だと下り75.11Mbps、上り72.19MbpsとPCやOSの影響もなく、というか時に逆転するほど、そこそこ高速です。)

 前者は、デスクトップPC+Debian、後者は、ノートPC+NetBSDですが、Debianの入ったデスクトップにもNetBSDが入っているので確認するとやはり無線は遅いこと、有線では差がないことからPCではなく、OSの違いに起因するものと思われ、そういう意味では、NetBSD( 7.0.1)は、当該無線子機(Buffalo WLI-UC-GNM2)のチップ(Ralink RT3070)に対応も当該チップにおいて11nには未対応、11g/b対応だったりしますが、11gでも理論値最大54Mbpsであり、今回の測定値は、これよりも遥に低速なので、この影響ではなさそう、更にNetBSDにおける当該チップに関しては、追加作業としてカーネル調整も必要そうな記述があり、そうすれば、速度を上げることができる可能性はありそうです。

 Drivers and firmwareには、Linux/Mac OS X/Windows用しかない、WLI-UC-GNM2の倍速設定なるものは実質Windowsでしかできなさそうな上、倍速設定については、無線親機もこれに対応したBUFFALO製である必要がある模様、Windows用のドライバをインストールできるようにLinuxで開発されたNdisWrapperはNetBSDでは使えなさそうなことなどもあって、これ以上の検証はできていません。

 ただ、(無線がもっと速ければ貧弱なRAMの増強をするまでもなく快適だった可能性もあるものの、)ADSLの時から同じノートPC+NetBSD+USB無線子機を使っていますが、動画・音楽もストレスなく視聴できていたこともあり、光に変えた今も日常使用するにあたって困ることは特にありません。

 ちなみに今回、比較的高速だったデスクトップPC+Debianの方も当該無線子機のWindowsに用意されている「倍速設定」なるものができるのなら、もうちょっと高速になるのかもしれませんが、親機もこれに対応したBUFFALO製というのが必須だとしたら該当しませんし、Fedora+WineでWLI-UC-GNM2のWindows用設定ツールのモード変更を試したところ、どうもうまくできなかったこと、デスクトップで無線を使うことがないこともあって、それ以上試していません。

 が、実際、PCを操作していてもLAN内におけるPC間のssh、scp、rsync...や*BSD、Linuxにおけるパッケージのインストール・アップデート(中のダウンロードに関しては速い)、ブラウザ上での検索や検索結果のサイトを開く速度などは、体感上、実感できるほど変わったところはなく、LAN内UPnP/DLNAサーバー上の音源や動画の再生、RythmboxによるJamendoやIcecastなどの聴取、ブラウザでのradiko聴取なども特に差を感じない、ブラウザでのYoutubeなどの動画視聴は、わずかに滑らかに。。。なった気がするようなしないような?程度。。。

 つまり、こうした利用状況においては、更新前のADSL 12Mbpsプランの計測値である下り4.3Mbps(約0.5MB/s)、上り0.75Mbps(約0.1MB/s)程度でも十分だったということが裏付けられたともいえる?

 一方、ローカルから外部サーバ(レンタルサーバ)へのアップロードは、FileZillaを眺めていると転送表示上はかなり速くなっているものの、全てに変更を加えて1ファイルあたり、数十kb~100kb前後を1000ファイル程度転送してみても終わってみれば、速かった。。。かな?という程度なのに比し、ディスクイメージなど数百MB〜1GB以上のファイルのダウンロードについては、驚くほど速くなり、はっきり実感できました。

 本来なら20倍以上高速になった下りより、100倍以上高速になった上りの方が実感できそうなものですが、アップロードについては、数はあっても数百MBとか1GBとか転送することは、まずないですから、その差を「実感」できるほどではないのでしょうね。

 ただ、仮想化ソフトウェアでかたっぱしから*BSD/UNIX/Linuxを試していた頃(12MbpsのADSL時代)なら、どれだけ時間短縮になっていたことか。。。と思わずにはいられませんが、今となっては、大容量のファイルをダウンロードする機会は滅多にないので、やはり、できることならADSLでも良かったかな?と思ったりもします。

