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ブロードバンド/Broadband

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Broadbandとは?

ブロードバンド/Broadband

ブロードバンド/Broadband

 ブロードバンドとは高速通信回線(ナローバンド/低速通信回線)のことです。

 インターネットダイヤルアップ回線(電話回線)による都度接続の従量課金制(使った分だけ利用料が加算される料金体系)であった頃は、プロバイダはアクセスポイントと呼ばれる接続先の番号を提供するのが主な業務でしたが、ISDN回線(デジタル回線)のINS64などの仕組みからさらにADSL(DSL回線(非対称デジタル回線))、CATV回線(ケーブルテレビ回線)FTTH(光ファイバ回線)などブロードバンド環境が整い、公共性、利便性などから月額料金固定の定額制が一般的になりました。

 こうした状況における現代、インターネットの閲覧、映画や動画、音楽などのコンテンツの視聴、ダウンロード/アップロード等々を考えるとほぼ従量課金のダイヤルアップではなく、定額制ブロードバンドを選択利用することになると思いますが、その場合、実質、ADSL、ケーブルテレビ回線、光ファイバ回線と3つの選択肢があります。

 尚、通信回線において「上り/下り」という表現がなされることがありますが、インターネットの閲覧、映画や動画、音楽などのコンテンツの視聴、それらを含むファイルのダウンロードなどが「下り」、アップロードや掲示板投稿等々が「上り」に該当します(回線速度と通信品質)。

ケーブルテレビ回線と光ファイバ回線

 ケーブルテレビ回線と光ファイバ回線は、戸建住宅の場合、新築時の設置にしろ既存の住宅への後付けにしろ建物までのケーブル引き込みと外置きや壁据え付けタイプの回線終端装置の設置、回線終端装置~宅内配線における光用またはケーブル用コンセントの設置と宅内工事が、既存の集合住宅に後付けするケースについては、この他、各部屋への引き込みが必要になります。

 これら費用は、集合住宅の場合で公営住宅の場合は後付けでも自治体などの負担、分譲マンションなどは基本的に折半など住宅によりますが、戸建住宅の場合は、相当額を単独で負担することになります。

 他方、戸建住宅の場合の回線速度は、集合住宅のように利用戸数や集合住宅全体の配線方法などによる品質の違いなど他環境に左右される要素がないのでより安定的な高速通信を享受することができます。

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