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VMware Playerで利用可能なゲストOS

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VMware Playerで利用可能なゲストOSは?

OS仮想マシン

VMware Playerで利用可能なゲストOS

 ここでは、仮想マシンを作成・実行可能な仮想化ソフトウェアの1つであるVMware Playerの中で単独で仮想マシンの作成ができるようになった最初のバージョンであり、Windowsをホストとする場合に限っては、且つ唯一x86ホストOS対応バージョンのシリーズとなっているVMware Playerバージョン3.xについて述べます。

VMware Player 3.x

 VMware Player 3.xでは、x86及びx64のWindows、または、LinuxをホストOSに、ゲストOSに関しては、Solaris、FreeBSD、IBM OS/2、更にはLinuxでは主要なところを網羅、更にLinuxカーネル2.2/2.4/2.6という選択肢も用意され、明記されないLinuxも利用できるようになっており、Windowsも3.1/95/98/98SE/ME/NT 4/2000/XP/2003/Vista/2008/7...の他MS-DOSFreeDOS、Novell Netware等々、表記のないOSにも対応可能な場合もあり、ほぼ万能と言えるでしょう。

VMware Player仮想マシンの環境設定

 VMware Playerで作成する仮想マシンの共通設定は、VMware Player起動後のメニューから[ファイル(F)] > [Playerの環境設定...(P)](、または、[Ctrl]+[P])で可能です。

VMware Tools

 また、VMware Playerには、仮想マシンごとの追加機能ツールとしてVMware Toolsがあります。

 対象となるゲストOSにVMware Toolsを適用すると色や解像度の選択肢が増えたり、ホストOSのハードウェア環境をより多く利用できるようになったり、ホストOSのモニタ上にゲストOSで起動したアプリケーションをホストOSから起動したかのように表示可能なUnityモードが使えるようになったりしますので対象ゲストOSならVMware Toolsをインストールしない手はありません。

 VMware Toolsは、[新しい仮想マシンウィザード]で作成時に『簡易インストール』される場合には、自動的にインストールされますが、これに該当しなかったり、[後でOSをインストール(S)]を選択した場合など自動インストールされなかったとしてもVMware Tools対応ゲストOSであれば、当該ゲストOSの仮想マシン起動後にメニューから[仮想マシン(V)] > [VMware Toolsのインストール(T)]を選択すれば手動でインストールでき(、インストール済みの場合、[VMware Toolsのインストール(T)]と表示され)ます。

VMware 仮想アプライアンス

 尚、既にOSやアプリケーションインストール及び検査・済みの仮想アプライアンスと呼ばれるパッケージを[ファイル(F)] > [仮想アプライアンスのダウンロード(D)]からダウンロードすることもでき、この場合には、仮想マシンを作成しなくてもすぐに実行して利用することが可能です。

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