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Fedora 21からFedora 22にアップグレード

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Fedora 21からFedora 22にアップグレード

Fedora 21からFedora 22にアップグレード

 Fedora 22リリースの翌日(2015/05/29)、早速、自身2度めのFedoraのアップグレードをしてみることにしました。

2015/05/29

 結論から言うと原因の特定には至っていないものの、少なくとも当サイト検証においてFedora 22にアップグレード後、Xfce以外のデスクトップ環境KDE/GNOME/Cinnamon/MATE/LXDEは、実用に耐えない不具合(後述)がありました。

2015/06/09

 10日ほど経過し、改めて起動してみると、なんと、あれから一切やり直しもアップグレードもアップデートもしていないにも関わらず、Fedora 22へのアップグレード直後あった後述のディスプレイが乱れてマシン再起動を余儀なくされるというエラーは再現されず、何事もなく、スムースに利用できています。。。一体なんだったんだろう?

 思い返せば、Fedora 20 KDE Spinのインストール直後も当初動作が重かったのに後に何事もなく快適になったことがありましたが、もしかしてFedoraはマシン環境に馴染むまで時間が必要とかいう微笑ましいユニークな性質でもあるのでしょうか???

2015/06/10

 再発。。。(ただ、以前よりは少しはマシになっている気はする。)

 カーネルをアップグレードすれば機嫌直るかも?と思い、dnf updateするもリポジトリにとあるファイルがないといった旨のエラーで停止。

 dnf clean allでキャッシュをクリアして再度、dnf updateすると今度は完了、Fedora的にはカーネルも同じ4.0.4でも301や303と微妙にアップグレードされた模様。

 っていうか、アップグレード891件って。。。

 というわけで経過観察。

2015/06/16

 あれからFedoraを起動してもFedora 22/Linux kernel 4.0.4でも唯一症状の出ないXfce4やFedora 21/Linux kernel 3.19.7で常用しているMATEを使ったりと症状が改善されたか否かは未確認ですが、fedoramagagineに解決策らしき投稿が。

 Linuxカーネル4と一部のIntel製グラフィックドライバとの組み合わせによっては、こうした現象が起こるとのこと。

 当サイト検証マシンのCPUは、Intel Core 2、グラフィック系もかなり古いものでしょう。

 ただ、同じマシンの同じFedora 22、Linuxカーネル4.0.4でもXfce4では、1度も同症状に見舞われたことがない為、本当に原因がそこにあるのかについては疑問が。。。

 そうは言っても、また、再現したら、リンク先の対策(dnf update後、リポジトリupdates-testingのkernel 4.0.5にアップデート、もしくは、同じくそこにある、もう1つの応急処置)を試してみてもいいかなとは思っています。

 やはり、Xfce4を除く、Cinnamon/MATE/KDE/GNOME/LXDEで再発したので先の対策を講じてみることに。

$ sudo dnf update

 とあるファイルで全てのリポジトリ見てみたけどないよエラー。。。dnf clean allすれば済むが、22にしてから当たり前のように出るようになった。

$ sudo dnf clean all

$ sudo dnf update kernel --enablerepo=updates-testing

 Linuxカーネル4.0.4-303から4.0.5-300にアップデート。

 マシンを再起動して経過観察。

2015/06/19

 経過良好、Xfce4だけ影響がなかったのが不思議ですが、先の対策により、Cinnamon/MATE/KDE/GNOME/LXDEででも問題は解消した模様。

 前回同様、fedup(Fedora Upgrade)コマンドを使います。

 2度めだし、前回のfedupでFedora 20から21へアップグレード同様の指定でfedupしてみようとも思ったのですが、Fedora KDE SpinでFirefoxを起動するとデフォルトでFedora用のタブが起動し、そこに表示されるFedora関係の記事の内、Fedora 22へのアップグレードというのがあり、せっかくなので参照してみることに。

$ sudo dnf update
$ sudo fedup --network 22
$ sudo reboot

 すると、いつの間にか、yumの次世代バージョンdnfが既に入っていたこと、事前にdnf updateした方がよさそうなこと、fedup自体は、バージョンさえ指定すればよく、シンプルな指定で良い模様です。

 本当は、リリース当日やるつもりのアップグレードを見越して前日にyum updateはしておいたんですが、すっかり忘れていてリリース翌日にdnf updateしてみると結構対象がありました。

 前回は、いくつかオプションも指定しましたが、リンク先のFedora Magagineにあるように--networkオプションのみ指定して実行してみました。

 一度、なんらかのソフトウェアがどこのリポジトリにもなかった旨のエラーで停止しましたが、後で再度やってみたら、何事もなく開始しました。

 アップグレード前半に要した時間は、前回とほぼ同様、1時間40分程度、アップグレード前のトランザクションテストでvlc-coreとperl-PlRPCの依存関係が壊れてるからアップデート後ちょっとおかしくなるかもよ?といった旨のメッセージが表示されましたが、これは、何れもrpmfusionから取得したものだったようでFedora 22用のrpmfusionリポジトリが、まだ存在しないことが原因なので、しばらく待ってFedora 22用のrpmfusionリポジトリが公開されれば解消されるはずです。

