IT/ICTにおいてはC/S(クライアント/サーバー)システムでサーバに要求を出す各端末(PC等)やそのプログラム、Webシステムでは各端末で情報の入出力・表示に使用するブラウザの事をクライアントと呼んでいます。
そもそもクライアント(Client)とはご承知の通り、顧客を表す英語です。
サーバ(店や企業)がクライアント(顧客・得意先)に必要な情報を提供する。
という役割からきています。
尚、クライアントやサーバとなる端末はハードウェア、略してハードとも呼ばれます。
ハードウェアの中でもコンピューター、特にPC本体は、心臓部であるCPU、記憶装置として(1次、2次スペックによっては3次)キャッシュ、メモリ、記憶装置、補助ディスク(USB/CD/DVD...etc.)、音源入出力の音源ボードやスピーカー、画像・映像表示の為のグラフィックアクセラレータ、ネットワークカード/LANカード(有線/無線)等、これらの内、半導体による装置は、それらを収納するマザーボードといわれる基盤に配置され、マザーボード含め、これら装置類を収納する筺体から成り、更に出力装置であるモニター、(基本的にタブレット端末にはなくソフトで実装されている)入力装置であるキーボードやマウスなど、本体内部、外部装置含めこれらを接続するソケット、プラグ、コネクタやコード類から成っています。
セキュリティの観点から記憶装置がなく各種補助記憶装置を接続できないPC端末を指すシンクライアント/thin clientという言葉も生まれています。
ちなみにハードウェアとユーザー(操作する人)を仲介するソフトウェアは、OSと呼ばれています。