ECMAScript / ECMA-262 Edition 5.1ベースのJavaScript文法
JavaScriptのコメントには、単一行、単一を含む複数行用のコメント用の表記方法があります。
// 単独のコメント行
command ;
command ; // コマンド行にコメント
JavaScriptで単一行内をコメント化するには、スラッシュ2つを続けて記述します。
/*
改行して
複数行に渡ってコメントアウト
*/
/* 単一行のコメントとしても利用可 */
JavaScriptで単一行または、複数行をコメントにするには、スラッシュとアスタリスクを組み合わせて使います。
<script type="text/javascript">
<!--
...
//-->
<noscript>...</noscript>
</script>
初期のJavaScriptが現役だった頃は、インターネットが開始したばかり、JavaScriptもリリースされたばかり、ブラウザはシェア争いの中、機能性合戦、その後複数のブラウザが出現し、そんな中、JavaScriptも派生が生まれ・・・というECMAScript準拠前の状況下では、ブラウザによっては、一部のJavaScriptのコードを解釈できないブラウザが存在する可能性があり、これに対処する為にHTMLのコメントを利用した経緯があります。
ただ、その後、本家JavaScriptやJScript、ActionScriptといった派生含め、軒並みECMAScriptに準拠して以降、最近のブラウザでは、こうした心配は不要となっており、HTMLコメントも不要と言われています。
ちなみにメディアタイプ(type="text/javascript"他)を含めたscriptタグやJavaScriptを利用できない、または、利用しないようにブラウザ上で設定している場合に備えたnoscriptタグは、HTML/XHTMLの仕様です。