Netscape社開発の初期のJavaScriptやJScriptなど各種派生スクリプトを統一すべく国際標準として誕生したECMAScriptは、1999年12月に発行された Edition 3 からJavaScript及びほぼ全ての派生が準拠したことで以後、JavaScriptといえば、実質ECMAScriptを指すようになっています。
また、ECMAScriptは(、少なくとも Edition 5.1 では)、JavaScriptとJScriptをベースにオブジェクト指向Javaの言語仕様とPerl5の正規表現を参考に策定されたWebスクリプトとなっています。
但し、ベースはECMAScriptであるものの、今尚、JavaScript、JScript含む派生ごとに各団体・ベンダによる独自拡張も行われています。
比較的最近である2011年6月に発行された ECMA-262 Edition 5.1 [ ECMA-262.pdf ] というものがあることを発見、もし、ないなら訳してみるかと検索してみたところ見当たらなかったので、これを機に情報整理をしてみようとECMAScript / ECMA-262 第 5.1 版 訳で訳してみました。
思いの他ボリュームがあって、というか、pdf。。。pdfをテキスト変換してっと。。。、更にというか、他の多くの仕様書以上に訳してみても仕様書用の記述法が洗練され過ぎている分、かなり読解にコツが必要でコーディング前提で読むことを考えた場合、(煩わしさ含めて)読み解けなかったり、曲解や誤解も生じそうだったり、情報が足りないと思われる部分も結構あったりする気がしたりして直感的に参考にできるところは少ないというか、参考にするには向かないというか。。。とちょっとビックリしつつ、だいぶ訳したところで、げっ!!pdfのテキスト変換による副作用で文の位置がズレてるところが、ところどころに!!なんて2ナノメータちょいショッキングなこともあったりしたという噂もちらほら。
というわけで訳してはみたものの、原文(仕様書訳)を元に説明がつくのかどうか含めて試しにまとめてみることに。
当ドメイン以前を含めると。。。まぁ相当な年月が流れ、このリンク先のURL以下で掲載済みの初期情報を今後どうするかについては、まだ決めてませんが、老いないうちに(もう遅い!?)、おいおいっ!とツッコまれないうちに(更にもっと遅い!?)、おいおいなんとかしようかと。