 速さ以外のメリットとして「ADSLよりも光の方がデータ転送が安定している」らしいですが、それも実感するというのは、結構難しい。。。

 あ、でも、同じIP電話でも確かに、ひかり電話は、ADSLの頃より安定していますね。。。

 ADSL 12Mbpsという回線には、荷が重かったのだと思いますが、PC作業の内容(アップロードやダウンロード、インターネット上の動画や音源視聴)が影響していたようで一方で電話を使うと会話中、途切れたり、わずかながら稀に音声が揺れたり、雑音が入ったり、受話器を上げると雑音のみとか、番号をプッシュしてかけようとすると雑音がしてかからない。。。とかでモデムを再起動したりする必要に迫られることが、結構頻繁にありましたが、まだ、光回線+ひかり電話にしたばかりとは言え、ひかり電話では、そうしたことはなくなりましたから。(機器が新しいから古いからということではないと思う。)

 そういう意味では、回線を光に変えたことで電話に影響することなく、影響を考えることなくPCを利用できるというのは、まぁまぁ実感できると言えばできるメリットですね。

 もっと実感を得たいと思うとIoTまっさかり、家中の家電がネットにつながりまくって。。。という状況を待つ以外にないかな?という気がしますが、そうなったら、上りのADSL比100倍は十分過ぎるとしても下り20倍程度では、むしろ、不十分な気もしなくもない。。。

 あと、少し意外だったのは、同じプロバイダOCNだったとは言え、ADSLから光に変更後もメールアドレスが変わらなかったことですかね。

ADSL IP電話と光(IP)電話

 ADSLも光も電話は、何れもIP電話であり、固定電話や携帯電話、国際電話などの各種通話料は基本同じ。

 違いとしては、本来通話する為の電話回線をデータの送受信に利用、更にその多いとは言えない余剰分を有効活用しているADSL+IP電話に対し、光回線+ひかり電話は、データ通信を目的とした回線から通話するに十分な帯域を確保できる大容量な回線という点があり、そうした違いからくる差があったりします。

 前者だと050で始まる特定の番号を使用、050番号ならではのサービスを利用できる、警察や救急などの緊急通報、時報や番号案内などのNTTサービスが利用できない、音声品質が不安定。。。等々。

 後者だとNTT加入電話の番号も使える(番号ポータビリティ)、マイナンバーなどと言われるオプションを付ければ、複数台の電話や電話とFAX用など市外局番から始まる通常の電話番号を複数利用可能、緊急通報もでき、通話品質が安定している、一方、(各種通話料は同額も)ADSL/IP電話のような無料通話サービスなどはない。。。等々。

 050番号ならではのサービスというのは、月額一定料金分の無料通話、同一扱いのプロバイダ間では24時間365日通話料無料、050で始まる番号への着信であれば、発信者側も割安料金となり、着信者側もかかってくればくるだけ着割が適用され得になるサービスなどです。

 プロバイダによっては?ひかり電話でもADSL用のIP電話オプション(OCNだとドットフォン300など)を追加でき、これを追加すると一定額の月額無料通話や同一扱いのプロバイダ間無料通話、着割などのサービスを受けられる模様、ドットフォンについては、見たところ一定の無料通話付きで通話をするならサービス料金よりお得だったりするので損はないようです。

ADSLモデムの返却

 光に変えた当日にすぐ利用し始めたのでADSLモデムは、翌日、機種によって送付先の異なる指定の住所に送料自己負担でコンビニから返却。

ADSLから光への乗り換え料金

 依頼時点では、OCN ADSLセットからOCN光への乗り換えキャンペーン『OCN 光 乗り換えキャンペーン - OCN ADSL セット -』(http://service.ocn.ne.jp/adsl/adslset/info/change/hikari/)があり、『事務手数料』、『新規開通工事費』は無料、12ヶ月間、月額基本料割引(ファミリータイプ800円引き・マンションタイプ500円引き)。

