仮想化ソフトウェアの1つVirtualBoxで作成した仮想マシンのゲストOSには、様々なOSをインストールできますが、このページでは、Linuxディストリビューション(ディストロ)の中から任意に抽出し、当サイトにおいてVirtualBox上で検証したLinuxの内、Tacky Optimizing Puppy Linuxのインストール及び起動について記します。
今回は、Tacky Optimizing Puppy 4.2.1(TOP-unlimited-4.2.1.iso)を使用させて頂きました。
Tacky Optimizing Puppy Linux、略称TOP Linux(というより、元々TOP Linuxとするつもりで後付けとしてTacky Optimizing Puppy Linuxとしたらしい)は、国際化の上で特に開発途上国でも開発・利用できるように考慮されたPuppy Linuxベースのディストリビューションです。
VirtualBoxで作成した仮想マシン上では、TOP Linuxは、メモリ128MBでも心なしか、もっさり感はあるにしても実用的に作動はしますが、起動時間においても違和感なく利用するには、192MB~256MBはあった方がよいでしょう。
尚、各種アプリケーションが必要とするメモリ量は考慮していません。
また、特に指定がない限り、ここで示すRAM値は、各仮想化ソフトウェアでの仮想マシン作成時に指定した値であり、少なくとも一定以上のRAM値を指定した場合においては、そこから仮想化ソフトウェアが消費するメモリを差し引いた値が、ゲストOSで利用可能なRAM総容量として割り当てられているようです。
TOP Linuxのパッケージマネージャは、PETです。
依存関係に注意する必要はあるようですが、PETからDebianインストールパッケージをインストールすることも出来る模様。
TOP Linuxのデフォルトのログインシェルは、bashです。
TOP LinuxのLiveCDを起動し、メニューから簡単にハードディスクにインストールすることができるようになっています。
TOP LinuxのISOディスクイメージには、いくつか種類がありますが、今回は、最軽量版ではなく、機能の充実したUnlimited版を選択、LiveCDやインストール後に初回起動時には、マウス設定、キーボード設定、Xサーバ(Xorg/Xvesa)選択を求められた後、文字コードen_US(英語)で起動しますが、次のように設定すれば、すぐに日本語表示及び日本語入力可能になります。
尚、同じくPuppy系でLucid Puppy Linuxベースの日本語版Lupu-528JPなどもあります。