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VirtualBoxにTiny Core Linuxをインストール

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ゲストOSとしてLinuxをインストール【VirtualBox】

仮想マシンで動くOS

VirtualBoxにTiny Core Linuxをインストール

 仮想化ソフトウェアの1つVirtualBoxで作成した仮想マシンゲストOSには、様々なOSをインストールできますが、このページでは、Linuxディストリビューション(ディストロ)の中から任意に抽出し、当サイトにおいてVirtualBox上で検証したLinuxの内、Tiny Core Linuxのインストール及び起動について記します。

[仮想化ソフトウェア]

VirtualBox 4.2.12 r84980

[ホストOS]

Windows Vista Home Premium
SP2/Service Pack 2
x86/32ビット

[ホスト環境]

CPU:Intel Core2 4300@1.80GHz
CPU Architecture : x86/32bit
仮想化支援機能(Intel VT)なし
RAM:1GB

Screenshot/スクリーンショット

スクリーンショット一覧
Tiny Core Linux / Core
Tiny Core Linux 5.1 / Core
Tiny Core Linux
Tiny Core Linux 5.1 / TinyCore
Tiny Core Linux / CorePlus
Tiny Core Linux 5.1 / CorePlus

Tiny Core Linux

 今回は、Tiny Core Linux 4.5.2及び5.1(下記の各種iso)を使用させて頂きました。

  • Core-current.iso(5.1)
  • TinyCore-current.iso(5.1)
  • CorePlus-current.iso(5.1)
  • TinyCore-4.5.2-ja.iso
  • CorePlus-4.5.2-ja.iso

 Tiny Core Linuxは、Damn Small Linuxの主要開発者の1人が超軽量を目指し開発したLinuxディストリビューションです。

 Tiny Core Linuxは、Core、TinyCore、CorePlusの3タイプが配布されており、CoreはCUI、TinyCoreとCorePlusは、TinyCoreは最小限、CorePlusはソフトが充実したGUIがデフォルト、起動時に各種(7つの)デスクトップ環境やウィンドウマネージャ(デスクトップ背景画像は同じ)を選択できたり、無線通信環境やリマスタリングツールをオプションで選べたり、英語以外のキーボードも利用可能とするCorePlusは、通信環境がワイヤレスしかない場合や非英語キーボードを要するようなユーザーにお勧めとされています。

Tiny Core LinuxのLiveCDとインストール

 そのCorePlusは、初回起動時のブートメニューで[Boot Core with X/GUI (TinyCore) + Installation Extension]を選択、起動した画面下を見ると[Terminal]アイコンの右横にTinyCoreにはなかった[TC_Install]アイコンが、デスクトップ上を左クリックすることで表示されるショートカットメニューの[Application]メニュー内にも[TC_Install]メニューがあり、デスクトップ上でグラフィカルに仮想ハードディスクへのインストールができるようになっているのでインストールしてから再起動してブートメニューから好みのメニューを選んで起動するのが前提のようです。

 尚、フレーズは忘れましたが、インストールの完了は、思いの外早く...Complete...といった一文が、さり気なく表示されるだけなので、とっくに完了しているのに気付かないなんてこともあり得ます。

備考

 ちなみにTiny CoreやCorePlusのデスクトップ環境でVirtualBoxのマウス統合化機能をONにしてあるとマウスポインタが思うように動かないのでOFFにしておくとよいでしょう。

Tiny Core Linuxで必要なメモリ量

 VirtualBoxで作成した仮想マシン上では、Core(Tiny Core LinuxのCUI版)は、48MB以上、TinyCore(Tiny Core Linux最小GUI版)は、64MB以上、Tiny Core LinuxのフルスペックGUI版CorePlusは、メモリ128MB以上で起動します。

