ホームページを公開するためにはHTMLをある程度理解して作成できるようになる必要がありますが、作成したファイルやCGIをアップロードする場所も必要でしたよね。
そしてそれはWebサーバといわれる場所でした。
無料ホームページスペースや自宅サーバを構築して公開する方法もありますが、中間的な方法として存在するのがレンタルサーバです。
無料ホームページスペースは、個人情報を登録してIDとパスワードを取得すれば、Webサーバはそのサイトを運営している主に企業が管理してくれますよね。
また自宅サーバは、後の章で詳しくご紹介しますが
ご自身用にドメインという世界中でたったひとつの住所を取得して自宅でWebサーバとドメインを自己管理し構築やこれに伴うWebサーバの環境を整え、設定を行い、メンテナンス、運営といった作業を自分でした上で作成したファイルをそのWebサーバにアップロードし公開するという手順が必要になります。
そこで
と考える方も多いのではないでしょうか?
そんな方達に人気があるのが共有レンタルサーバや占有・専有・専用レンタルサーバといわれるようなレンタルサーバです。
多くのレンタルサーバはこのようにドメインは取得したけどWebサーバの管理が何らかの理由でできないまたはしたくない場合に重宝するサービスです。
やはり利用させてもらうので個人情報の登録は必要なことが多いですし有料である場合が多いのですが、企業や個人で多くのレンタルサーバが提供されています。
サービス内容は様々で、たとえば
などがあげられます。
無料のレンタルサーバもなくはありませんが、ほとんどすべての無料レンタルサーバでホームページを開設する場合には各ページに広告が入ります。
そしてこれらのうちのほとんどが相当大きなサイズのバナーがページの上下につきます。
使い勝手がよくあまり制約にしばられないような無料レンタルサーバは、やはり人気があり、数ヶ月とか数年利用できるまでに待つということもめずらしくありません。
これは、サーバや電話回線、データ回線にも処理能力というものがあり、契約数が増えればネットワーク上の交通量(トラフィック)は多くなり、たとえFTTH/光回線・光ファイバーを使用していたとしても契約者数(もちろん利用状況もありますが)によって按分されることを考えると利用者数を制限する事は賢明です。
まして無料で運営している以上、運営者にとってはトラフィック量の増大による度重なる設備投資は避けたいでしょうし、健全な運営を心がける上でも必要な措置でしょう。
また利用者にとってもこのような運営をしていれば、より安心して安定した環境で利用できることでしょう。
有料レンタルサーバは月々数百円~数万円といったところもあるようです。
自分だけのメールアカウントやドメインは欲しいけどサービスや金額の折り合いがつかない場合や企業広告をうまくデザインしてページに溶け込ませることができたり、どうしても月々数百円から数千円は経済的に厳しい場合は迷わず無料レンタルサーバを選択するといいでしょう。