気の向くままに辿るIT/ICT/IoT
PC

古いPCの活用例/古いパソコンの再利用

ホーム前へ次へ
古いパソコンの活用法は?

古いPCの活用例/古いパソコンの再利用

古いPCの活用例

 さてOSを入れ替えたとしてもCPUやRAMがそのままであれば、万能というわけにはいかず、利用シーンも限られがちですが、活用の幅は、結構広い。

 具体的には、どのような使い方ができるでしょうか。

 業務や開発用、ちょっと詳しい人なら家庭用にも。。。

 家庭や個人でなら。。。

 これら専用、場合によっては、兼用もできるでしょう。

 使い道を決め、セッティングできたら、自分で使うもよし、

するのも良いでしょう。

 尚、NASサーバについては、無線LANルーターなどにも簡易NAS機能が付属するケースもありますが、サポート継続中のWindowsのみの環境以外では、利用可能か否か含め、いくつか注意点があります。

 まず、背景としてWindowsは、他のOSのファイルシステムを読めず(読む気がなく)、他のOSは、FAT32なら読み書き対応済みなので、Windowsの他にLinux/BSD/PC-UNIX/Mac OS XといったOSが混在する場合は、FAT32にせざるを得ません。(NTFSの読み書き対応も一定程度進んでいますが、書き込み精度は万全ではありません)。

 FAT32の場合、まず、DVD1枚(4.7GB)にも満たない1ファイル4GB未満(実質、3.数GB)までしか認識できないという容量上の壁があります。

 また、Windows 98やWindows MEの起動ディスク作成時にあるフォーマットに使うfdisk.exeなら可ですが、Windows XP含む以降のマシンしかない場合、NTFSはもちろん、FAT32でも既にフォーマット済みの32GB以上の領域を認識することは可能である一方、付属するfdisk.exeでは、32GBより大きいサイズのボリュームをFAT32としてフォーマットができませんから、外付けハードディスクを使いたい場合に困るといった状況が想定されます。

 それが困る場合、また、サポート期限切れのOSでは、LAN上に接続するのは、危険なので論外、となれば、ルーターの簡易NAS機能を利用する方法は諦めざるを得ませんが、古いPC含め、Linux/BSD/PC-UNIX機があるなら、そのマシンにOS混在環境に対応可能でファイルシステムやサイズの壁を意識する必要のないネットワークを介した共有スペースを確保できるSambaというオープンソースのソフトウェアを導入することができます。

 さて、ここまで見通しが立ったら、迷う必要はないでしょう、次はOSの選択です。

 程度の差もありますが、古いPCにも入れられるものと言うと結構絞られてはきますが、それでも選択肢が1つというケースは稀でしょう。

INDEX

ホーム前へ次へ