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ショップ構築

ログインIDとパスワードの管理を怠ると他のセキュリティが水の泡

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ID・パスワードの管理は十分?

ログインIDとパスワードの管理を怠ると他のセキュリティが水の泡

ネットショップにおけるセキュリティ対策

 不特定多数の方に開放したホームページ上で販売を行うネットショップ・オンラインショップにおける電子商取引では、ユーザーの入力情報を保護する事が必須であり、更に外部からの攻撃に備え十二分な対策を講じる必要があります。

<< レンタルサーバ利用者でもできる重要なセキュリティ対策

ログインIDとパスワードの管理を厳重に

 更にFTPソフト、ターミナルエミュレータ、ウェブサーバのそれぞれのログインIDとパスワードの漏えい対策が必要です。

 これらが漏えいするとどんなにセキュリティを強化しても全く意味がありません、なぜならこれらを利用すると外部から全ての操作をリモートで行う事ができてしまうからです。

CGIとウェブサーバのセキュリティが出来たら次はセッション管理

 ここまででショッピングカートCGIとウェブサーバ、他のファイルと格納ディレクトリのパーミッション設定やセキュリティ確保がある程度できました。

 次の章では「ある特定のユーザーが行う一連の操作」を特定する為のセッション管理に関連してcookieについて見ていきましょう。

>> セッション管理/ユーザーが行う一連の操作を特定

ショッピングカートCGIに求められる最低限の品質

 ショッピングカートに必要な品質確保する為の大前提の対策。

ショッピングカートCGIとその他のセキュリティ確保

 セキュリティを考える上でショッピングカートCGIの対策を講じただけでは不足です。

 ショッピングカートCGIで利用する複数のファイルと公開するウェブサーバ上のセキュリティ設定とディレクトリ保護、ウェブサーバへのアップロード、ターミナルエミュレータ利用におけるセキュアな接続なども必要です。

 また、ログインID、パスワードはセキュアなウェブサーバ、セキュアなFTPソフト、セキュアなターミナルエミュレータにおいても徹底管理が必須です。

cookieのセキュリティ設定

 ネット上でショッピング機能を利用する場合、「一連の操作をしているユーザー」を特定する為にはcookie/クッキーの設定が不可欠です。

セキュリティの必要性と限界

 ここまでのセキュリティは最低限必要であり、cookieの実装によりショッピングカートを一応組み込む事はできますが、残念ながら完全にセキュリティが確保されるわけではありません。

 また、善意のアクセスの拒否か、またはセキュリティ確保の二者択一を迫られるケースもあります。

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