 尚、各種アプリケーションが必要とするメモリ量は考慮していません。

 また、特に指定がない限り、ここで示すRAM値は、各仮想化ソフトウェアでの仮想マシン作成時に指定した値であり、少なくとも一定以上のRAM値を指定した場合においては、そこから仮想化ソフトウェアが消費するメモリを差し引いた値が、ゲストOSで利用可能なRAM総容量として割り当てられているようです。

Tiny Core Linuxと日本語環境

 Tiny Core Linuxで日本語入力及び日本語表示したい場合には、[scim+anthy]が使えるisoファイルをhttp://sourceforge.jp/projects/tinycore-jp/から取得させて頂くと良いでしょう。

 (日本語版でない)オリジナルのTiny Core Linuxで日本語化する方法には、下記のような方法がありますが、この場合には、[scim]及び[anthy]の導入や利用可能にするのには一筋縄ではいかないので入力機能フレームワークと入力機能については省略、先の日本語版を利用することをお勧めします。

日本語キーボードjp106に設定したい場合
 Appsでkmaps.tczをインストール、[ /etc/sysconfig/tcedir/boot/extlinux/extlinux.conf ]の[APPEND]行にブートパラメータ[ kmap=qwerty/jp106 ]を追記し、再起動
日本語表示したい場合
  • Appsでfontを検索、インストール
  • よりお勧めは、Appsで何らかのブラウザを入手後、http://ipafont.ipa.go.jp等から日本語対応フォントであるipafontをインストール、そこにある手順で~/.fontsディレクトリに展開、[ fc-cache -fv ]としてキャッシュを更新
localeをja_JP.UTF-8にしたい場合
 bashなら[ ~/.profile ]に[ export LANG=ja_JP.UTF-8 ]を追記
CorePlus 5.1日本語表示
CorePlus 5.1日本語表示
CorePlus 5.1起動メッセージ例
CorePlus 5.1起動メッセージ例

 日付時刻を日本時間にしたい場合には、起動後に[Control Panel]の[Date/Time]で設定、文字コードは、[~/.profile]などで日本語表記用に[ export LANG=ja_JP.UTF-8 ]などとし(、たぶん[Exit]時に[Backup]とする必要あり)ます。

 尚、この設定を行わずに下記の日本語キーボード対応の要領で当該ブートメニューに[noutc]、[tz=JST-9]や[lang=ja_JP.UTF-8]などと指定しておくとサンプル画像の起動メニューにあるように、まるで起動後、反映されるかに見えますが、日付時刻は9時間ずれたままですし、文字コードについても気がつかなかっただけかもしれませんが、これに意味があったという実感はなく、先の通り起動後に設定、再起動して有効になっていることを確認しました。

Tiny Core Linuxとアプリケーション

 Tiny Core Linuxは、メモリにロードさせてアプリケーションを実行するようなのでアプリケーションを追加する場合は、起動時に読み込まれるonBootには起動直前までに必要なもの、そうでないものは、(メニュー選択後に読み込まれる)onDemandに入れると良いでしょう。

 リマスタリングツールは、グラフィカル環境で簡単にTiny Core Linuxのカスタマイズ版を作成できるのでオリジナルレスキューメディアなどを手軽に作成したい場合などには重宝するでしょう。

 ちなみにファイルマネージャが必要な場合には、[xfe]などがあります。

Tiny Core Linuxのパッケージマネージャ

 Tiny Core Linuxのパッケージマネージャは、GUI用がappbrowser、CUI/CLI用がtceです。

Tiny Core Linuxのデフォルトlogin shell

 Tiny Core Linuxのデフォルトのログインシェルは、/bin/sh(busybox sh)です。

 BusyBoxとは、UNIX系のcoreutilsに含まれるコマンド群の全てまたは任意に選択した一部のコマンドをbusyboxというコマンドに(シンボリックリンクをはり)集約、実質1つのコマンドとする仕組みで、より軽量化する為に各コマンドオプションの取捨選択をも可能とする軽量化に特化したコマンド及び技術であり、Tiny Core Linuxの他、Damn Small LinuxやPuppy Linuxでも利用されています。

リンク

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