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LPRng/Line PRinter next generation

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LPRng/Line PRinter next generation

いろいろなOSでプリンタを使う

LPRng/Line PRinter next generation

【LPRng/lpd】
lpr/line printer
lpd/line printer spooler daemon
lpc/line printer controller
lpq/line printer queue
lpstat/line printer status
lprm/line printer remover
lptest/line printer test

【LPRng用GUIフロントエンド】
LPRngTools
【LPRngの主な構成ファイル】
/etc/printcap
/etc/lpd.conf
/etc/lpd.perm

【LPRngの主なフィルタ】
階段現象用自前フィルタ
ifhp(HP製階段現象用フィルタ)
apsfilter(マジックフィルタ)

 LPRng/LPR next generationは、BSD lpr/lpdの次世代バージョンという位置づけで登場しました。

 前述の通り、lpr/lpd/lpc/lpstat/lprm/lptestなど伝統的なlpr/lpdで使用していたコマンド(名)を採用する一方、lpr/lpdについては、同名ながら別物となっています。

 また、伝統的なlpr/lpdの/etc/printcapの文法を説明するかのようにドキュメントが整備されつつ、使用可能な指定子や識別子、複数行に記述する際の文法を緩くする([\]バックスラッシュ・一部では円マークをなくても可とする)などの変更、さらに全体設定、ユーザーごとなど細かくprintcap設定を行うことができるようにもなりました。

 一方、LPRngでは、LPRngToolsというグラフィカルなフロントエンドを利用でき(るディストリビューションもあり)、if(input filter)のほか、of(output filter)の指定ができたり、暗号化の仕組みを取り入れるなどセキュリティ面でも機能を拡張、Hewllet Packard社の作成した階段現象対策テキストフィルタifhpやPostscript対応フィルタもありますが、このあたりは、テキストフィルタは自前スクリプト、マジックフィルタについては、magicfilterやapsfilterを使うこともでき、伝統的なlpr/lpdシステムを踏襲しつつ、大幅な拡張も図られていますが、裏を返せば、複雑になっています。

 また、LPRngは、System V系lp/lpdシステムをエミュレートできるようになっており、これらUNIXユーザーへの配慮もなされています。

 ただ、LPRngに移行する流れはありつつも、ドライバサポートが充実していたわけではなかった為、対応プリンタが激増したわけでもなく、さらなる画期的な印刷システムが待ち望まれていたところに、ほどなくして登場、印刷機能をモジュール化し、プリンタドライバ(代替)の作成を容易にするとともにWEBインタフェース、GUIフロントエンド、CLI/CUI操作を可能としたCUPSは、対応プリンタが増えるのに伴い、瞬く間に普及していきました。

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