DBとは、『DataBase』(データベース)の略で、ある規則性に沿って集められた再利用可能なデータ群の事です。
階層だって一連のフォルダにまとめられたファイル群を構成するファイルシステムも、テキストファイルでも行ごとに規則性を持って配列されていればそれもデータベースと言ってもいいでしょうし、Excelなどの表計算ソフトを利用して作った住所録なども、そこから他のアプリケーションでもデータを利用できるようにカンマで区切ったcsvデータなども広義のデータベースです。
ただ、こうしたデータベースもばらばらに存在するよりは利用しやすく情報量も低減できますが、ビジネスユースなど用途によっては、重複するものや全く忘れ去られてしまっている重要なデータなどが放置されたりする事を防ぎ、データ量をスリム化すると同時にデータの有効活用に向けた積極的なデータ管理方法が必要になる事があります。
そうしたケースにおいては、行と列から成り、1つのデータの集まりを行で表し、列には各構成データの属性を持つような2次元リストを基本構成とするテーブルと呼ばれるリストをベースとして管理する方法が主流となっています。
このような構造を持ち、その必要性から生まれたのが、各データの関係に重点を置いたリスト構造を持つRDB/リレーショナルデータベースであり、一般にデータベースと言うとRDBを指すといってもいいでしょう。
但し、主流であるあまりに至極当然となった昨今、改めてRDBとは呼ばずに単にDB、データベースと呼ぶことも多くなっています。