NASA(米航空宇宙局)が軍用に考案したもので、1969年実用化されたARPANETは「たとえある世界のどこかの電話回線が切断されたとしても他のルートを使って連絡を取り合うことができるようにしたい!」ということで始まったのだそうです。
開発が進むに連れ、電子的なネットワークが有力候補になり、並行して開発されていたTCP/IPというプロトコルとともにEathernetという規格が完成します。
まずは米政府・米国にある国公立大学で使用され、後に個別のネットワークをLAN/Local Area Network、各ネットワーク同士を結んだ広域ネットワークとしてWAN/Wide Area Networkが生まれました。
一方、インターネットの基となるWWW/ワールド・ワイド・ウェブを考案した英国のティム・バーナーズ・リー氏は、違う場所にいる研究者仲間と手軽にコミュニケーションをとりたいという思いからWWWをつくりましたが、ビジネスとして利権をとるか、世界中の多くの方々に自由に使って頂くかの選択する際、後者を望んだそうです。
その彼が2003年、初のミレニアム技術賞を受賞したそうです。
このミレニアム技術賞は暮らしの質を高め、持続可能な経済的・社会的開発を促進することを目指した優れた技術革新を国際的に認めるものとして、フィンランド技術賞財団から贈られている賞なのだそうです(詳細は英国大使館の科学技術ニュースをご参照下さい)。
今では環境さえあれば世界中の誰もが無料で見ることができ情報発信する事ができるインターネットという素晴らしい通信技術はこうして生まれたそうです。
この仮想空間で架け橋となるのが、ホームページです。