訳の正確性を保証するものではありませんので必要に応じて原文であるEcma InternationalのECMA-262にある ECMA-262.pdf ( ECMA-262 5.1 Edition )を参照下さい。
訳:2012年04月 webzoit.net
指定プロローグ(前置指定)は、Program (プログラム)や FunctionBody (関数本体)の最初の SourceElement (ソース要素)プロダクション、また、セミコロンに続けて StringLiteral (文字列リテラル・文字そのままの)トークン (字句)全体を構成する並びにある各 ExpressionStatement (式文・式の文)として現れる ExpressionStatement プロダクションの最も長い並びです。 セミコロンは、明示的に現れる場合や自動セミコロン挿入によって挿入される場合があります。 指定プロローグは、カラの並びになることもあります。 Use Strict指定は、正確な文字の並び "use strict" や 'use strict'の何れかのStringLiteralを持つ指定プロローグ内のExpressionStatementです。 Use Strict指定は、EscapeSequence (エスケープシーケンス・エスケープ文字の並び)や LineContinuation (行継続)を含まない場合もあります。 指定プロローグは、1つ以上のUse Strict指定を含む場合があります。 しかしながら、ある実装は、これが現れる場合、警告を発する場合があります。 [注釈] 指定プロローグのExpressionStatementプロダクションは、通常、含まれているSourceElementsプロダクションの評価中に評価されます。 実装は、Use Strict指定がなく、指定プロローグ内に現れる ExpressionStatement プロダクションという実装仕様上の意味を定義する場合があります。 適切な通知の仕組みが存在する場合、指定プロローグ内でUse Strict指定がなかったり、実装によって定義した意味を持たない ExpressionStatement に遭遇した場合、実装は、警告を発するべきです。