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 VMwareは、企業名及び製品名(の一部)でもあり、VMware,Inc は、1998年米国で創業したx86およびx64プロセッサを対象としてマルチプラットフォーム対応の仮想化ソフトウェアほか仮想化製品の製造・販売を行う企業で、2003年に日本法人ヴイエムウェア株式会社も設立されています。

VMware無償製品

 VMware社では、有償、無償のあらゆる仮想化製品をリリースしており、無償版としては、VMware Server(2011年年初に配布終了)/VMware Player/VMware vSphere Hypervisor(VMware ESXi)/VMware vCenter Converterなどがあります。

既存OS・仮想マシン・丸ごとバックアップソフトまで変換

 システムが稼働する既存の物理的なマシンを仮想マシンに変換・移行する為のソフトウェアであったVMware vCenter Converterは、後にMicrosoft Virtual PC/Microsoft Virtual Server/Hyper-V、Macでよく利用されるParallels Desktopといった他社の仮想マシンやAcronis True Imageといったいわゆる丸ごとバックアップソフトで作成したディスクイメージの変換・移行にも利用できるようになっているようです。

 尚、物理ディスクを仮想ディスクに変換することでデータ移行することをP2V(Physical to Virtual)マイグレーションやP2V変換と呼ぶことがあります。

VMware Player

 VMware Playerは、1台のPCで複数のOSを同時に使用できる仮想マシンを作成・実行可能なソフトウェアで無償版では、1つまたは2つのOSを実行可能なようです。

 VMware Workstationに同梱されるアプリケーションの内の1つであったVMware Playerのバージョン1及びバージョン2では、VMware Workstationで作成した仮想マシンを実行する為のアプリケーションでしたが、バージョン3で仮想マシン作成機能が搭載されたことでVMware Player単独で仮想マシンの作成・実行が可能となりました。

 尚、その単独利用可能となったバージョン3までは、ホストOS、ゲストOS共にx86、x64対応でしたが、バージョン4からx64ホストOS専用となり、ゲストOSについては、従来通り、x86/x64の各種OSに対応しています。

 よってVMware Playerを使ってPC/AT互換のx86(32ビット)パソコン上で仮想マシンを作成したい場合には、必然的にVMware Player 3.xを利用することになります。

 少し、勘違いしていたようです。

 バージョン4から32bitホストOSがサポートされなくなったのはWindows(VMware Player for Windows 32-bit and 64-bit)版のみの模様、Linux版は以前も今も32bit、64bit何れのホストもサポートしていました。

 改めて仕様書(PDF)やダウンロードページを確認してみたところ。。。

 バージョン3.10のホスト要件には、

  • 「ハードウェア仮想化支援機能(Intel VTx)付きのx86互換(32bit)やx86-64(64bit)、または、ほぼ全てのAMD64」

とありますが、実際には、少なくともWindowsにおいては、仮想化支援機能をサポートしないCPUのマシンでも利用でき、事実、当サイトでも以前、この機能のない32bit CPU/Windows Vista SP2上で3.1.6を利用させて頂いていました。

Standard x86-compatible or x86-64 with Intel VT Intel™ Virtualization Technology feature turned on or most AMD64 processors (except the earliest revision C Opteron processors).
...
The maximum amount of memory for each virtual machine on 32-bit hosts is 8GB and on 64-bit hosts is 32GB.

 一方、バージョン4.xと5.xのホスト要件には、

  • 「1.3GHz以上でロングモードにおいてLAHF/SAHF対応の64ビットCPU」

とあり、続いて

  • 「マルチプロセッサシステムにも対応している」

とのことで

  • 「インストール時、ホストがこれらに対応済か否かをチェック、未対応の場合、インストールできない」

とあります。

 ちなみにWindows 7のAero機能には、Intel Dual Core 2.2GHz以上、または、AMD Athlon 4200以上のCPUが必要とあります。

 確かに初めて32bitマシン(OS:Vista)にVMware Playerのインストールを試みた際、既に最新バージョンは4.xでしたが、インストールできず、32bitマシンには旧バージョン3.xが必要であることを知り、3.1.6を入れたという経緯があります。

The host system must have a 64-bit x86 CPU that meets the following requirements.
*LAHF/SAHF support in long mode
*1.3GHz or faster core speed
Multiprocessor systems are supported.
When you install Player, the installer performs checks to make sure the host system has a supported processor.
You cannot install Player if the host system does not meet the processor requirements.