 尚、アップグレード準備の最後にはGPGキーは生成された模様です。

 アップグレードの準備作業完了を確認、マシンを再起動。

 再起動するとGRUBメニューの一番上にfedupメニューがあるのでこれを選択。

 前回は、Fedoraが普通に起動し、後半のアップグレード作業中に傍らで作業もできた気がしますが、今回は、背景が黒、中央にFedoraのトレードマークのアイコンが点滅、プログレスバーで進捗が示され、終わるまで待つというスタイルになっていました。(そもそもこれが妥当でしょう。)

 アップグレード後半に要したの時間も前回とほぼ同様、1時間40分程度。

 自動的に再起動、GRUBメニューの一番上にLinuxカーネル4 (Twenty Two)メニュー、2番めに同じくLinuxカーネル4の(Twenty One)、更に直近2つくらいのカーネル用メニューが表示されます。

Fedora 22の大きく見える変更点

 今回、大きな変化に見える部分は、yumがdnfに移行したこと、Linuxカーネルのバージョンが4になったことかと思いますが、前者は、yumとほぼ同じサブコマンドと操作性なのでそれほどでもないでしょうし、Linuxカーネルも投票の結果を尊重して4になっただけでリーナス=トーバルズ氏も別に3.xで良かったんじゃないかというような発言があったとかなかったとか言われていますし、何れも実際には、それほど大きな変更ではないと考えてよさそうです。

 2015/06/19時点、fedoramagagineの解決策で解消したものの、その間、次のような現象がありました。

Fedora 22アップグレード後のバグ・不具合

 アップグレードにおける影響ですが、ざっと見たところ、いくつかあり、原因が特定できないのでなんですが、今回のアップグレードは、しばらく様子を見た方がよいかもしれません。

 まず、だいぶ困るのが、

  • Xfceを除く、KDE/GNOME/LXDE/MATE/Cinnamonにおいて、しばらくすると何かの拍子に一瞬マウスがフリーズ、モニタが真っ黒になり、マウス復帰後もモニタの一部、時には、全面に横縞が入り作業どころではないものの、無理矢理使うなら他のソフトウェアと前面・背面を切り替えたり、ソフトウェアの再起動で一時的になんとかなることもあるが、マシンを再起動せざるを得なくなるというケースが頻発
  • 上記に起因するのか、Xfceを除く、KDE/GNOME/LXDE/MATE/Cinnamonでは、ソフトウェア使用時の動作にもっさり感がある気がする(これは、単にマウスホイールの感度の問題だった模様)

 Fedoraのアップグレード前には、遭遇したことはなく、Xfce4では再現しないものの、モニタの故障かとも思いましたが、マルチブートしているNetBSDでは、KDE4/GNOME2/Xfce4/(非公式の)LXDEを切り替えながら使っており、今のところ、こうした状況は起きません。

 状況としては、この記事を編集中に頻発、Pluma、geditとFirefox、各デスクトップ環境のそれぞれのファイルマネージャ(Dolphin/Nemo/Caja/PCManFM)、Filezillaなどを起動した状態で先の状況に見まわれたので、Xfce4でも同様にThunar、Firefox、Plumaやgedit、Filezillaを起動して、しばらく作業してみましたが、何事もなく、Xfceは、やはり、順調。

 念の為、Gpartedが入ったUSBメモリから当該パーティションの修復([パーティション(P)]メニューを選択、もしくは当該パーティションを選択した状態で右クリック > [チェック(C)])を試みましたが、相変わらずということは、パーティションの破損ではなかった模様。

 GRUBメニューにあったLinuxカーネル4のFedora 21(Twenty One)、22(Twenty Two)共に同じ。

 そこでLinuxカーネル3.19.7を起動してみると同様にデスクトップ環境含め、ソフトウェアは軒並みアップデートされているものの、上記不具合に関しては、再現しません。

 ということになると、なぜ、Xfceのみ影響がないのか含め、原因は不明ですが、上記症状に関しては、以下の可能性が考えられそうです。

  • トランザクションテストでひっかかったperl-PlRPCに起因する可能性
  • アップグレード時、--nogpgcheckオプションを指定しなかったことに起因する可能性
  • アップグレード時、--productオプションを指定しなかったことに起因する可能性
  • 元がSpinプロダクト(Fedora 20 KDE Spin -> fedup -> Fedora 21)だったこととFedora 22に起因する可能性
  • Linuxカーネル4(4.0.4)に起因する可能性

 ただ、Linuxカーネル4に起因するとすれば、使用に際し、致命的な症状なのでアルファリリースやベータリリース時に解消されているはず。。。とするとそれ以外ということで、やり直してみればよいのか・・・?

