ここまでの章でHTMLファイルに慣れてきて、ホームページをサーバにアップロードする事ができるようになりましたね。
実は、あと1つどうしてもやっておきたいことがあります。
それは、GoogleやYahoo!、Infoseekなどの「検索エンジンに登録する」ということです。
これをやらないとこのような検索サイトでいくら語句を入れて検索しようとしても、あなたの作ったホームページは何度やってもたとえずっとにらめっこしていても、ほとんどの場合検索結果に表示されません。
アドレス欄に直接あなたのホームページのURLを入れれば確かに表示されますが知人ならまだしもいろんな人達に見てもらいたいですよね、そのときにURLを知らせる方法がありませんよね?
たくさんの訪問者のいるお友達のページで書いておいてもらうといった手はありますが、それはそれとしてまずはこんなとき「検索エンジンに登録する」とちゃんと検索されるようになるんです。
Yahoo!JAPANやInfoseek、Googleなど無料で登録できるところがたくさんあります。
でも実は検索サイトって世界中にたくさんあるんです。
1つ登録するだけでも意外と時間がかかりますし、ホームページを公開するスペースを借りている間は特に他のURLに変わってしまう(他のホームページサービスでスペースを借りたり)事もあると思いますが、その度に登録しないとやはり検索されなくなってしまうので意外と面倒です。
それを複数の検索サイトにひとつひとつ登録していたのでは、とっても大変です。
「それならひとつの検索サイトに登録すればいいや」と思ったとすると、例えばInfoseekだけに登録した場合、Yahoo!の検索サイトで検索しても、やはり、いつまで経っても検索されません。
これはそれぞれのサイトで登録されているものを優先して表示したり、インターネット上のたくさんの情報の中から検索する方法も各サイト独自の手法や基準で行う為です。
こんな時に重宝するのが『一発検索サイト登録』といわれるようなサイトで、無料でできるところもたくさんあるので利用するといいでしょう。
例えばキーワードとして「検索エンジン登録」などとすればたくさんの情報がでてきます。
有料や無料などいろいろありますがお好きなものを選ばれるといいと思います。
ここまででホームページ作成【超初心者編】でHTMLやCSSでホームページを作ってサーバを借りてアップロードして検索エンジンに登録するところまでいきました。
2006〜2007年辺りからでしょうか?、ロボット型検索エンジン、中でも実質Google社の検索エンジンが主流となった近年、技術の進化などに伴い、ウェブサイト管理者/運営者が能動的に検索エンジンに登録する必要はなくなりました。
=> ディレクトリ型検索エンジンから始まり、後にロボット型検索エンジンが登場、後者で使用するクローラ/検索ボット(WEBを巡回してインターネット上のページを自動的に収集するロボットプログラム)の精度がそれ程高くなかった頃までは、ロボット型でもその精度を補う為、ディレクトリ型では、サービス運営者サイドによる独自掲載以外は、基本的に当事者や第三者による申請及び認可による形態であったことから、ウェブサイト運営者や管理者が各種検索エンジンごとに登録をすることは一般的でした。
しかし、WEB上のページを独自に集めたリンク集が人気を集めたことでYahoo!設立に至り、ディレクトリ型検索エンジンが隆盛を極めていたところにInfoseekなどのロボット型検索エンジンが登場、特にGoogleの登場が決定打となるかのようにロボット型検索エンジンが主流となりました。
それでも一時は、Dmoz(Open Directory Project:世界最大と言われるボランティアによるWEBディレクトリサービス)やYahoo!ディレクトリ(Yahoo!カテゴリ)といったディレクトリ型検索エンジンに登録されているか否かが、ロボット型検索エンジン(Google)の結果表示順決定における判断材料になったこともあるものの、その品質を維持しつつ、管理することの限界もあり、昨今、それすら意味を成さなくなってきており、ディレクトリ型検索エンジンは、すっかり、下火となり、その存在意義も薄れています。
ちなみに資本関係の事情により、米国Yahoo!の直轄ではなくなったYahoo!Japanでもgooサーチエンジンや独自のYST/Yahoo! Search Technologyなど紆余曲折の上、そのサーチエンジンとしてGoogleを採用するに至っています。
以降はホームページ作成【初心者・初級者編】としてHTMLとCSSでできる事を少しだけ追加した後、ホームページに設置できるフォームを見ていきます。
全体に背景色を指定したい『BGCOLOR(HTML) BACKGROUND-COLOR(CSS)編』