 ただ、バージョン4.xと5.xにおいては、「ハードウェア仮想化支援機能があれば、64bitのゲストOSを利用できる」旨の記述はあるものの、この機能が必須であるというニュアンスの記述は見当たりません。

 よって必須とされた3.xでも実際には使えたように「32bitゲストOSに限れば、4.x/5.xもハードウェア仮想化支援機能がなくても利用できる」という意味と捉えて差し支えないでしょう。

 ダウンロードページを見ると3.x/4.x/5.x/6.x何れにおいてもWindows用については、1種類、Linux用については、32bit用と64bit用があります。

*VMware Player for Windows 32-bit and 64-bit
*VMware Player for Linux 32-bit
*VMware Player for Linux 64-bit
...

 実体験においてWindows版では、実際の利用可不可とこの表記、更に仕様書から読み取れるニュアンスがマッチしなかったことから、当時、一般的な認識と違い、VMware社では、こう書いた場合、ホストOSではなく、ゲストOSのアーキテクチャを指すのかも!?と考えるしかないよね。。。と思っていました。

Fedora 20上のVMware Player 6.0.3
VMware Player 6.0.3
O S:Fedora 20
CPU:32bit Intel Core 2 1.80GHz
Intel VT-x 非対応
RAM:2GB
P C:HP Pavilion Slimline s3140jp

 Windows版、Linux版に関わらず、すっかり、そう思い込んでいた為、今回、諸事情でHDD換装、使用するメインOSをWindows VistaからFedora 20に代えた当初、失敗しつつも、昔のパッチをあてたってダメだよね。。。と思いつつもトライしてみたりと何度か3.1.6のインストールを試みることになったわけですが、まさかと思って最新版である6.0.3を試してみたら、ハードウェア仮想化支援機能のない32bit CPUマシンのFedoraに、あっさりとインストールすることができ、利用もできた驚きと喜びと安堵感に包まれた次第であり、メインOSをLinuxとしていなかったら、気づくことはなかったでしょう。

 尚、ややこしいことに3.1.6でもインストール後の起動はできないけど、インストール自体は問題なくできたように見えてしまうところが、より状況把握を難しくしてくれました。

 というわけで仕様書自体、割と曖昧なんですが、そのほか今回ざっと見比べただけでも、結構アラが目立ち、例えば、コピペの末の結果なのでしょうが、本来、「インストールメディアを使ってインストールする場合、CD-ROM(Playerのインストールメディア)をマウント」とすべきところを3.1.0の仕様書には、「ダウンロード済みファイルからインストールする場合、CD-...」と書いてあったりしてこれをミスだと気づかず、信じ込んでしまうとインストール用ファイルをダウンロードしたはずなのにCDも要るの!?そのCDってどこどこ?!なんて自体になり、本来不要なCDがない!と焦ってしまいかねない。。。など結構怪しいところがあったり。

 とはいえ、仕様書を現場のSEやPGが書く場合、プロジェクトの進捗上、余裕がないほど皺寄せがきて雑になりがちなもの、なぜって、ろくに休んでいない人やろくに眠っていない人、それをはるかに越えて本当にやばい状態なのに書かされていたり、自覚できずに進んで書いていたり、国際的なソフトウェアであれば、英文和訳にしても必ずしも英米語や日本語を母国語とする人が行うとも限らない。。。など致し方ないというケースも多いんですけどね。。。

 というわけでLinuxホストなら32ビットマシンでも最新版VMware Player Pro 6.0.3を利用できる。。。お、6.0.4もリリースされた。。。

 と思っていたら喜びも束の間。。。

 VMware Player Pro 7.0/VMware Workstation 11からは、Linuxホスト向けも64ビット版しか提供されなくなった模様。。。

(VMware Workstation 11 ホストシステムのプロセッサ要件)

 ゲストOSも多彩で一様に快適に利用できますし、VMware Tools対象OSでは、これを利用すれば、更に快適です。

 また、仮想マシンを作成しなくても既にOSやアプリケーションを予めインストール及び検査・済みの仮想アプライアンスと呼ばれるパッケージをインストールして即実行してみることもできます。

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