 うっかり廃棄してしまったので正確には覚えてませんが、後日、NTTからきた光に変えた時点までの引き落とし明細によれば、基本料金プラス2000円ちょっとだったと思ったので加入電話等の利用休止工事費2,000円(2,160円)分のみ、ホームゲートウェイの希望位置設置による追加ケーブル料などの請求はなかったように思います。

 よって今回、OCN ADSLセットからOCN光への移行にかかった費用は、ADSLモデムの送料と加入電話等の利用休止工事費で約3000円ほど(追記参照)でしょうか。

[追記:2016/09/20]

 おっと忘れてた、光工事後、約2ヶ月経った今日来た初となる純粋なOCN光+ひかり電話の請求書を見ると、上記に加え、『OCNひかり電話ネットワーク工事費(税抜き3000円)』があり、先のキャンペーンのページにも、これに該当すると思われる『交換機等工事費と同番移行費』という表記で必要になる旨、注釈がありました。(注釈抜粋は以下の斜字部)

 ...
・OCN ひかり電話をご利用の場合は、別途工事費が必要になります。OCN ADSL セットでご利用されているNTT東日本・NTT西日本の加入電話の電話番号を、同一電話番号でOCN ひかり電話にご利用される場合の一般的な工事費は、交換機等工事費1,000円(1,080円)と同番移行費2,000円(2,160円)になります。また、ホームゲートウェイの設置や弊社に設定をご依頼いただく場合には、設置費1,500円(1,620円)、設定費1,000円(1,080円)がかかります。他に加入電話等の利用休止工事費2,000円(2,160円)はNTT東日本・NTT西日本へお支払いただく必要があります。なお、ホームゲートウェイと電話機等を接続する為にお客さま宅内配線等の工事を実施した場合は、NTT東日本・NTT西日本へ別途工事費をお支払いただく必要があります。
...

 よって今回、OCN ADSLセットからOCN光への移行にかかった『一時的な』費用は、ADSLモデムの送料+加入電話等の利用休止工事費+OCNひかり電話ネットワーク工事費で約6000円ですね。

 となるとキャンペーンで12ヶ月間ひかり電話がマンションタイプの場合、-500円になりますが、これら乗り換え費用で、これが、ちょうど帳消しになる感じですね。(同キャンペーンで事務手数料とか新規開通工事費用も無料にはなってますけど。)

光ファイバーケーブル

 万一、(LANケーブルと違って柔軟性が低く、物理的な衝撃に弱い)光ファイバーケーブルが折れて通信不能になった場合、ネットも(NTT加入電話も併行利用していない限り)電話もできなくなってしまいますが、材料費はそこそこかかるものの、必ずしも業者に依頼しなくてもなんとかなりそうな雰囲気です。

 もちろん、機器への影響含め、自己責任ですし、やってみようかなという思い切り?は必要でしょうが。

 光コンセント経由なら光コンセントから加入者側ONUの接続口までの光ファイバケーブルを買えば、自分で交換できそうだし、比較的容易そう。

 一方、今回のように引き込んだケーブルを直接ONUの接続口につなぐ場合も宅内配線部分の損傷であれば、以前は大変だった模様も、近年、延長ケーブルや延長接続プラグみたいなものもあって交換よりは手間がかかるにしても代用含め、ちょっとした工具さえあれば、なんとかなりそうな感じです。

 ちなみに延長ケーブルと延長用プラグ・コネクタのセットやそれぞれの単体、必要なら工具などもAmazonなどでも売っています。

 それにしても光にしても実感できるメリットが少ない上に数少ないメリットも条件がよくないと得られず、いざ、ケーブルに何かあった場合は、高くつき、NTT加入電話番号をひかり電話で利用、NTT加入電話を休止した場合、状況によっては、10年後に休止継続の意思表示をすることを念頭に置いておかないと(今時点ではそれが損するとか困ることになるのか否かの判断がつかないが、)加入権がなくなってしまう。。。しかも満足しているADSLの強制終了。。。イコール他サービスへの乗り換え必須でその手間がかかる。。。これじゃ顧客満足度が高い製品・サービスとは言い難いですね。。。

