Perlの反復・ループの構文には、他の言語などと同様のカウンタループの他、開始と終了範囲を指定したループ、配列要素数分ループする事が可能なforループの他、foreach、do...while/do...untilがあります。
for文は、条件として指定された範囲の回数、または配列要素数分など指定されたある範囲においてループします。
指定された範囲の回数分ループするには
$i=0;
for ( $i > 0; $i <= 5; $i++ ) {
print "$i:Hello World!\n";
}
としたり、または範囲を表すピリオド/ドット2つを間において
for ( 1 .. 5 ) {
print "$_:Hello World!\n";
}
と記述することができ、配列要素分だけループするには
@arry=(1,2,3);
for ( @arry ) {
print "$_:Hello World!\n";
}
のように記述することができます。
更に処理が1つだけならそれぞれ
for ( $i > 0; $i <=; 10; $i++ ) { print "$i:Hello World!\n"; }
for ( 1 .. 10 ) { print "$_:Hello World!\n"; }
for ( @arry ) { print "$_:Hello World!\n"; }
のように一行で記述することができます。
ちなみにループカウンタ$iを利用していないケースに関してはprint文で直前の結果を保持するPerl固有の特殊な変数$_を利用しています。
尚、他の多くのスクリプト言語やプログラム言語のfor文と同様、Perlのfor文のカウントアップには[ $i++; ]、カウントダウンには[ $i--; ]を使用し、whileやuntilに補足したようなそれ以外の表記は使用しません。