ソフトウェアのバグ・不具合

 KDEを常用していたわけでもない為、特に困るというほどでもないものの、もともとFedora 20のKDE Spinをインストールした当該マシンにおいてKDEで次のようなバグらしきものがありました。

  • KDEでデスクトップに作成、各種ソフトウェアを配置してあったパネルがなくなっている
  • kde-l10n-jaパッケージも入っているものの、KDE設定パネルで言語を変更後も日本語表示が不完全
  • kdmで素直に日本語表示ができなくなった
  • kdm内のKDE4メニューが[KDE Plasma]から[Plasma]に変更になった
    (.desktopファイルを見ると言語によって"KDE"も含まれたり、含まれなかったり、よく見ると[ja]行はない模様)
  • KDEのメニューにおいてコマンドを指定して実行すれば可能もデフォルト表示されているメニューが不足しているように見受けられる
  • KDEのメニューにおいてコマンドを指定して実行で入力し始めると候補が表示されるが、コマンドだけではなく、ドットファイルも含め、ローカルのテキストファイルなども出てくる(仕様変更?それとも前からだっけ?)

ソフトウェアのアップデート前後の変化など

 また、

  • GTK関連のデフォルトのテーマが変更になった模様(例えばFirefoxではサイトで指定されていない背景色のデフォルトが、白からグレーになった模様も全くうれしくないというか迷惑だが、HTMLの仕様変更?これにより当サイトでは背景色を明示的に指定しました。)
  • いくつかのデスクトップ環境で背景画像が以前と変わった(デフォルトのデザインが変わった?)

 ソフトウェアとして改善されたのは、

  • FileZillaが3.10.3にアップデートされ、GNOME以外のデスクトップ環境で正常に機能しなかった3.9.0.6のようなことはない模様

 一方、ちょっと変なのは、

  • FileZilla 3.10.3では、[状態:]の表示が自動スクロールされないことがある(手動はOK)
  • 同じく接続時に[ローカルサイト:]の表示が自動スクロールされない模様(手動はOK)

 相変わらずで微笑ましいのは、

  • ソフトウェア管理Apperの機能が不完全(検索はできるが、起動画面のグループをクリックしても表示できずエラーとなる・アップデートできない等)

 尚、VirtualBoxやVMware PlayerにおいてLinuxカーネルの影響があるかも?と思ってそれぞれいくつかゲストOSを起動してみましたが、影響なさそうです。

 残念ながら当サイト検証環境(HP Pavilion Slimline CPU:Intel Core 2 1.80GHz、RAM:2GB)において2015/05/29時点でFedora 21から22にアップグレードしたケースにおいては、前述の通り、少し作業しているとモニタ表示が乱れるので現時点では、使い物になりません。

 とりあえずFedoraを使う際は、(3.19.5もあるも、)まだ残っているLinuxカーネル3.19.7を起動しています。

 前述の通り、当初あったエラーは、なぜかなくなったので先に挙げた一部のソフトウェアの些細な変化は別としてFedora 22でKDE/GNOME/GNOME Classic/Cinnamon/MATE/Xfce/LXDE...何れのデスクトップ環境においても快適に利用できています。

 ただ、たまたま、また1つ気づいてしまったのですが、これが解消した後も、何れも最大化しなければよく、たいした問題でもないものの、Google ChromeでGyao!視聴時に「画面を最大化すると」当初あったような画面が乱れる(全面に渡って横に縞模様が走る)状況が、同じくGoogle ChromeでYouTubeの動画を視聴する際、「画面を最大化すると」音声は、まずまず、動画は静止画が超ゆっくり切り替わるような動きとなってしまう現象が。(何れもサイズを戻せば済み、マシンを再起動するまでには至らない。)

 一方、ことLinuxにおいてGyao!については、もはや確認できないものの、YouTubeについては、Firefoxでは、最大化しても何の問題もありません。

 ちなみにモニタの解像度は、1440x900。

 そもそそも当初あったFedora 22/21+Linuxカーネルの状況は、Fedora 20/21+Linuxカーネル3.xやマルチブートしているNetBSDのデスクトップ環境では再現しないのでグラフィックボードやモニタなどハードウェアに起因する可能性は極めて低いと考えてよいでしょうから、ソフトウェア面における入出力(I/O)とか、解像度、リフレッシュレートの実際の設定値?しかし、ブラウザによってのみ異なるとなると。。。もしかしてChromeだけの問題?それも内蔵のFlash Player?(参照)、以前はブラウザだけの問題ではなかったわけだから、やはり、前者?

 Fedoraのことだから、また、日をおけば、馴染んで直ってるかも???

 と思ったらブラウザだけでなくXfce4を除くデスクトップ環境で再発。

 前述の通り、2015/06/19に確認したところ、fedoramagagineの解決策で解消、Linuxカーネル4を採用したFedora 22の各種デスクトップ環境において何れも快適に利用できるようになりました。

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