移行後の話

[追記:2017/11/10]

 昨日から突然、[ERR invalid username/password]、[error occurred on authentication]、[Authentication failed.]と表示され、OCNメールアドレスにおいて送受信できない事象に遭遇。

 独自ドメインのメールも同じメーラに設定しており、そっちは、送受信ともにOK。

 OCNのホームページにログインし、確認するも障害情報はなさ気、迷惑メール対策云々というのも関係なさ気、メーラーの設定を変更した覚えもないものの、一応確認、やはり、問題なさ気。

 結果、OCNのメールが突然つながらなくなりました。というQ&Aのベストアンサーを読みつつ、えー?まさか、そんなこと...ね?と思ったら、メーラの設定でパスワードを入力し直したところ、あっさり復活。

 認証方法の変更関連で起きたことだとしても、送受信できなくなったのが、なぜ今?な気がするし、仮にそうだとしたら影響が大きすぎるのでは...とも思ったものの、スマホ、タブレットが普及、PC離れが進み、PCを使うにしてもGmailなどフリーメールも多々ある中、PCでプロバイダのメアドを使う人口も少ないから影響も少ないのか...と思ってみたり。

 それにしても謎。

[追記:2017/11/11]

 ぬ...、毎回、PCを起動する度にアカウント設定でパスワードを再入力しないとメールの送受信ができない...。

 が、待てよ?実は、必要都度起動し、常時起動しているわけではないサーバとしているラズパイ上でメーラ(軽量なClaws Mail)をSSH接続、VNCを介して共有しており、先の「PCを起動するたび」というのはラズパイの起動なのだが、もしかしてメールサービスでもメーラでもなく、SSH/VNC系で何か変更があったのかも?

 そこでクライアントのPCにClaws Mailをインストール、設定、メール送受信してみたところ、PCを再起動しようが何をしようが、パスワードを変更することなく、素直に送受信できることが判明...。

 ラズパイ上とクライアント上のClaws Mailの設定画面を見比べてみたが、違うところもなく、同じ。

 実は既にOCNの問い合わせフォームに入力済みで送信ボタンを押すだけの状態となって思いとどまり、先の確認に至ったのだが、実際に問い合わせしなくてよかった...危うく無駄に相手を混乱させるところだった...。

 さて、SSHか、VNCか ...、でも、OCN ADSLから光に移行する前から同様の運用をしてきたのに、なぜ今?、それに一方で独自ドメインのメールアカウントでは同事象に遭遇しないのは何でだ?OCNの認証とSSH/VNCとの兼ね合い?でも、OCNの認証方法は昨日・今日変更があったわけでもなさ気...いや、そうだったのか...!?

 まさかとは思うが、Claws Mailの再インストールで解決したりして?ただ、別件で前にもやったことがあるが、設定ファイルの移行ができるのかもよくわからず、迷惑メールフィルタなんかの再設定含めて、まして、解決するか否かもわからないのに、試しにやってみるというのは、かなり面倒で億劫...。

 と思いつつ、再インストールしてみたが、相変わらず。

 あ、パスワードは、[Preferencies for current account](現在のアカウント用設定)ではなく、[Edit accounts](つまり大元の方)で再入力すれば、再起動後も有効になり、改めて再入力することなく、メール送受信できるようになった...。

 ネット検索するとOCNメールでは、突如、同様の事象になることがあるという情報が散見され、こうした事象が起こること自体は謎で何なんだよという話だが、それはそれとして遭遇してしまったら、メーラの大元のアカウントとパスワードの設定画面で再入力するというのが、大方の場合の解決策のようだ。

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