共有レンタルサーバとは、一つのサーバを複数の人で運用するものを指し、企業内システム上で利用するサーバもそういう意味では、共有サーバともいえますし、共有サーバといえばレンタルサーバを思い浮かべる方も多いでしょう。
これもやはり、複数の人で同じサーバを共有するものを指し、無料の共有レンタルサーバや有料の共有レンタルサーバもあります。
しばしば、共有レンタルサーバとの対比で専有(・占有・専用)レンタルサーバもあります。
無料の共有レンタルサーバの多くは、利用者の作成するサイト内の各ページに広告バナーやテキスト広告が入るものが多くなっています。
Yahoo!geocities(ジオシティーズ)や楽天Infoseekのisweb(後に有料版に一本化)などもあまり意識しないかもしれませんが、これらも共有レンタルサーバですし、回線プロバイダが提供する無料スペースも共有レンタルサーバを利用したものです。
広告もなしで利用できるサーバがあったとしても競争率が高くなるでしょう。ドメインは、レンタルサーバ会社が保有するアドレスと利用者登録時のIDを組み合わせたものだったりします。
有料のレンタルサーバを利用する場合には、これらの広告を出したくないからという方もいらっしゃるかもしれませんが、サーバサービス提供をするサイトで用意された間借りのドメインではなく、独自ドメインでの運営をしたいという理由の方が多いのではないでしょうか?
有料といっても月額数百円~数千円といった場合には、使い込めば使い込むほど、知識と技量がアップすればするほど、またseoを意識すればするほど、物足りなさも出てくる可能性もあります。
もちろん「見た目上の」ドメインを持つ事も専用のメールアドレスを持つこともできるのですが(ドメイン参照)。その場合は、ご自身でサーバ環境を構築するという手がありますが、初期投資額もさることながらメンテナンスも含めた相当の知識量と技量を要求されます。
そこで視野に入るのが専有レンタルサーバですが、メンテナンスといったわずらわしさから解放され、ほとんどの手間を任せられる代わりに利用料金も相応に高額になることは言うまでもありません。